タイヤレビュー
- 名称:YOKOHAMA Sdrive
- サイズ:215/45R17
- 装着車両:180sx ターボ FR
- 主な走行シーン:街乗り90% ワインディング5% サーキット 5%
- 4本交換価格 62,000円 工賃6000円
YOKOHAMA Sdriveの評価
このタイヤは一応ハイグリップタイヤとして購入しました。スポーツ走行というよりスポーティーな走行ができれば、、とのイメージで購入をしました。それゆえ静粛性は求めていません。その上での5点満点での評価となります。
ドライ性能 3.0点
アジアンタイヤのナンカンNS-2Rを4点とすればこちらは3割減の評価となる。とはいえ、国産スポーティーグレードのタイヤとしてそれなりのグリップではある。サーキット素行には一切向かない(全くタイムでない)が、ワインディングを軽快に走行するには楽しいタイヤといえる。17インチ45扁平ということもありコーナリングでの粘りが弱く唐突に滑り出す印象だった。縦グリップもコンフォートタイヤ並と考えてあまり車間を詰めたり車重に見合わない速度での走行は控えるべきだと感じた。
ウェット性能3.0点
排水性は非常に高く、ハイドロプレーニング現象の心配は少ない。しかしながら濡れた路面でのグリップ性能が低いコンパウンドのようで、雨のワインディングやサーキットで走行すると雨天時のスポーツ走行には向いていないといえる。ナンカンNS-2Rのウェット感覚でブレーキングした際、コースアウトしてしまった。
一般道で普通に法定速度で走行するためのタイヤと考えるべきウェット性能です。
高速性能3.5点
ブレもなく使い込んでもジャダーが出にくい良いタイヤだと感じる。乗り心地が軽快な感じの高速道路走行。1.2トンの180sxでは普通のエコタイヤと変わらない印象だがミニバンなど車重のある車だとかなりビシっと走行できそうな印象だった。
静粛性3.0点
ロードノイズは非常に大きい。低速時にはゴーゴーザーザー音を立てる。高速ではそれなりに風切音に負ける感じだが、マフラー交換してる車でこのロードノイズが聴こえるというのは静粛性の悪さが伺えるタイヤだと感じた。
乗り心地3.0点
乗り心地は総じて硬めの印象。路面のゴツゴツがガツンガツンと伝わってくる。サイドウオールは比較的固いので車体剛性の低い車(自分の180sx)なんかでは街乗りには厳しいタイヤと感じた。(サイドウオールが柔らかいスポーツ走行用ラジアルのほうが心地よいくらい)。
燃費性能4.0点
エコタイヤのような性格も持ち合わせてるタイヤなので燃費はいい。グリップしないぶん走行時の抵抗にもならずよく転がるタイヤだと感じた。空気圧は平均して2.3に設定。
ライフ:耐久性3.0点
街乗りと高速メインで使ってるため非常にライフは長い。サーキット走行では1週でブロックがチビチビ飛び散るような固いゴムで出来たタイヤだが、その分普段乗りでは寿命が長いタイヤだと言える。
総合評価 3.1点
アジアンタイヤを何度も履き替えてる自分からすると愛用してるナンカンやATRのスポーツグレードとはジャンルが違うタイヤだと思える。
スポーツ走行をする人にはオススメできないが、エコタイヤで少しグリップに安心感が欲しいというユーザーにはベストな選択肢ともいえる。
しかし、4本で6万円する国産タイヤがこの程度の性能なら個人的にはナンカンのAS-1あたりで静粛性とグリップを高めてもっとお安く乗りたいと思った。
買ったタイヤはこれYOKOHAMA S.drive 215/45R17 91Y XL
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