前回は6月に鈴鹿ツインで今年前半の最後の走行のつもりだったのですが、なんだか梅雨明け後の気温の低さに誘われて7月後半の過酷な走行にチャレンジ。
金曜日午前のフルコース。
久々のフルコースですが、
半年前のクラッシュのトラウマがまだ残るコースでもありますw
ピットは平日なのでがらがら。
目次
今回の走行データ
車体 : 180sx
タイヤ : ATR SPORT2 205/55R16 前後同じ
サス : TEIN ストリートベイシス F7kg R5kg
吸排気:マフラー、エアクリ、フロントパイプ交換
冷却:ラジエーター交換
駆動系 ファイナル4.3 LSDカーツ1WAY
といった感じ。
ECUはパワーFCでセッティング(燃調)はこの設定のまま。
走行前のタイヤ写真
新品装着後2000kmほど走行。
山道メインなのでセンターリブは多少削れてます。
いつもの山坂道で皮むき完了といったところでしょうか。。
コースイン
久々のフルコースグリップ走行でしたが、気温も午前中で控えめだったこともあり、なんとか1周くらいは全開で走行できた。
ノーマルのバンパーが空気導入の妨げになってるのか高効率のラジエーターでも水温がすぐに90度を超え、水温高い時のみノッキングが70を超える。
あのパワーFCの設定ならノッキングのMAXは76だった。
このあと、テストモードでインジェクションを2度進角、燃料を2ポイント減量させたところ、ノッキングは108を超えた。
やはり燃調は先日のデータくらいの設定が安心できる。
今回は30分×2本走行
フルコースなのでブレーキの負担も多少少なくて済んだ。
水温は1週で90度超えてノッキングでチリチリ音全開になるため2週連続走行は出来なかったものの、クーリングをしっかりと挟んでタイムアタックも数回で来た。
1本めのベストは1分13秒8
サーキット走行後のタイヤATR SPORT2
先日のレビューではこのタイヤでサーキットを走る気がしないと書いたのですが、その理由はNS-2Rのような乗ってわかる触ってわかる柔らかさがなかったので、あんまりグリップ走行には向いてないのかな?と思ってましたが、、。
たしかに、NS-2Rのピーク時のグリップには縦も横もわずかに及ばない感じはしますが、何周走ってもタレないとこがATRのすごいところ。
NS-2Rはエンジンの水温上る前にタレるのにATRはエンジンがバテバテでもまだまだ何周も走れそうな感触が残る。
30分2本走行後のタイヤも真夏の走行なのにあんまり溶けてない。
160kmからのフルブレーキングでは踏み始めであまり制動力をかけられないけど、減速しだしたらコントロール性は非常に高い。
サーキット走行で運転練習するには本当に良いタイヤだと思った。
なんだかんだでタイムの方もよかった。
鈴鹿ツイン 自己ベスト更新
やりました!
自己ベスト更新。
しかも大幅に更新。
このアプリの1:11:63は幻です。
実際は
自己ベストは1分12秒988
前回までのフルコース自己ベストは1分15秒台だったことを考えると、かなりの進化。
タイヤ性能はほぼ変わらず(あるいは低下してる)なのにタイムは2秒以上アップ。
まだまだダメダメなドライビングですが、記念動画を。。
水温が厳しすぎて、時間いっぱい、
時間切れ直前の最終週で渾身のタイムアタックでした。。
タイムアップの要因
今回のタイムアップは兎にも角にもボディ剛性のアップです。
フロント、リアのタワーバー、のむの箱舟。
これらによる立ち上がりのトラクションアップとフルブレーキング時の安定がタイムアップに繋がったと思う。
やっぱトラクション大事、ボディ剛性欲しい。。
ATRの4倍くらいの価格の国産ハイグリップでもうちょい太いの履けば1分10秒は切れそうな予感。
なんだかんだで普段乗りからサーキット走行までそつなくこなすATR APORTS2
なかなかいいタイヤです。
やっぱ安くて遊べるのが一番いですね。