冬になるとスタッドレスタイヤに交換するのでクロスレンチは必要でした。
さらにサーキット行くようになって、
個人的によく使う工具のひとつであるクロスレンチ。
10年以上前に買った量販店によく売ってる安いクロスレンチを使ってたんだけど、上級者さんみたいにクルクル回せないからホイール交換時のナット外しでとっても時間がかかってました。
そこで電動インパクトレンチ(1/2ソケット)を持ち込もうと思ったけどけっこう重たいし電動は電動でナット外しはいいけど締め込むのにいちいちレンチと持ち替えしなければいけないなど面倒くさい。
持ち運びもしやすい軽い工具でかさばらず作業が速くなるいいアイテムないかな、、と探してたらありました。
山下工業研究所(Ko-ken) のフリーターンクロスレンチ
コーケン1/2(12.7mm)SQ. フリーターンクロスレンチ 4711Xという商品です。
使ってみたところを動画にしてみました。
いやぁ、便利。
ステキ、
手触り最高♪
実際に使ってみると
考えられた工具ってスゲーな!
と感動しました。
適度な重さ加減で腕力の無い自分でも回転軸がブレません。
めちゃいい。
コーケン最高。
あまりにも感動したのでべた褒めレビューしときます。
フリーターンクロスレンチ4711xをべた褒めします
まずはこの質感がいいです。
Kokenのロゴと製品番号4711x
フリーターンクロスレンチです。
MADE IN JAPANのコーケン
有名な日本の工具メーカーありますけど、実はメイドイン台湾とかチャイナとか混ざってるんでKTCの一部の工具なんかは国産だと思って買うとちょっとショックをうけることがありますが、コーケンさんはメイドインジャパン。
この時代にあって国産なのです。
Ko-kenはヨーロッパでは大人気のブランドだそうです。
ちょっとだけコーケンの凄さを引用しときます。
山下工業研究所の製品は、工具に詳しい者の間ではよく知られており、「コーケン信者」と呼ばれるほどの熱烈なユーザも存在する。しかし、同社の製品は、ホームセンターのような小売店の店頭にはほとんど並ばないため、一般の消費者の目に触れる機会は少ない。したがって、日本国内における知名度では、マイナーな部類に入るメーカーである。
一方、ヨーロッパにおいては、極めて高い評価を集めている。国によっては、スナップオンと並ぶ高級工具メーカーとして扱われているほどである。そのため、一時は同社の製品の偽物やコピー商品が出回る事態となった。フォーミュラ1の日本グランプリが開催されると、海外チームのメカニックが買い漁ったといわれるほどの人気を誇る。引用元:Wikipedia
なるほど、そりゃ品質高いわけだ。。
マニアックですね。。
さて、このフリーターンクロスレンチですが、2本の棒を組み合わせて十字にして使うのですが、これまたよく考えられている。
使い勝手のレビューです。
回転ハンドルが楕円なので使いやす過ぎる
これが、
グルン!
と回すほうの横棒、突っ込む棒には
真ん中、左右にポッチが(凹み)あります。
この中央と左右の凹みが軸棒の中にあるストッパーに噛み合わさって固定できる仕組みです。
ハンドルの棒は楕円になってます。
なんで楕円なんだろう?
真円の棒のほうが力入りやすそう、、
そう思ったのですが
使っててよくわかりました。
真円の棒だと使用者がしっかりとストッパーに合わせて軸棒に差し込まないとポッチの位置が合いにくくなるはず。
なので楕円にして上下2箇所にポッチ穴つけてげれば誰でもサクッと中心に合わせられる。
そういう意図があるんじゃないでしょうか。
楕円なので握ってる棒が回って力が抜けない。締め付ける際にテコのほうが回っちゃうと力が抜けるから楕円で正解な感じ。
あと、横向き(回転方向)への楕円なので強度アップの意味が強いんでしょうね。
差し込む際にちょっと慣れが必要ですがこのポッチのおかげでクロス(十字)で使いやすいです。
クロスにして
クルクル回して
ナット外しがとてもスピーディー。
ナットを締める際も
クルクルとスピーディー力強く作業ができます。
クルクル回して締め込んだら最後は横棒を片方に伸ばして(30センチほどの長さ)ガッツリ力を入れ込めます。
これで増し締めもOK.
(トルク加減を覚えるまではトルクレンチ使いましょう)
タイヤ交換以外でも大活躍の予感
1/2ソケット(12.7SQ)なので手持ちのソケットがあれば様々な大トルクが必要なシーンで活躍できます。
自分は1/2から3/8インチ変換アダプター使って手持ちの3/8ソケットを使ってます。
ホイール交換には17mmのソケットを使ってます。
ナットはこれまたコーケンのナットグリップソケット。
このフリーターンクロスレンチが
あまりにも感動的な質感と使い勝手だったので
一発でコーケン様の大ファンになってしまいました。
100%日本製のコーケンソケットMADE IN JAPAN。
早速コーケンのブレーカーバー、ラチェットハンドルセットと共に評判のいいこのナットグリップソケットを入手。
ホイールナットも軽く掴んでくれるので大事なホイールナットを落とさずに済みます。
強度も全く問題ないでしょう。
だって、世界のコーケン製だから。
タイヤ交換作業が素早く終わります。
作業が終われば棒を分割して
ソケットつけたまんま荷室へポンと収納です。
素晴らしいレンチです。
クロスレンチって、ちょっとしたブレーカーバーよりも力入ったりするのでドレンボルト外すときも使えます。
溶接モノのレンチとちがって切削した鍛造ものらしので強度も抜群。
めちゃいですよこのレンチ。
やっぱりラチェットハンドルやソケットをメインで開発する会社なのでその便利さと品質は随所に光りますね。
ローレット加工のグリップが大好き
これはコーケン3/8(9.5sq)のブレーカーバーですが、これもローレット加工のハンドル。今回のフリーターンクロスレンチもローレット加工。
手触りがすごく好きです。
個人的にハンドルはローレット加工のものが大好きなので新しく買ったKo-ken Zealのラチェットハンドルなんかもローレット加工のもの出して欲しいなと思った。。