【道の駅で車中泊は基本的に禁止?】許可された睡眠と宿泊する際のマナー禁止事項まとめ

道の駅で車中泊は禁止されています。

ただし、覚書きの範囲内での睡眠(車中泊)は許されています

これは国土交通省の管轄のもと、全国の道の駅で共通事項となります。

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道の駅で車中泊はしてもいいの?

道の駅で車中泊してるユーチューバーとか見かけるけど、車中泊はしていいのか?という疑問をお持ちの方もいるでしょう。

基本的には道の駅での車中泊は禁止です。

 

しかし、道の駅で車中泊してる人って案外多いですよね。実際に車中泊してるドライバーは「黙ってりゃばれないだろ」程度の感覚の人も多いようです。

 

最近ではマナーのわるいドライバーやライダーも増えているため、わかりやすい看板を立てるなどして車中泊を全面的に禁止している道の駅が増えてきています。

 

ただし、国土交通省の覚書によると

「道の駅」は休憩施設であるため、駐車場など公共空間で宿泊目的の利用はご遠慮いただいています。

もちろん、「道の駅」は、ドライバーなど皆さんが交通事故防止のため24時間無料で利用できる休憩施設であるので、施設で仮眠していただくことはかまいません

とあります。(国土交通省 車中泊の可否回答

 

つまり、道の駅は「休憩施設であり」、その施設での仮眠程度なら大丈夫ということになります。

道の駅で仮眠するという意味

国土交通省の表現する「道の駅はドライバーなど皆さんが交通防止のやめ24時間無料で利用できる休憩施設であるので、施設で仮眠していただくことは構いません」という表現。

 

これは事実上、道の駅での停泊つまり、一時的な睡眠を伴う宿泊は許されていると解釈されています。簡単にいうと、駐車スペースにおける車中泊はしてもいいという意味になります。

 

道の駅で許可されてる宿泊事例

夜中に道の駅に到着し、疲れを癒やすため一晩車内で睡眠をとり、翌日の朝には出発し、その場を立ち去る。

 

この事例のように、「一晩だけ睡眠のため駐車スペースにおいて停車し、車中で睡眠を取るという行為」は許されています。

一般的にはこれを車中泊と言いますよね。

 

ただし気をつけたいのは、2日以上にわたって連続で道の駅に滞在するような「宿泊行為」は全面的に禁止されています。

 

車中泊で禁止される行為

道の駅で車中泊をする際、絶対に行ってはいけないこと

 

2日以上連続して滞在するような停泊行為

これは車上生活とみなされ、一時的な休憩としての睡眠とは認められません。

 

道の駅の施設内でテントを張る行為

道の駅はキャンプ場ではないので、駐車スペース、広場、空きスペースのすべての敷地内においてテントを貼る行為は禁止されています。

 

屋外でのキャンプ行為

車外に椅子やテーブルを出す、車外で調理を行うといった、いわゆるキャンプ行為は禁止されています。炊事、焼き物、調理は一切禁止です。

 

騒音、大声で騒ぐ行為

道の駅に限らず、騒音行為や大声、大きい音で騒ぎ立てる行動は慎みましょう。

発電機、スピーカーなど騒音を出すもものは禁止。

長時間のエンジンかけっぱなし(アイドリング)

長時間アイドリングする行為は禁止されています。車中泊でエアコンを連続使用する際、あるいは電気用品を使うため車載インバーターを使うためアイドリングする人もいるようですが長時間のアイドリングは禁止行為です。

 

タンクの排水

キャンピングカーなどで使っているタンクの排水など、外部より持ち込んだ排水の閭里は禁止です。

 

ゴミの大量投棄

車中泊でたくさんの食料など買い出し、容器や食べ残し、飲み残しなどを道の駅のゴミ箱へ登記することは、ほとんどの道の駅で禁止されています。

 

道の駅から電源を引く

道の駅に設置されている電源、コンセント類からの電気を勝手に使ってはいけません

 

水くみ

トイレや道の駅の水道から水を持ち帰ったり、調理に使ったりする行為は禁止されています。

 

車外でのペットつなぎっぱなし

ペットの車外への繋ぎっぱなしは危険です。また他の利用者への迷惑にもなります。ドッグランのある施設であれ、無い施設であれ、車外へ長時間犬や猫などペットをつなぎっぱなしにするのはやめましょう

