サス&ショックアブソーバー交換でバネレート不明の強烈に固いサスペンションシステムになったミラジーノ。
段差や道の凸凹など路面のギャップを超えるたびに車体がきしみ
車内ではガシャン!!、ガツン!!、ベキ!!
といった今にも車体が壊れて内装剥がれるんじゃないか?といった激しい痛みを路面から受けるようになった。
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空気圧で固いサスのガタンガタンが治る
なんとかならないものか?といろいろ思い返してみると、ショックアブソーバーは新品に近ければ近いほどマイルドな足になり底づきのようなガツン!!は無いはず。
じゃあ、バネが硬すぎるのか?
それとも車体剛性が低くてサスペンションとタイヤの硬さを受け入れきれてないのか??
など考えていて、お金かけずに良い状態へ近づけるよう考えてみた。
そして出た応えが空気圧の調整
空気圧の調整でクルマの正確は全く別物に変わる!
そういえば、今のホイールとタイヤ(ナンカンAS-1)はアップガレージで中古ホイールと一緒についてきた新品タイヤで、
「空気圧ですが、、とりあえず2.5kにしときました!」
と言っていたのを思い出した。
2.5キロって、、
どんだけ重たい車体でどんだけ、、w
みたいな出来事があった。
とりあえずタイヤの空気圧を落としてみた
近所のGSでテキトーに落としたけど、一気に1.9k程度まで前後4輪調整
空気圧計測つきの空気入れが壊れてたので目視でタイヤの凹み具合みての調整という極めていい加減なエア抜き作業w
目で見て凹ましたけど、そこそこ張りもあってややベタンとした感じに空気を抜いてみた。
たぶん、1.9kgくらいだと思う。
オフロードタイヤみたいな調整の仕方だけど、以前バイクでオフロードやってたのでなんとなく合ってるはず。
空気圧を下げたタイヤと固いサスペンションの驚くべき調和
サスペンション全体が硬くて車体弱いのに空気圧だけでどうにかなるもんかな??
と思っていたけど、空気圧下げたAS-1と固いサスペンションの融合は
驚愕のバランスが形成された。
曲がる!曲がる!曲がる!
(ただし直線グリップは下がった気がするけど)
いつものマイコースでヒヤヒヤしながら曲がる高速コーナーから60km/h程度で旋回するようなコーナリングにいたるまでものすごいグリップするようになっていた。
タイヤがコーナリング時にたわんでグリップ増してるんですかね、
変な跳ね方しなくなった。(空気圧2.5kだっと吹っ飛びそうになるコーナーもしっとり曲がる)
限界超えて滑りだす感じもナチュラルそのもの
立ち上がりで少しお釣りもらいそうな感じの違和感もあるけど、たぶんこれは目視で空気圧調整して4輪ともバラバラになってるせいかも。
直進時も手を話すとまっすぐ走らなかったしw(アライメント調製したばっかなのにww)
とにかくグリップは良い感じになってたと思う。
街乗りや直進時のギャップ超えにも大きな変化が
いつも20km/hくらいでもギシギシ、ガツン!といっていた車内が、ほとんどのシーンでズシン、ブスンと足回りで路面のショックをうけきっているような感じに変わった。
これがすごい。
ワインディングによくある車速制限用のシマシマ模様
これを超える歳はダッシュボードが剥がれ落ちるかも、、と思えるくらいガツン!ガシャン!バキン!!ベキ!といった音がしてたのに、空気圧下げた後は
ぶすん、すとん、ずずん
みたいな感じでギャップそのものを全て受け入れてる感じに変わった
車内の内装が剥がれ落ちる感じの騒音もなくなった。
硬いサスが路面からタイヤを離さず、接地したまま全てのシマシマを処理ていく感じ。
さすがにドライバー自身はビヨンビヨンゆすられるけど
安心感のある接地感がよくわかる感じになっていた。
柔らかいサスでタイヤの空気圧を高くすると、サスの動きがわかりやすくなって良い感じに感じやすいけど、その逆、硬いサスに柔らかいタイヤの組み合わせも驚くほど良い感じになるんだと初めて知った。
サーキットなんかと違って一般道でワインディングとか楽しむ程度なら硬いサスにガチガチのタイヤよりも硬いサスには空気圧下げるという選択肢もあるようだ。
ロングドライブにも十分耐えうる快適性を手に入れた感じ。
100km/h走行で滑りだしても安心して調製できる雰囲気。
しかもハイグリップな感じですごい安心感のあるコーナリングが可能になった。
てか、いいサスとダンパーだったみたいでラッキー♪
新たな発見。
クルマって面白い。
それにしても軽自動車(ミラジーノ)の低速コーナリングはかなり速いかもしれない。
硬いサスでガツンガツンンなってるクルマのオーナーさんは
空気圧をおもいっきり下げてみるといいですよ。
あるいはロープロファイルのタイヤに戻せばいいんですけどね、、。
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