実際に走行した費用をメインに年間維持費を考え車を買い替えました。
平成21年式(2009年式)のワゴンRから同じ平成21年式のプリウス30系に乗り換えです。
どちらも10年落ちの中古車です。
都心部ではプリウスが圧倒的に維持費が安い
以下で計算しているのですが
大阪市内みたいに月間平均時速が20kmにも満たないエリアの場合(渋滞や信号が多く停止時間が長い)プリウスが圧倒的に維持費が安いことが判明しました。
どちらも古い中古車での燃費の計算です、
実際に走行する距離で計算する維持費です
- 燃料代
- 自動車税
- 自賠責保険(車検時)
- 任意保険
ここだけを主題として計算しています。
メンテナンス費用は
ノーメンテで何年も壊れないプリウスが圧勝するので
あえて計算には入れていません。
実燃費は
街乗りメインで乗るMH23SワゴンRターボ
平均燃費は10km~11km
同じ環境で使用するプリウス30系
平均燃費は21km~23km
プリウスはワゴンR(2世代前の古い軽自動車)よりも2倍の距離を走行できる低燃費です。
最近のワゴンRはエネチャージなのでかなり燃費は良いですが、古いMH23S以前の車だとハイブリッド車よりも燃費は悪い。
プリウスと軽自動車の年間維持費 比較表
燃費は2009年式の古い車体での比較です。
月間走行距離は500km、1000kmなど、距離に合わせて計算しています。
また地方と都市部では燃費は全く違ってきますので
そのあたりを分けて計算表を作りました。
保険は一括見積りで選んだ一番安いところでの計算になっています。
チューリッヒでワゴンRからプリウスへの車両入替で
年間22,000円から31,000円になりましたので固定で計算しています。
月間走行距離 500km 都心部利用の場合
ガソリン代135円で計算
項目 | 軽自動車 | プリウス |
自動車税(種別割) | 10,800円 | 39,500円 |
自動車重量税 | 12,300円 | 16,400円 |
自賠責保険料 | 12,422円 | 12,806円 |
任意保険料 | 22,000円 | 31,000円 |
燃費1 | 11km | 22km |
月間ガソリン代 | 6136円 | 3068円 |
年間ガソリン代 | 73,632円 | 36,816円 |
合計 | 131,154円 | 136,522円 |
ワゴンRは年間維持費
131,154円
プリウスは年間維持費
136,522円
月間500km走行の年間6000km走行程度では軽自動車とプリウスで年間維持費の差はほとんどない結果となります。
※任意保険は距離延長で試算すると同じ金額差しかないため固定してます。
都心部では年間走行距離が短いほど軽自動車がお得になるが年間6000kmで同額の維持費となる。
月間走行距離 1000km 都心部利用の場合
ガソリン代135円で計算
項目 | 軽自動車 | プリウス |
自動車税(種別割) | 10,800円 | 39,500円 |
自動車重量税 | 12,300円 | 16,400円 |
自賠責保険料 | 12,422円 | 12,806円 |
任意保険料 | 22,000円 | 31,000円 |
燃費1 | 11km | 22km |
月間ガソリン代 | 12,272円 | 6,136円 |
年間ガソリン代 | 147,264円 | 73,632円 |
合計 | 204,786円 | 173,338円 |
ワゴンRは年間維持費
204,786円
プリウスは年間維持費
173,338円
月間1000km走行の年間12000km走行では軽自動車よりもプリウスの年間維持費が安くなります。
都心部での街乗りメインで年間1万km以上走行するならプリウスのほうが確実に維持費がやすくなります。
年間2万km走行ならさらにプリウスが圧倒します。
距離を乗る人ほどプリウスがお得です。
月間走行距離 500km 地方国道メイン利用の場合
ガソリン代135円で計算
項目 | 軽自動車 | プリウス |
自動車税(種別割) | 10,800円 | 39,500円 |
自動車重量税 | 12,300円 | 16,400円 |
自賠責保険料 | 12,422円 | 12,806円 |
任意保険料 | 22,000円 | 31,000円 |
燃費1 | 15km | 25km |
月間ガソリン代 | 4,500円 | 2,700円 |
年間ガソリン代 | 54,000円 | 32,400円 |