 

道の駅で車中泊をするなら

基本的には車中泊は禁止されています。道の駅はキャンプ場ではありません。ドライバーのための公共の休憩施設です。

しかし、車中泊可能な道の駅もあるのであらかじめチェックの上、道の駅で公開しているルールを守って車中泊を楽しみましょう。

RVパークという宿泊可能な施設

予備情報として、RVパークという施設もあるので簡単に説明します。

RVパークは道の駅とは少し違うコンセプトの「くるま旅」を応援する施設としてキャンピングカー向けの車中泊施設もあります。このRVパークパークというサービスは一般企業が運営するサービスなので施設は少しずつ増加中です。

道の駅とは違うので有料での利用となりますが、1区画2000円程度からの利用が可能で、宿泊可能な駐車スペースとして覚えておいて損はないです。また、くるま旅パークという一般車両向けの同様の企画も進んでいるため、登録施設が増えればキャンピングカー以外でも車中泊を有料で楽しめる機会が増えそうです。

 

参考)RVパークは基本的にはキャンピングカー向けのスペースというコンセプトです。

有料の宿泊可能な駐車スペース RVパーク

道の駅における車中泊のマナー

道の駅で車中泊をするなら、道の駅における絶対的なマナーを守りましょう。

道の駅はそれぞれの市町村など地方の自治体が管理していることが多いです。自治体とはいえ、地域の住民のみなさんが力をあわせて管理運営している施設です。

公園などと同じく公の場であり、みんなの憩いの場ですから身勝手な行動は慎みたいものです。

 

 

国交省の表現する「許可された車中泊」さえも禁止している道の駅はあります。

 

各道の駅には車中泊の可否についての表記もあります。

車中泊の可否を確認するにはGoogle Mapから公式サイトで確認できます。

 

全国の道の駅一覧

各都道府県の道の駅は地方のGoogle Mapからアクセスすると車中泊の可否が判断しやすいです。

 

 

車中泊の可否については各道の駅ごとに可否や禁止事項が頻繁に更新されます。

以前は車中泊OKだった道の駅でも今は全面禁止の駅も多いため直前に確認しておくことをおすすめします。

 

そもそも「道の駅」はなぜつくられるようになったのか?

国交省のQ&A(覚書)より

長距離ドライブが増え、女性や高齢者のドライバーが増加するなかで、道路交通の円滑な「ながれ」を支えるため、一般道路にも安心して自由に立ち寄れ、利用できる快適な休憩のための「たまり」空間へのニーズに応え、「道の駅」がつくられるようになりました。

人々の価値観の多様化により、個性的で魅力ある空間が望まれている昨今において、これら休憩施設では、沿道地域の文化、歴史、名所、特産物などの情報を活用し多様で個性豊かなサービスを提供することかできます。

さらに、地域の創意工夫により、これらの休憩施設がにぎわいのある空間となることにより、地域の核が形成され、活力ある地域づくりや道を介した地域連携が促進されるなどの効果も期待されます。

こうしたことを背景として、現在道の駅は、道路利用者のための「休憩機能」、道路利用者や地域の方々のための「情報発信機能」、そして「道の駅」をきっかけに町と町とが手を結び活力ある地域づくりを共に行うための「地域の連携機能」の3つの機能を併せ持つ休憩施設として整備されています。

道の駅は、平成5年より登録が始まり、現在では全ての都道府県内に設置されています。

 

道の駅は

ドライバーのための「休憩機能」と、地域の方々のための「情報発信機能」、そして、「地域の連携機能」の3つを併せ持つ休憩施設として整備されてます。

つまり、道の駅は

そもそも宿泊のために出向く施設ではありません。

 

道の駅は宿泊のために出向く施設ではありません

道の駅は宿泊のために出向く施設ではありません。

 

しかし、長距離移動など、致し方ない状況で

「どこかで車停めて、仮眠しないと運転が危険だ」

 

そんなとき

「どこで車停めたらいんだろう?」

となります。

 

この先に道の駅があったな、、

「あそこで仮眠しよう。。」

 

私どもが若かりし頃はそのような理由で道の駅に一晩お世話になったりしたものです。

 

とにかく、

夜は静かに、

他の利用者の迷惑にならないようマナーを守って道の駅を利用したいですね。

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