走りがいいミニバンと聞いて真っ先に思い浮かべるのがオデッセイ
その中でもアブソルートといえば固めに締め上げたサスペンションと適度な扁平タイヤで良い走りをすると評論家のコメントを見るたびにワクワクしていた。
自分もRA6オデッセイのアブソルートに数年乗っていたのでなんとなくRBの低重心かつハイパワー化の恩恵はRAの2300ccアブソよりもすごいんだろうなーと思ってた。
ミニバンで峠を攻める
RA6オデッセイで一度だけいつもの山坂道を走ったことがある。
攻めたといえば攻めたのかもしれないけど、その直前に乗ってたマイカーがGC8インプレッサTypeRだったこともあり、あまりの動力性能の差もあってオデッセイに乗って山坂道へ遊びに行くことはその後二度となかった。
オデッセイはミニバンだしちまちま曲がりくねった坂道を走るのは不向き、でも高速道路ややや巡航速度の高いカーブが続く道では心地よいハンドリングを感じ取れる素晴らしい車だった。
今でも今まで所有した車で一番気に入ってるのがRA6オデッセイだ。
で、あれから10年
中古でやっとこ手に入れたRBオデッセイ
別にミニバンでスポーツ走行なんかするつもりは無いけど、どうしてもいつもの山坂道を走ってみたかったので来てみた。
そして、、
いつものコースの一部下り坂が続くワインディングでタイム計測すると軽ターボで出るタイムより数秒速くゴールに到着する。
特にシャカリキに攻めるわけでもなく、不安なく減速し曲がりきる感じの運転でのタイム。
Keiワークスで2分04秒くらいで気持よく駆け抜けるところをオデッセイアブソルートでは1分57秒で駆け抜けていた。
無理なツッコミとか片側車線をはみ出すことも一切ない条件で。
インプレッサでは同じコースを1分34秒で駆け抜けたことがある。
気持よく走って1分40秒台といったところ。
直近に乗った車と体感的に比較してみると比較対象は軽自動車になるので、自分の場合軽ターボよりもRBオデッセイの動力性能は明らかに上回ってると感じた。
ただし、好き好んでワインディングを楽しみに来るような性格の車ではないと感じてる。
軽自動車が5000回転オーバーまで引っ張って登るような坂道でも上り坂は普通にエンジン唸らせずに登れる。そこから平坦な路面や下り坂に入っても不安なく加速し、減速も出来てそこそこ曲がる。
峠でも楽しもうと思えば楽しめる車だと聞いてたけどそれは確かにそうだと感じた。
軽ターボより速いと断言してるわけではなく、その車体の車軸重量や剛性とか質感とかいろんなものが混ざり合って感じる感覚で「速い!」と感じるわけです。
2分ほど走ってサーキットとかならタイヤは溶け出してズルズルむけた感じになるだろうけど、山道なんでそんなにハードに走ったわけではないです。
タイヤも綺麗なままデカイわりに軽快な走りをするオデッセイとダンロップLM704
3列シートで7人乗りなのにコーナリング速い車といえばウイッシュとかストリームとかプレマシーとか、、。
なんかミニバンと呼ぶよりスポーティーワゴンの3列シートモデルというほうがよさげな車がけっこうある。
なんというか、、
中古で10年遅れの車体ばかり追ってるけど、
新しい車になればなるほど走行性能高いなあと感じる今日このごろです。
数年後の7人乗りワゴンはみんなすごい走行性能になるんだろうね。。