【タイヤ比較】父ちゃんが選ぶ良いタイヤランキング

このページは個人的な意見を書き残すものです。

前置きが長いのでタイヤ銘柄はリンク先にまとめてます。

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いいタイヤについて(前置き)

安くてグリップ力の強いタイヤが好きでナンカンのNS-2Rを何度もリピートしてます。

 

 

スポーツ走行を自分で経験するまでは

良いタイヤ=グリップがいいタイヤ

という非常に狭い視野でタイヤを選んでいました。

 

  • 20代で乗っていたロードスターや30代で乗ったインプレッサSTIなどではハイグリップを好んで選びました。
  • 30代40代で乗ったレガシーやCR-Vではグリップはそこそこで静かなのがいいなと考えタイヤを選びました。

 

また、変わったクルマに乗りたいな、と20代の頃乗っていたハイラックスサーフでは、そもそも高価なAT(オールテレーン)タイヤなので、とにかく安いタイヤがいい、、とコスパだけを重視して選んでいました。

 

好みのクルマや、所有するクルマのカテゴリーによって、その時々で良いタイヤの定義は変わってくるのかもしれません。とにかくタイヤは命を守るモノと考え、タイヤ代だけはケチるな!そう考えて国産タイヤのみを選んでいました。

 

さて、

今まで雑種なクルマに乗り、いろいろタイヤも履き替えを経験しました。最近ではドリフトで年間20本以上のタイヤを削るような激しい使い方もしました。

 

そんな私が思う「良いタイヤとは」を書いてみようと思います。

 

過去に良いと思ったものが今はそうでもない。

そんな感じで所有するクルマと年齢によっても好みや良い悪いの定義が変わるので書き残しておきます。

48歳、運転歴28年が考える良いタイヤとは

レーサーとかではなく一般人ドライバーです。

運転はそこそこマシなほうかと思いますw。

 

バックで一発駐車が普通にできます。信号待ちの右折車に引っかかることも滅多にないですし、右車線をダラダラ無神経に走ることもありません。

とはいえ、たまにお巡りさんに捕まるので免許は青い普通免許です^^;。

 

最近は運動不足なので徒歩生活。

サーキット走行以外でほとんどクルマも乗らないくらいですが、たまに公道を運転する時は

もっと静かなタイヤがええなあ、」としか思わない。

今はそんな趣向です。

最近買ったタイヤは主にアジアンタイヤ

このブログ始めた頃から通算すると、約5年間でタイヤは通算120本くらい履き替えました。2本セットとか4本セットで買って同銘柄をリピートしていたのでタイヤ銘柄としては20種類程度です。

 

購入前にかなりレビュー記事なんかを探して選びぬいて買って、気に入ればリピートしてるので履き替えた銘柄の種類は少ないかなと思います。

ラジアルタイヤのハイグリップをメインで買い続けたカーライフ

ミラジーノの頃から軽自動車のタイヤは普通車に比べて安いので、同サイズでは比較的高額になりがちなハイグリップタイヤを選んで買っていました。その流れで今の180Sxでもグリップ力メインで性能を振ったタイヤを選んでいます。

 

しかし、実家にあるNボックス(軽自動車)のタイヤのようなエコタイヤも好きです。

要は、

  • そのクルマの性格に合ったタイヤを選びたい。
  • そのクルマの性質に合うタイヤこそ良いタイヤだ。

そんな風に考えています。

あと、よく履き替えるのでお値段が手頃であることも重要視しています(笑)。

 

では、

そんな運転歴28年の父ちゃんが選ぶ良いタイヤランキング

  • トータルバランスで良いタイヤ
  • 雨でも晴れでもハイグリップな良いタイヤ
  • 長持ち重視の良いタイヤ

という3つにわけて選んでみました。

 

一部を覗いて、全て自分で買った様々なタイヤから選出しています。

ますは、

トータルバランスで良いタイヤのランキング

スポーティーでありながら静粛性が高く、ドライグリップ、ウェットグリップ、耐摩耗性の全てを高次元でバランスさせる。そんないたれりつくせりのタイヤです。言い換えると、「どれも破壊性能をバランスした」タイヤメーカーがこのように謳うプレミアムタイヤ。みんなの憧れのタイヤです。

 

プレミアムタイヤは確かにグリップ良くて、まあまあ静か。

 

そういう製品が多いです。

トータルバランスで良いタイヤランキング

1位 ブリジストンPOTENZA S001

問答無用で良いタイヤです。

グリップはスポーツタイヤの性能そのものでありながら、かなり静かなタイヤです。低速域でも静かめですが、高速域で発生しがちな空気と路面のノイズが非常に少なかった。雨の日も他の市販タイヤにはまず劣ることのないグリップ性能。デメリットが有るとすればトップブランドゆえの手が出しにくい価格くらいです。値段はしますがいいタイヤです。

 

ドイツ車やグランドツーリングカーの所有者が選びたいタイヤです。スポーツタイヤの位置づけですが、サーキット走行をスポーツ走行として考えているため、ここではプレミアム部門での扱いとします。サーキットではこのタイヤで出るタイムもおとなしいものですが高速道路やワインディングでは素晴らしいグリップです。

