2015年9月20日
平成4年式RPS13 日産180SXを納車
平成4年というと1992年23年落ちです。
もはや旧車ですw
走行距離8万2000km弱のワンオーナー無事故車
5速マニュアル、ターボ車です。
若いころ憧れた180Sxです。
憧れのリトラクタブル・ヘッドライトです。
FRです。
納車前にクラッチ交換、、4輪アライメント調整、ウレタン類、補機類などすべて弱ってそうな部位は新品交換され、念入りの整備の結果、新車か?
と思えるほどキレイで乗り心地のいい180SXが出来上がった。
待ちに待った納車
そしてシルバーウイークと重なって納車されるやいなや夜中からドライブがてら家族を乗せて山中湖まで400kmドライブ。
ついていたサスと純正ダンパーのマッチングがいまいちだったので高速移動はちょっと辛かった。足回り交換すればすぐに改善できるレベルだと思う。
高速道路を400kmひた走り富士山麓のワインディングを軽く流し、山中湖畔でイタリアンを堪能。
なんとも1980年代後半のバブル期を思い起こすようなシーンだ。。。
ちなみに、
180SXは外観だけフルエアロで、エンジン、車内パーツともフルノーマル。
マフラーの排気音は静かだが、5000回展超えた当たりからスポーティーなマシンサウンドを奏でる。
外品マフラーよりこのノーマルマフラーのほうが気持ちいい音してるかも。
山中湖から戻っても走り足らず、20年ぶりくらいのFRなので運転練習にいつもの山坂道へ。
ガラガラの山道でいつもどおり走ってみると
ミラジーノで最高1分54秒(タイヤATR-Kスポーツ)
Keiworksで最高1分57秒(タイヤ グッドイヤーイーグルRVF)
インプレッサSTI5で最高1分42秒(タイヤ ファルケンジークス)
のところ、
FRで回頭性のいい180SXでは1分48秒で走破した。
ちなみにタイヤは購入時についていた5年くらいたってるカピカピの古いタイヤ。
久しぶりのFRで低速カーブが続く山坂道、
ペースを上げて走ると軽くリアが流れるときがあり慣れてないこともあってドキっとしたりもするけど、走り慣れた道なので旋回速度が分かってる分スピードが乗っていたようだ。
思った以上に速い車なんだなと思った。
180SX中期モデルは名機SR20DETを搭載し最大出力205馬力、最大トルク28kgをマークするらしい。乗った感じではターボというより2.5リッター~3リッターくらいの大排気量エンジンぽいフィーリング。ドカン!と来るターボ感覚ではないものの低速から加給が始まりフラットに8000回転まで回る感じ。
4気筒だけど6気筒っぽい排気音に聞こえる。
ノーマルマフラーの味付けなのかな?
ボボシュオーーン!という感じで加速するかっこいい音。
タイヤを履き替えた。
YOKOHAMA S DRIVE 215 45 R17
ホイールはWOEK EMOTION Kai17インチ
オフセットは+42
長く伸びる車体、低い車高
リアハッチもスムーズに開き、車体剛性が低いといわれる車だけど、ボディ全体でサスペンション動作をする感じが好みの味付けだ。
車内は新車同等とまではいかないものの、ドンガラクリーニングで恐ろしくキレイな状態。
ハンドリングは同じFRでいうとマツダのFDのようなシャープさはないものの、自分のような下手くそでも失敗しにくいいい感じのダルがあって安心して曲がれる。
もちろんFRゆえのシャープなコーナリングは得意な車だ。
今まで走り慣れた道での旋回速度が10%ほどアップしてる。
山道の下りで軽自動車より早く曲がれるわけだから駆動方式って走るシーンによっては便利な装置なのかもしれないなあと思った。
ノーマル状態で低速からしっかりとしたトルク
高回転域では軽くブーストがかかった状態でトルクフルな走り
ブレーキはノーマルのシングルだけど、一般道で走る上ではなんの問題もない。
サーキットなどで150km以上からのフルブレーキングが数十秒おきにあるようなシーンだとタレると思う。
80km~100km程度で頻繁にフルブレーキングしても全く問題なく短い制動距離を保っていた。
タイヤがノーマルより太くてもこれだけ持つわけだから商用車や軽自動車のブレーキよりはいい感じだと思う。
とにかくよく曲がる。
今までがFFの軽ターボだったので、あれはあれでめちゃくちゃ曲がるなあと思ってたけど、FRはテキトーにカーブに侵入してガードレールに向かっていってもアクセルオフ&アクセルオンでFFのタックイン以上に向きを鋭く変えてくれる。
進入時にやたらとイン側に入り込んでも旋回中に後輪にトルクをかけてやれば出口でドアンダーで怖い目に合わずにすむ。
面白い。
ガラスハッチの見た目が好きだ。
昭和に生まれたデザイン、
1990年代を彩ったスペシャリティカー
スポーツカーと呼ぶにはちょっとパワーが不足する感じだけど、現代の車と比べれば明らかにスポーツカーと呼べる水準にも感じる。
たしかにボディはやわい。
でもこのボディ剛性の低さがこのなめらかな走りを演出してるようにも感じる。
メインフレーム左側が途切れている理由もおそらくトータルバランスにおける走りの質感をあわせるためだったのかもしれない。。と勝手に想像。
ちなみにこの車体はボディのどこにもクラックが入ってない特上ボディの中古車です。
ドリフトとかのベース車になって消えていった多くのRPS13とは違う乗り味。
タイヤがかなりツラウチだけど。。
見た目はこれでも好きだ。
中期のリアビューがレトロ感たっぷりで好きだ。
旧車のスタイルが好きなので、余裕が出たら深リムのホイールでオバフェンにしてもいいかなとか考えたりもする。
けど、
ノーマルでこれほど上質な180SXとは今後永遠に出会える可能性が無いかもしれないので大事に乗ろうと思う。
サスはJICのダウンサスと純正ダンパー
バネレート F3kg R2.7kgくらいだったかな?
悪くないけど無駄にローダウンしてるので公道走る場合はペース上げると伸び側の減衰が合わない上に路面のギャップで底づきする。
なのでTEINの車高調を発注しておいた。
シルバーウイーク納車だったのであちこちいった。
カメラもって山間部へドライブ。
軽自動車をセカンドカーとして入手して3年。
マニュアル車の操作と運転する喜びを感じてるうちにFRが欲しくなった。
RX8、RX7、S2000あたりと悩んだけど
最終的に見た目重視で180SXにした。
今後日本ではまず製造されないであろうリトラクタブル・ヘッドライト搭載車。
これだけでも旧車としての独特な雰囲気はすでに醸し出してると思う。
ガラスハッチ、リトラクタブル・ヘッドライト、伸びるラジオアンテナとギミック満載の昭和デザイン。(年式は平成だけどデザインは昭和)
タイヤを新しく変えると、よりなめらかな乗り心地になった。
Sドライブはグリップはエコタイヤ+αくらいだけど、峠レベルならそこそこ楽しめるかな。
滑らせやすいかも。
軽自動車からステップアップで乗るFRスポーツ。
180SXというかなり古い設計の車ですが、一般道を走る上で何の不安もなり安定したいい走りをする車だとわかった。
いつもの山で何組かの走り屋さんたちと遭遇したのでついていったけど普通に流すレベルでは何らこっちがパワー不足だとかボディが柔くて駄目だとかそういうのは感じなかった。
中低速コースならこっち(180SX)のほうが速いかも。。
と思うシーンのほうが多かった。
いい車です。
古い車ですがめちゃ気に入りました。
家族とのデートカーとして大事にしたいと思います。