事の発端を先日の出来事を含めて書き残しておきます。
実は先日、高速道路で長い上り坂を5速でブーストかけながら楽々走行していたところ水温が125度となりラジエーターからクーラントがあふれだすといういわゆるオーバーヒート状態になりました。
これ:ターボ車に安いエンジンオイル粘度5-30Wを入れたらオーバーヒートした
その後、オーバーヒート癖というのでしょうか、アイドリング中に水温が110度まで上昇するなど真冬の気温6〜7度では考えられない水温になる状態でした。
まあ、エンジンか冷却系か?どっか調子崩したということでしょう。
愛車は走行距離171400km EF-DET L700ミラジーノです。
では、
マフラーから大量に白煙を吹き出すまでの経緯
突然きました。大きな原因はオーバーヒートによるエンジン、タービン、のどこかに不調が起こったということです。
オーバーヒート後に冷却系を修理
一応、整備工場でみてもらうとラジエーターから出るパイプとエンジンブロックから出るパイプ(黒い太いホース)の温度が違うので水温に関してはラジエーターキャップとサーモスタットの交換で治りそうだったためサーモスタットとキャップを交換してもらい走行時の水温も86度から89度で非常に安定した状態になった。以前より4度から5度ほど低いのでサーモスタットがだいぶ弱ってたようです。
※写真は修理出してる時の代車(L700ジーノターボAT)のノーマルマフラー
代車のATよく走るので1枚写真とっといた。
冷却系修理完了で水温も安定した所でレッツドライブ♪
すると
エンジン始動後、100mほど走ったところで後方視界が全て霧に包まれたかのような真っ白い世界、そしてオイルが焼けた匂いというか異臭が漂う。
ものすごい白煙を吹き出す。
その煙の中からフォグランプを点けて後続車が現れるくらい大量の煙。
さすがにちょっとパニクったです。
すぐさま、近所の整備工場へ
マフラーから白煙が出る原因をいくつか聞いた
考えられる原因は
- オイル上がり(エンジンオイルが燃焼室へ上がってしまう症状 黒い煙)
- オイル下がり(オイルが漏れてどっかで燃えてる 白い煙)
- タービンの軸あるいは内部にトラブル(白い煙)
となるそうです。
今回の状況は
- エンジン始動直後に走行開始
- 水温37度くらいの状態で白煙がもくもく
- Uターンして安全そうな場所で停止
- エンジンが温まると白煙が出なくなる
- その後綺麗な排気ガスが続く
- 普通に走っててなんら煙は発しない
といった状況でした。
このあたりから想像すると白煙の原因はおそらくオイル下がりではないかと思えるのです。
参考になるページをいくつか
Q:オイル下がり/上がりの症状が発生すれば、マフラーから白煙が出ると聞きました。
通常冬期は水蒸気の関係で白煙が出ますが、オイル下がり/上がりの場合は夏期でもハッキリと白煙が分かるのでしょうか?A:はい。はっきり分かります。
特に「下がり」の場合は、始動直後が顕著ですし。
また、独特のオイルが燃えたニオイがします。A:アクセルを踏んで、回転が上がってる時に黒い煙が出たらオイル上がりです。
回転を上げた後に急にアクセルを離して、離した時に煙が出たらオイル下がりです。
オイル交換を全然してなかったり、過酷な走り方をしてメンテナンスしてなかったらなる症状です。メンテしてても古くなって走行距離が増えていくにつれてなっていきます。
夏でもわかります。排気ガスが焦げ臭かったら、ちょっと疑ったほうが良いかもしれません。
整備工場の人がこれくらいのエンジン始動後に白煙吐いてすぐに収まるパターンだとエンジン添加剤を注入すればおさまるよ!とのことだったので、いつも入れてるシュアラスターループをいれたかったけど財布が寂しかったのでKURE5万kmオーバーにした。
その後2時間走行でなんら問題は出なかった。のでエンジンオイルの粘度を上げることで白煙は治まったと思われます。
もう一個参考ブログ