 

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2位 ミシュランパイロットスポーツ3

個人的に、公道用タイヤとしてお気に入りのミシュランパイロットシリーズ。パイロットプレセダ、パイロットスポーツ2,パイロットスポーツ3と履いた経験から言えること。それは、突然の雨でも高速道路をドライ速度と同じ速さで安心して駆け抜けることが出来るタイヤ。つまり、雨の日にミシュランPPシリーズほど安心感の高いタイヤはいまだに無い。ということです。

 

乗り心地もよく、静粛性もそれなりにあります。スポーツタイヤの位置づけですが、トータルバランスはプレミアムタイヤと呼ぶほうがふさわしいように感じてます。

 

経年劣化でそれなりに硬くなり乗り心地も落ちてくるゴムタイヤですが、PP3は新品から5年経過しても国産エコタイヤより柔らかく乗り心地も良いです。(空気圧次第で)コンチネンタルのスポーツコンタクト3あたりと迷いどころですが、こちらのほうが低価格なので良い。

 

価格もブリジストンよりは控えめなので、非常に高性能で高次元でバランスされた性能を併せ持つプレミアムタイヤと言えます。

 

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現行モデル

 

3位 MINERVA EMI ZERO UHP

アジアンタイヤです。1本4000円程度からサイズラインナップされている中国製のタイヤです。他にもYOKOHAMAとかTOYOとか国産で良いタイヤはいろいろあるのですが、この安さで国産のプレミアムタイヤ同等の性能があります。なのでランキングから外せない。

 

上位2つのタイヤほどのウェットグリップはありませんが、排水性の高さは一級品。ドライグリップも他のアジアンメーカーがプレミアムと称するタイヤよりはグリップ力があります。現に一度サーキットで遊び半分で履いて走ったらハイグリップタイヤの1秒落ち程度のラップタイムを記録。そういう使い方をするタイヤでは無いので、評価するなら静粛性のほうです。

 

非常に静かで乗り心地もよくグリップ力があるぶんタイヤも柔らかい。それゆえ摩耗はエコタイヤに比べると早いと感じることもあるかも。ドリケツにしいてますがドリケツタイヤとしてはなかなか持ちがいいので耐摩耗性については気にしないほうが幸せになれるタイヤです。

 

4本で2万円強の低価格でありながら、REGNO並のグリップとでも言えばわかりやすいかもしれませんね。(静粛性は負けます)

 

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雨でも晴れでもハイグリップなタイヤランキング

続いては雨でも晴れでもハイグリップ編。排水性だけでなく濡れた路面でも食いつくコンパウンド性能。飛ばし気味の運転が多い人にはこれほど安心できるタイヤはない。ただし、静かさと耐摩耗性は併せ持つことが出来ない。それがハイグリップタイヤです。

1位 DIREZZA Z3

 

これ、自分で履いてないので評価に入れるのはおかしいのですが、いつもサーキットの常連さんたちが履いてるスゴくグリップの良いタイヤです。ウェットの排水性もありながら見れた路面でもグイグイ食いついてます。

 

一般道で普段履きするオーナーも多く、このタイヤひとつあればコンビニの買い出しからサーキットのタイムアタックまで出来る。そういう守備範囲の広いモータースポーツファンのためのタイヤです。とにかくサーキット走行する人以外は使う必要のないグリップ力です。

 

高速道路で前方を走るクルマがこのトレッドパターンだとわかれば車間明けないとオカマ掘ること必至です。。

 

推奨するクルマ:チューンドカー、スポーツカー、サスペンションフロント7kg以上(車重に応じて固い脚が必要)

 

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2位 TOYO R1R

国産ハイグリップだけのランキングなら1位はPOTENZA REシリーズでいいのかもしれません。しかし、価格が控えめでありながらそれら高級ハイグリップにも負けない一発タイムが出せるのはこのR1Rを置いて他にないはずです。

 

真冬の低温時でも発動するグリップ力と、濡れた路面に食いつく能力で言えば、このタイヤの上を行くラジアルタイヤは無いのではないか?ただし、排水性は若干難ありで、超高速域で水たまり踏むと恐ろしいほど吹っ飛びます。サーキットユースだけでなく、公道使用でも非常に乗り心地がよい柔らかゴムタイヤです。

 

同じ扁平率の薄いタイヤよりもR1Rの柔らかゴムを履けばミニバンでも乗り心地は良くなるはずです。しかしながら本当にグリップ力があるのでサスペンションがノーマルだとブレーキングで車体はよからぬ方向へクルリンしてしまうこと間違い無しです。

 

推奨するクルマ:チューンドカー、スポーツカー、サスペンションフロント7kg以上(車重に応じて固い脚が必要)

 

 

3位 ナンカン AR-1

ラジアルタイヤとして売られているため、ここにランキングしましたが、サーキットではSタイヤ扱いとなります。

 

