愛車ミラジーノのエンジンをあちこちで診てもらうと、
おそらくこういう症状だと言われる。
- ヘッドガスケットが歪んでエンジン内部に冷却水が入り込む
- オーバーヒートによりエンジンヘッドに歪みあるいはクラックが入り冷却水が入りこむ
- その他老朽化したエンジン内部でピストンメタルの摩耗によるオイル上がり
などなど
一度エンジン開けてみないとわからないけど重症であることは間違いない。
こんな状態なので普通に乗ると
- エンジン始動時にガタンガタンとアイドリングが恐ろしく不安定になる
- 普通に走行してるだけで冷却水がどんどん無くなる
- 高速道路を走行(時速80km~100km)で水温がぐんぐん上昇
- 信号待ちからスタートする際などに時々マフラーから白煙をボワっと吐き出す
- ブーストかかっても加速力がない(圧縮が抜けてる感じ)
- 渋滞に巻き込まれると水温がぐんぐん上昇
- アイドリングしてるとオーバーヒートする
まあ、これも経験なのでこんな状態のエンジンで乗り続けると決して安全とは言い切れない状況になるわけです。
それでもこの状態で車検には通るわけで、、
車というのはバラして見てみないとわからない不具合があるとも言えるわけですね。
一番困るのが停車してアイドリングしてるとオーバーヒートすることです。
それはともかく、こんな状況でも以下の様な対策で一時的に延命というか正常なエンジンに近いフィーリングまで戻すことができます。
エンジン内部へ入り込む冷却水(クーラント)対策
エンジンオイル添加剤の混入により白煙は全くでなくなる。
一時的な対策ですがとりあえずこれが一番効きます。17万km走行に加え度重なるオーバーヒート気味の水温(125度)になってるためエンジン内部は歪みやヒビがある可能性大なのです。
エンジンオイルの油膜だけでは防ぎきれない燃焼室への異物混入やオイル漏れ、オイル回りを添加剤の高い粘土の皮膜が保護してくれるのでしょうか?
とりあえずエンジンオイル添加剤に助けられている状態です。
これも走行3000kmほどは持つ感じです。白煙事故以降は1000kmごとにオイル交換(0-40W)とエンジンオイル添加剤をボトル半分混入という状態で走らせている。
これで一般道の走行はほぼノートラブルな状態です。
これでも白煙吹いたりした状況は
- 峠で5000回転オーバーで2~3分上り続けたあと
- 高速道路で水温125度付近までいって車を停車し、再度動き出して水温下がってからの信号待ちスタート
といった時に白煙が出た。
なので添加剤入れてる時に無茶なスポーツ走行でもしない限りはアイドリングも超安定してるし一般道ではノートラブル。
しかし高速道路の巡航とワインディングなど高回転で走行するには怖いかなという感じ。
ちなみに冷却水も減らないよう対策した
Holts(ホルツ) ラドウェルドというラジエーターなどにできたクラックを自動的に埋める保護剤のようなもの。まゆつばモンだなと思って入れてみたけど、これ注入後冷却水が全く減らない。効いてるってことですかね?すごいもんです。
あと、エンジン内部にクーラントが回りこんでると言われたのでエンジンオイル交換の際に色をみてみたけど白っぽくなることもなく普通にオイルの汚れだけだった。正常な色
クーラント漏れはなんとか収まってるとはいえ、高回転運転するのは不可能な状態。
それどころか高速道路を100km巡航でオーバーヒート一直線な水温上昇という状態は変わらない。
こちらの油温はエンジンオイル添加剤でカバーしてるけど、さすがに6月が近くなる気温なので油断すると一気に水温が上がる。
水温100度超えてさらに上昇する際の応急処置
我がEF-DETはエアコン(冷房)をつけてない時はラジエーターの冷却ファンが98度で回り出す。しかし、いくらファンが回っても水温は下がらず126度の純正警告ランプが点く温度まで一気に水温が上り詰める。
この対策で見つけたのがエアコンつけっぱなし作戦
冷房をつけるとラジエーターの冷却ファンは水温88度で回り出す。
そしてほぼ渋滞時でも88度~89度で水温が安定する。
こんな状態のエンジンなのに今まで見たこと無いくらい低い安定した水温になる。
ただ、これも高速道路巡航や峠走ったあとのアイドリングで一気に超えてしまう。
停まるとオーバーヒートする
つまり動き続けないと死ぬサメのような車になってしまった。
水温98度超えたら効果的な対策
普通に壊れてない時は98度超えてラジエーターファンが回りだして104度くらいまで水温上がって徐々に96度くらいまで下がってた。
しかし今は一旦98度超えるとアイドリングしてる時は一気にオーバーヒートまで向かう。
時速60km/hで4速で走行すると水温がぐんと下がる。
速度もエンジン回転数もこれ以上、これ以下だと水温が上がる状態。
こんな状態で水温100度超えて焦った場合は
エアコンのA/Cを切って
ヒーター(ホット)を最大にする。
車内は暖房最大にしてヒーターコアに水を回す感じです。
水温100度~124度付近ならヒーター最大で時速60kn走行できれば一気に94度くらいまで下げれる。
94度だとラジエーターのファンは回らないのでここでエアコンを一気にACの冷房に切り替える。すると88度以下を目指して再度ラジエーターファンが回り出す。
こんな感じで水温が上がりまくる傷んだ車をなんとか安定走行させられる。
修理代が見積もりで40万~50万
もともとこの車28万円で買ってるわけで
正直修理するかどうかも迷いどころなので今は延命措置で添加剤いれて走らせてます。
初夏の気温30度の真っ昼間に大阪の市街地でヒーター最大にして運転
なかなか厳しいもんですw
しばらくサメのような愛車をエアコン操作しながら乗り続けてみます。
ところで
軽自動車の自動車保険、高くないですか?
僕の任意保険は対物無制限でけっこうお得です
年間保険料も控えめで維持費が抑えられるのがいいです。