マフラーから白煙を吐く理由として一番多いのが、シリンダーとピストンの隙間が大きくなること。
つまり、長年乗っているので、走行距離が増し、シリンダーとピストンが磨耗してクリアランスが広くなる事が原因の場合が殆どだと思う。
正確に言うと、シリンダーとピストンリングかもしれないけど。
とにかく、走行距離が増えると当たり前のようにシリンダーとピストンは磨耗していく。
磨耗してピストンとシリンダーのクリアランスが広くなって、その隙間からオイルが上がったり下がったり。
シリンダーへ入り込んだオイルが燃焼室でガソリンと一緒に燃焼してマフラーから出て行く。
この時にマフラーから白煙が出て行く。
僕のジーノは17万kmという多走行に加え無理なブーストアップと超高回転走行を何度と無く繰り返してたのでこちらがすごく参考になりました。たぶんピストンリングのクリアランスはマイジーノの場合隙間大きそうに思う。
ここに書かれている通り、整備工場でもオイル添加剤をいれるまではわずかにマフラーから異臭が出てましたがオイル添加剤注入後、エンジンが温まる頃にはなんら匂いも白煙も出なくなってた。
タービンの寿命?か故障かも
この線も疑うべきですが、以下参考になる記事
Q:ターボ異常の場合、マフラーからの白煙ですがつねに白煙がでるのですか?
走行中、エンジンかけた時A:ブーストをかけると異常に白煙が出ます!安全な場所で
空ぶかしをすればわかると思います。
ターボ(タービン)が異常なときは異音がすると思います!
タービンの異常ではない場合はオイル上がりも考えられます!
エンジンが温まってからはブーストかけても(0.6くらい)白煙は出なくなった。
なのでタービンブローの前兆?とかではなさそう。
でも
以下を読むとタービンも怪しいかもと思える
Q:タービンブロー?オイル下がり?上がり?その他?マフラーから白煙噴いてます!
エンジンスタート直後 → 白煙は確認できません
アイドリング数十秒後から1分後程度~ → 白煙もわもわしてくる
発進(低速) → もわっとな感じ
通常走行や高速走行 → でてるかも知れないが確認できません。
下り坂でのエンジンブレーキ後の信号等で停止 → もわもわ~で結構出てる!
上り坂上での信号待ち → もわもわっとでる
渋滞でのストップ&ゴーの繰り返し → 後ろや車内臭い!白煙べろべろ出てる!
1時間とか走っても → 相変わらずもわもわ臭い
エンジン停止直後オイル入れる蓋を取る → 白煙充満してる…A:タービンシャフトのオイルシールが怪しいですね。
排気側に漏れている感じですね。
オイルを柔らかいのにすると悪化する傾向にあります、夏場なので思い切って15W-50くらいの硬いオイルを入れると改善されるかもしれません。
ただし、タービンブローも時間の問題なので修理する必要があります。補足: オイル系の問題が濃厚ですね。
オイルの減り具合からしてタービン系が一番怪しいです。A:タービンだと思いますよ。オイル下がりも上がりもそれほど大量に煙でませんでしょ。
まあ、ものすごい白煙の量で対抗2車線の道路が全部煙で視界がなくなるくらい出てましたから、タービン周辺のオイル漏れ?とかも疑うべきなのかもです。
とりあえず今はオイル添加剤で応急処置してるので煙は出ませんが、走行距離の面や過酷な走行をさせてきたこともあるので近い将来タービン交換くらいは覚悟しとかないといけないのかなという感じです。
オイル上がりかオイル下がりかタービンのオイルシールからの漏れなのか?まだ具体的な箇所は分解してもらってないので不明ですが、しばらくはこの状態(添加剤)で運転してみようと思います。(普通に調子いいので、、)
いや、実はブーストをノーマルに戻してるのになぜかオーバーシュート気味で一瞬0.8くらいまでいってマフラーからバスン!と音が出る。(燃調不良)
エンジン回転が3500回転あたりでブーストかかり始めにオーバーシュート。
やっぱタービン周りかなあ。。
自戒
いやあ、我が愛車
無理させてごめん。。
でも、いろいろトラブルあって勉強になるわ。。