グリップ力はラジアルタイヤとは一味違います。つまり最強です。公道で履く人は少ないと思いますが、TREAD80が示すとおり、ゴムの柔らかさが「まさにゴム」なので濡れた路面への食いつきは半端なく最強です。ただし、薄い水たまりでも軽くスピンしてしまうのでトレッドパターンが示すとおり、公道で履いてると突然の雨でビビることになるかもしれませんね。

 

今まで履いたタイヤでは間違いなく最強グリップですが、サイズのラインナップが少ないのが玉にキズ。ハイグリップタイヤとしては低価格なので、サーキット走行を視野にいれた足回りやブレーキに手の入ったクルマにはマッチするタイヤです。

 

推奨するクルマ:チューンドカー、スポーツカー、サスペンションフロント9kg以上(車重に応じて固い脚が必要)

 

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長持ち重視のエコタイヤのランキング

エコタイヤは個人的には選ぶことはないのですが、いくつか履いた中で、普通にクルマを移動ツールとして使うならとってもいいタイヤはこれだ!と思える銘柄をここに。

 

1位 BRIDGESTONE NEXTRY

ネクストリーは軽自動車時代に履いていましたが、とても静かで心地の良いタイヤです。排水性の高い溝パターン、静音設計された細かめのサイプなど、エコタイヤと呼ぶには惜しいほどのデザインです。

 

個人的にタイヤのデザインはこういう細かい溝が多いものが好き。なぜなら静かなタイヤだとひと目で分かるから。ただしグリップ力は求めるものではないタイヤです。とはいえ、スポーツセダンでもこのタイヤを履いてる車両はよく見かけます。無理な運転をしないなら長持ちして性能バランスも良いので、各性能を高次元でバランスされた良いタイヤといえるはずです。

 

推奨するクルマ:軽自動車、ミニバン、商用車

 

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2位 GOODYEAR EAGLE RF

カーポートマルゼンなど量販店で扱っているタイヤです。スタンダードタイヤという位置づけなので、いわばエコタイヤです。長持ちします。長持ちするとは言え、5年も履けば交換はしないといけない。それがクルマに乗るものの義務だと思っています。

 

国産メーカーから「エコタイヤ」と銘打って販売されるタイやはドライグリップが非常に悪い。つまり緊急回避や、もしもの急制動でキケンが伴う。エコタイヤを履く人が皆安全運転で常に運転に集中しているのならいいが、タイヤ性能を重視しない人、クルマに無頓着な人ほど、単純に低価格で国産で、、という条件でタイヤを選ぶ。そ

 

の結果、無頓着な運転で事故を起こす。そんなエコタイヤ並の価格で一段上をいくグリップ性能、静粛性、耐摩耗性をバランスしているのがこのEAGLE RFです。アジアンタイヤで言えば、ナンカンNS-20程度の性能。

 

推奨するクルマ:軽自動車、ミニバン、商用車

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3位 ナンカン AS-1

 

エコタイヤの3位にランクインさせましたが、個人的にはMINERVA EMI ZEROを超える唯一のプレミアムタイヤだと感じているタイヤです。見事な排水性能、静粛性、見るからに静かそうなタイヤデザイン。意外なほどグリップするスポーツ性能、間違いなくプレミアムタイヤです。ただし、価格が安いためエコタイヤにランクインさせています。国産のエコタイヤの同サイズよりも安く圧倒的に高性能なお財布にもエコなタイヤです。

推奨するクルマ:商用車以外のすべての車に推奨

 

 

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以上のような、非常に狭い範囲でのランキングです。

 

編集後記)

自分で購入したタイヤを中心にラインナップしましたが、今まで履いた同シリーズという意味合いで言えば一番いいタイヤはやはり価格が跳ね上がるBRIDGESTONEのREGNO、YOKOHAMAのADVANdbが最高です。

これらは特別なタイヤです。とにかく最高の質感を得られるタイヤであることは間違いありません。

ただし価格がキツイです。

 

同等の性能は得られませんが、アジアンタイヤでも静かで同等の質感を感じるものもあるので、タイヤ購入に際して値段で悩んでいる人がいれば国産以外のタイヤも積極的に選んでみるといいですよ。

 

私は普段乗りでは、ナンカン、ATR、NEXEN、MINERVAというメーカーのタイヤを愛用しています。サーキットでもKENDA,NANKANGを主に使っています。どのタイヤでも限界めいっぱいのグリップ性能やウェット性能をチェックしてきましたが、一つ言えることは、

飛ばさなければ静かなタイヤが一番いいタイヤ

ということです。

 

同時に、少しでも公道のルールを外れた速度を出すことがあるなら、タイヤはケチらず、グリップ性能のあるものを選ぶべき。

そう思います。

 

クルマは移動するための道具、そういう無頓着な方が大半だと思いますが、クルマを知らずして街中の人通り多い道を飛ばす車両を見るたびにヒヤヒヤします。絶対に止まれない速度だということがわかってない人の運転は怖い。

飛ばしちゃう方は安くてもいいのでいいタイヤ履きましょうね。

 

タイヤ比較用

いつもここでタイヤ買ってます。

 

以上、いいタイヤ比較ランキングでした。