まずはじめに、
ブーストアップする場合、燃料ポンプ、インジェクター、レギュレーターなどの燃料ラインの容量対応およびプラグ交換、ハイオクガソリン、インタークーラーの大型化という熱価対策を行い、この上でECUによる燃料調整と現車セッティングが必須だと考えています。
以下はそれらの常識を知らない頃にお手軽ブーストアップを試した記録です。機械式VVC単体でもアクチュエーターの稼働を遅らせることが出来るのでブースト圧は上がりやすくなります。しかし、流入空気の上昇に対する純正ECUの対応数値が不明なまま遊んでる内容になるので、同様の製品を試す方は自己責任の上、十分に気をつけてください。
※最終的にミラジーノ(EFエンジン)はこの無知なブーストアップによってエンジンブローしました(めちゃ速くなって楽しかったけどw)。
Keiワークス(K06Aエンジン)はこの失敗をもとに、ブースト圧を押さえ込みながらのパワーアップに成功して壊さずに楽しめました。
ネットでいろいろ調べてると、ヤフオクや楽天、Amazonあたりで簡単ブーストアップの機械式ブーストコントローラー(VVC)をアクチュエーターに取り付けてブーストアップしている人をよく見かける。
自分もブーストアップをしてみたいと思いAmazonでこれを入手した。
機械式VVC 簡単取付の三つ又ブーストコントローラー(汎用)
購入したのはこれ
同梱物は
- 三つ又のコネクター(IN、OUT、コントローラー向けの3つ又)
- 4パイのホース1m分
- コントローラー部分(IN,OUTのコネクター)
- ジョイント締め付け部品2個
- ネジ2本
- 取り付ステー(コントローラー取付けネジ部分はシール下にありこすると凹む部分がネジ穴)
なお、箱には9010-RDと書いてある。ネット販売時の商品名にはCAPP25とあるが、、。
VVC取り付け方法の説明書が付属していないため自分で調べて取り付けるしかない。
車種によっては取り付け部分が違うこともあるので参考情報が乏しい。
海外製の安いパーツを国内の販売業者が仕入れて売っているものらしく
取り付け方法を海外で調べてみると下記の説明書的画像がおちていた。(別製品のものだがアクチュエーターとインテーク部分の理屈の参考にはなると思われる)
シングルターボでの取り付け方法例
ミラジーノL700系はこのタイプになる。
ウエイストゲートバルブが中間にあるものにはこのような取付け例がある。
続いてツインターボの場合
よくわかりませんが、アクチュエーターから引っ張るつなぎ方は同じようあものみたい。
引用はこちらからです。英語のサイトなのでよくわかりませんが、、。
上記は、コントローラー部分と三つ又部分が一体化したモデルにおける解説書なので、購入したブーコン(VVC)の場合、コントローラーへ部分の接続がわかりにくいという問題が残ります。
EVC(電気式ブーストコントローラー)の取り付け方法やVVCの取り付け方法を調べまくって自分のミラジーノ(L700S)の場合どのように接続するのか?をメモしておく。
今回は購入した部品の各パイピング接続方向を明確にしておくためのメモだ。
実際の取付けについては後日記録したいと思います。
お手軽ブーストアップ(機械式VVC)の取り付け方法説明書(自分用)
まずは三つ又部分。
こちらは本体に
Arrow points toword wastegate actuator
と書かれていますので、矢印のほうにある接続部分へアクチュエーターに直接繋がるパイプを接続することになる。
矢印の反対部分は吸気(インテーク)から来るパイプを接続することになるのですが、これがタービンからとかサクションパイプから来てるのとかサージタンクから来てるものとかいろいろあるんで、実際どこに繋げばいいのかわかりにくい。中には大気開放(何も繋がず)みたいなのもあったので自車の構造によって繋ぐ先は違うんでしょうか?
理屈からいうと単純に純正のアクチュエーターの先っちょに繋がるパイプをカットして三つ又いれればいいだけなんですけどね。。
車種に応じた説明書が無い理由はこのあたりが原因かも。。
一番のポイントとなるのはこの三つ又。
三つ又ブーストアップは金魚鉢に使う三つ又器具で行う方法などネットでググればいくらでも出てきます。ただし、今回購入したアイテムは湾岸ミッドナイトなどの漫画でも有名な「カチっカチッ」とダイヤルを回してエンジンの限界までブースト調整をするような機械式ブーストコントローラーVVCなのです。
こちらがそのカチカチ音がする良い感じのコントローラー。
こちらも取り付け方法がわからなくて困ってますが、恐らく図にあるような接続先で問題ないはず。
三つ又から向かう圧力を伴うインテーク(吸気)を取り込み
ダイヤル操作で逃がす圧力の量を調整する部分という感じでしょうか。
逃がす空気は大気開放やエアクリなどの吸気部分へ戻す接続法が目立ちました(ネット検索で)。
しかし、これを各種センサーの手前につなぎ接続法もあるので、正直どの接続方法が正しいのかわかりません。
一旦、自分はこの方法で取付けしてみようかなという調査結果でした。