合計 | 111,522円 | 132,306円 |
地方の国道など信号が少ないエリアで
月間500km走行の年間6000km走行程度では軽自動車とプリウスで年間維持費の差は少ないがm軽自動車のほうが2万円ほど安くなります。
※任意保険は距離延長で試算すると同じ金額差しかないため固定してます。
月間走行距離1000km 地方国道メイン利用の場合
ガソリン代135円で計算
項目 | 軽自動車 | プリウス |
自動車税(種別割) | 10,800円 | 39,500円 |
自動車重量税 | 12,300円 | 16,400円 |
自賠責保険料 | 12,422円 | 12,806円 |
任意保険料 | 22,000円 | 31,000円 |
燃費1 | 15km | 25km |
月間ガソリン代 | 9,000円 | 5,400円 |
年間ガソリン代 | 108,000円 | 64,800円 |
合計 | 165,522円 | 164,706円 |
地方の国道など信号が少ないエリアで
月間1000km走行の年間12000km走行程度では軽自動車とプリウスで年間維持費の差はほとんどなくなり、プリウスのほうがややお得になります。
※任意保険は距離延長で試算すると同じ金額差しかないため固定してます。
軽自動車と普通車の年間維持費 比較表
参考程度に
普通車(2リットル)と軽自動車の年間維持費の比較表を
月間500km都心部での街乗りメインとして
項目 | 軽自動車 | 普通車(2L) |
自動車税(種別割) | 10,800円 | 39,500円 |
任意保険料 | 22,000円 | 31,000円 |
燃費1 | 11km | 8km |
月間ガソリン代 | 6,136円 | 8,437円 |
年間ガソリン代 | 73,632円 | 101,250円 |
普通の2リッター車などと比較した場合は、軽自動車が圧倒的に安い。
距離は乗れば乗るほど普通車の維持費(燃費)は高くなります。
大阪市内の場合プリウスが安い
我が家の場合、年間倉庫距離は10,000キロを超えたり超えなかったりです。
なので、先の計算表にあるとおり、プリウスのほうが軽自動車(MH23SワゴンR)よりも圧倒的に維持費が安くなります。
このような走行事情をよく考えると
維持費を安く抑えるためには意外と軽自動車よりもプリウスのような特別なハイブリッド車のほうが安く収まることがわかりました。
プリウスは信号停止時や長時間駐車してる際など、エアコンがバッテリーによる駆動するためガソリンを全く使用しません。2009年~2012年くらいの中古車ハイブリッド車では30系プリウスだけがこの特殊な性能を備えています。駐車してエアコン使用する頻度が高い人ならさらに軽自動車よりも低燃費を実感できます。
我が家の場合、納車初日から燃費は21km/リッターを超えてます。
中古車で81000km走行の車体です。
ハイブリッド走行用バッテリーの寿命は15万km以上といわれています。
最近はブログやYouTubeで実走行20万km超えてもバッテリーが寿命を迎えない車体も見かけるほどです。
プリウスはオイル交換も普通の車より3倍長いサイクルです(15000kmごと)
各部品もなかなか壊れないしとんでもないタフな車です。
一方、古くなった軽自動車はよく壊れます。
細かな電装品や、可動部の樹脂パーツがしょっちゅう壊れます。
我が家の場合、ワゴンRのドアミラーが1度壊れ、そこから半年でまた壊れそうになりました。
足回りのステアリングラックもかなりガタがきてるため修理するより壊れにくくて燃費のいい車に乗り換えるほうがいい。
そう判断できるのでプリウスの同年式の中古車に買い替えました。
程度のいいプリウスのほうが安心なのでガリバーの在庫車両からネットで公開されていない車両も含めて紹介してくれるこちらのサービスも使いました。
関西の多くの中古車屋さんでプリウスをみました。
そして選んだのが8万km走行のこのプリウスです。
まとめ
距離を走れば走るほど
停車時間が長くなればなるほど
プリウスの燃費が軽自動車よりもお得になり
走行事情を考慮した本来の維持費は圧倒的にプリウスがやすくなります。
運転好きには申し分ないお得さと楽しさも持つプリウス。
車内は軽自動車よりずいぶん広くなり
最小回転半径5.2mは意外と小回りが効くので
狭い大阪市内の街乗りメインで運転する我が家では
おそらくこのプリウスは末永く愛用できる自家用車になると感じています。