軽量な車体にやや細めのスタッドレスタイヤ。軽自動車と市販のスタッドレスタイヤはとても相性がいいのではないかな?と感じる。
路面のミューが低いため車体重量が軽いことが安心感に繋がる。
雪道も、アイスバーンも多少滑っても滑った車体を元に戻すのが簡単。
FFという駆動方式なのでカーブで突然アンダーステアに見舞われても、とりあえずアクセル抜けば後輪が流れて車体が進行したい方向へ向きを変える。最悪、サイドブレーキ引けばスコンと向きが変わる。しかも雪道などの低ミュー路面なので低速域で危険回避ができる。
重たい車で雪道をこれほど軽快に走行できるのだろうか?
乗ったこと無いのでわからないけど、軽自動車とスタッドレスタイヤ、そして雪道は相性いいと思う。
ミラジーノで冬の日本海側を雪道ドライブ
いつもドライブする京都府北部から福井県にかけての日本海ライン。
今までは雪が降りだす頃には近づくことすら出来なかった。雪道への知識がなく雪道攻略のために購入したGC8 WRX STI5 TypeRですら雪道でノーマルタイヤでは役立たずだった。サイズの合うスタッドレスタイヤは高価なものばかり。シーズンに1回使うか使わないか?のために寿命の短いスタッドレスタイヤを購入する気にはならなかった。
しかし、軽自動車の場合、タイヤは安い!!
スタッドレスタイヤも安い。オートウェイならさらに安い。
1〜2回雪山行くくらいかも知れないけど、スタッドレスタイヤを履きたい。そう思いながらも雪道へは行くこと無くドライバー人生を長らく過ごしていた。
スタッドレスタイヤの寿命は3年〜5年なのでOK
スタッドレスタイヤの購入に際して、気にしていたのはスタッドレスタイヤの寿命。
最近の新しいモデルは3年〜5年は持つ。性能劣化も多少はあるが、今回購入した中古のブリザック REVO2は3年落ちの中古スタッドレスタイヤ。
一般道も濡れまくりのウェット路面も高速道路も普通車よりハイペースで走りぬくことが出来る。
もちろん雪道も問題なく走行でき、突然現れるアイスバーンも余裕で乗り越えれる。
スタッドレスタイヤを履くと冬もドライブしたくなる。
スタッドレスタイヤ購入翌日に近畿北部の山間部で滑り具合や高速走行テストを完了し、近畿北部の各地の雪道をドライブしてみた。福井県、京都府、兵庫県、鳥取県と近畿の名だたる豪雪エリアへ気兼ねなく向うことが出来るスタッドレスタイヤ。
今までトラウマだった恐怖の雪道
「トンネルを抜ければ白銀の世界」が、ただただ美しい世界に見えるようになった。
そして
景色がいいことは運転してて楽しいと思える。
今までは秋の紅葉や春夏の煌きの中でのドライブしか経験なかった。
しかし、雪道を余裕で走行できる車体を持つと、どんどん冬の山へドライブしたくなる。
まだ雪が降り始めた12月終わりの日本海沿岸。
積雪量が本格化してないので車高を落としたミラジーノでも余裕で走れる。
車高が低い車の場合、春夏に走ってる交通量の少ないワインディングは車体下部に雪の塊がヒットすることがあると思う。ただし車高を落としている分滑った時の挙動はつかみやすい。車高が高いか低いかは趣向が別れるところだと思う。
近畿地方の場合ほとんどの国道や一般道では除雪車が定期的の除雪したり水撒きが行われているので普通タイヤでも走れそうな感じの道が多い。
雪道を軽自動車で走行して知ったこと
ミラジーノにはリアのマッドガードが無いのでリアウインドウが見えなくなるくらい汚れる。
先行車がかき上げる雪解け水のしぶきが車体全体をまんべんなく汚してくれる。
運転席も助手席も窓が汚れて視界が悪くなる。
走行500kmも雪の降る国道を走ればこのような汚れ方になるようだ。
汚れた分、洗車が楽しい。
オート洗車でワンコインでブラッシングからワックスまでかけれる洗車場が近所にある。
屋根付き駐車で普段はほとんど汚れないミラジーノ。
今回の雪道ドライブで汚れきった車体を洗車機に通すと、いつものようにピカピカになる。
好きな道を走りたいだけ走って、汚れた車体をピカピカにすると、いつもより週末のドライブが楽しくなったような気がした。
また次の週末、雪が降る北部へ出かけてみたい。