ガソリンスタンドのセルフ給油が増えましたよね。
セルフのガソリンスタンドはガソリンの値段も安くてお得です。
しかし、セルフ給油で「これどうすればいいの?」が多いことに気づきます。
ここでは、そんなセルフのガソリンスタンドでの給油について解説しています。
まずはセルフ給油ガソリンスタンドの使い方手順
セルフ給油の手順
しっかり枠内へ停車
ガソリンスタンドへ入ったら、給油するレーンの枠内へ車両を停車します。
できるだけ枠内に収まるように停車しましょう。
※レンタカーなどで給油口が左右どっち?とわからない場合、最近のクルマには燃料計のガソリンスタンドマークに矢印が付いてるので矢印のあるほうに給油口があります。
エンジンを停止
クルマを停車したら、エンジンを止めます。
給油中にエンジン停止は徹底しましょうね。
給油口を開ける
車外へ出る前に運転席横にある給油口レバーで給油口を開けます。ドイツ車などはキーエントリーしていれば車外の給油口の蓋を手で押して開けるタイプなどもあるので、運転するクルマの給油口の開け方は前もって調べておきましょうね!
給油機で支払い方法をえらぶ
セルフGSの場合、液晶画面に支払い方法を表示してタッチパネルで進めていく物が多いです。
支払い方法について
現金、クレジットカード、デビットカード、会員カードでの支払いが主流でしたが、最近はスマホをかざすだけのクイックペイ、アップルペイや電子マネー決済に対応したガソリン給油機も増えています。
油種を選んでください
給油するガソリンを選びましょう。車両ごとに指定されたガソリンの油種があります。レギュラーならレギュラー(赤いノズル)、ハイオクなら必ずハイオク(黄色いノズル)の絵が書かれた液晶画面のボタンを選びましょう。
給油する量をえらぶ
1000円分、2000円分など金額指定で入れる方法
10リッター、20リッターなど給油量指定で入れる方法
そして満タンでの給油法があります。
静電気除去シートにタッチ
体内に帯びた静電気が車体に触れたときにパチン!と火花を発するときがあります。
この火花がこぼれたガソリンや、給油中に気化したガソリンへ印加する恐れがあるための手順です。印加すると大惨事になるのでガソリン給油前には必ず静電気除去をしましょう。
車体の給油キャップを開ける
給油口のフタがあいてる状態なら、その奥にある給油キャップを回してはずします。
反時計回りに回すことではずれるので、はずした給油キャップは給油口へひっかけるか、ガソリン給油機のキャップ受け皿に保管しておきましょう。
赤or黄色のノズルを持って給油口へ差し込む
レギュラーガソリン、ハイオク、それぞれに対応した色の給油ノズルを手にとって、車両の給油口へ差し込みます。
ノズルのトリガー引いて給油
給油ノズルにあるトリガーを引き込み、ガソリンを注ぎ込みます。
1000円分など金額指定なら所定の量が入った時点で自動的に給油が止まります。
10リットルなど量指定なら所定の量が入った時点で給油が自動停止します。
満タンの場合は、満タンになれば自動で止まります。
※途中で止めた場合については後述します。
給油が終了
自動で給油停止、自分の意思で給油停止など給油が終了します。
ノズルを戻す
給油キャップを締める
車体の給油キャップを締めます。時計回りに回して、カチっカチっと音がするまで回せば大丈夫です。カチカチ音は1回なればOK。気分で3回位鳴らしたりしますが、カチカチの回数が増えても締め付け強度に差はありません。
給油口の蓋を締める
車両の給油口のフタ(板金部)を手で押して締める。
領収書(納品書)をうけとる
給油機には給油終了時の納品書(領収書)が印字され排出されてます。
これを受け取って給油終了です。
以下、給油時の疑問をまとめておきます。
満タンで入れるとき途中で止めるとどうなる?
ガソリン給油の際、満タンを選んで適当に給油を止めたらどうなるのか?
安心してください、給油した量のみ支払うことになります。
1000円分あるいは10リッターなど金額指定の場合でも同様に、途中で止まった量のみ支払いが発生するようにプログラムされた給油機が主流です。
例)20リッターを選んだが、15リッターで満タンになり自動的に給油が止まった
15リッターぶんの金額が請求されます。
満タンで入れたいのに勝手に止まる場合
外車などで日本のガソリンスタンドの給油ノズルと相性のわるい車種もあります。
満タンを選んで給油ノズルを差し込んでも、すぐに給油が停止する場合
途中まで給油してて、まだまだ入りそうなのに急に給油が停止する場合
とにかく勝手に給油が止まる場合の対処法
給油中に勝手に止まるのは、給油口の差込口の形状に問題があるので、少し浅くノズルを差し込んで給油する必要があります。(フォルクスワーゲンなどがよく止まります)
ただし、給油ノズルを車体の給油口へ浅く差し込んで給油する際、失敗して大量にガソリンをこぼすこともあるので、こぼしてしまった場合は後述する対処法もしっかりと処置しておきましょう。
満タンで入れるときギリギリまで入れたらどうなる?
ガソリンを満タンに入れたいとき、給油ノズルを普通に給油口へ差し込んで給油しますよね。
そして満タンになれば自動的に給油がストップします。
この自動ストップのあと、さらにちびちびガソリンを入れると、ガソリンタンクのタンク部ではなく給油口を繋ぐパイプ部にガソリンを溜め込むことになります。
これは失敗すると溢れてしまうので非常に危険です。
よほどの理由がない限り、こぼすリスクのある行為はやめておきましょう。
入れすぎはあふれかえるリスクが有り危険なのでやめましょうね。
セルフのGSでガソリンが溢れたときの対処法
ガソリンを無理に給油口ギリギリまで入れようとして失敗。
入れすぎてガソリンが溢れた
こんなときどうすればいいのか?
セルフのガソリンスタンドの場合はとりあえず、呼び出しボタンで誰か呼べるようなら呼び出しましょう。こぼしたガソリンの量にもよりますが、対象にこぼした場合、液体状ではすぐに引火することはないのですが、気化したガソリンがガソリンスタンド周辺へ漏れ出してGS外部のタバコなどの炎に印加する恐れもあります。
とにかく、すぐに誰か(店員さんor警備員)を呼びましょう。
そして指示に従いましょう。
誰も呼べないスタンドの場合
ガソリンが気化すると引火する危険性があるため、常設してあるバケツの水などで薄めるなどの処置を行いましょう。
※セルフのガソリンスタンドならスタッフ不在時のためにバケツの水は常設してあるはずです。
まとめ
ガソリンの入れ方がわかれば、あとは丁寧に給油するだけです。
とにかく溢れたら大変なので、とにかくこぼさないように給油しましょう。