中古車を買って、装着されているTOYOTA純正ナビの地図データを新しいものに更新したい。
そう思ってヤフオクやメルカリで中古の地図データSDカードを購入。
その地図データSDカードをナビに挿入すると
他の車で使っていたSDカードです一部機能が制限されます
とエラー的な表示が出ます。
以下、トヨタ純正ナビのNSZT-W64とプリウス30系での作業例ですが
他のトヨタ純正ナビでも同様の手順で進められる場合があるみたいなので
中古の地図SDカード差し込んでBluetooth繋がらないといなどの一分機能制限が出た方は参考にしていただければと思います（ただし自己責任でお願いしますね）。
（86純正ナビも同じモデルです）
新しい地図データのSDカード挿入方法
新しいSDカードを入れます
ナビの画面とチルトします。
※NSZT-W64での例
チルトするとDISC、地図SD、Audio SDの選択が出ます
ここでは地図SDをを選びタッチします
ナビ画面が90度オープンし
地図SD差込口が出てきます。
この刺さっているSD差込口カードは指で押し込むと
バネの力で飛び出てきます。
古い地図SDカードを取り出し
新しい地図SDを差し込んだらCLOSEをタッチしてナビ画面と閉じます。（チルト戻す）
ここで車のイグニッションをオフにします。
※この車はプリウス30系（ZVW30）
一旦エンジンOFF（イグニッションオフ）にして
再度イグニッションONします（エンジンONでもいい）
ここでエラー表示
エンジン始動しナビも始動すると
他のお車で使用されている地図SDをが挿入されました
一部機能が使用できません
とエラー表示されます。
続いて
ポータブル機が接続されていません
と表示されます。
これはBluetooth接続の端末が接続できなくなるセキュリティ機能です。
ナビが盗まれたりした場合に電話帳のデータなどを守るためなのかも知れない。
続いてこの警告メッセージが出ます。
新しい車にのせかえると正しく動作しない機能があります。
販売店で設定している項目を初期化し再起動します
初期化後は設定をやり直してください
ここでOKをタッチして進めます
すると
新しいソフトウェアをインストール中です
更新に7分ほどかかります
と表示されます。
そのまま待っていると
プログラム読込中
電源を切らないでください
と画面遷移しSDカードを読込中になります。
これで地図SDカードは新しいものに更新されました。
しかしBluetooth機器が接続できない状態になっています。
一分機能が使えないと警告メッセージが出ていたのはBluetooth機能のようです。
Bluetooth機器が接続できない状態を解除するためにダイアグ
サービスモードを起動します。
トヨタ純正ナビのサービスモード起動方法
サービスモードは
- ナビの現在地ボタンを押したまま
- 車のヘッドライトスイッチでスモールランプへ3回オンオフを繰り返す
これでピピッ♪と音を立て以下の画面に遷移します
ダイアグQuickSetupの画面
ダイアグQuick Setup画面で
地図SDとカードの紐付けを行います。
まずは
サービス情報をタッチ
次の画面があるので
画面右上の
次へをタッチ
サービス情報（2/2）の画面
この画面にSDと再紐付けがあるので
SD再紐付けをタッチ
ここでナビの画面が勝手に開いてチルトしますが
地図SDに保存されて言うバックアップデータの再紐付けを行いますか。
再紐付け中はACC OFFしないでください。
と表示されるので
はい
をタッチ
新しい地図SDカードの紐付けが開始されました
ACC OFFしないでください。
※ACC ＝ アクセサリー電源 （エンジン（イグニッション）を切らないでという意味合いです）
紐付け作業は勝手に進行するのでしばらく待ちます
地図SDの再紐付けが完了しました。
ここでエンジンOFF（イグニッションOFF）します。
エンジン始動し
ナビが始動すると
新しいカードを差し込んだのと同じ状態になります。
そして
もともとナビに接続していたBluetooth端末（iPhoneやスマホなど）が勝手に繋がります。
ナビによってはここでセキュリティ設置を行います
もともと自分で設定していたセキュリティコード（パスワード）を入力すると
いつものナビ状態になります。
地図は更新され
Bluetoothもつながる最新の状態になります。
