ドリルポンプでDIYミッションオイル交換&デフオイル交換の手順TAKUMIギアオイル75W-90

最近ギアの入りが悪くなってきたのでMTオイルを交換することにした。

前回のミッションオイル交換は2ヶ月ほど前。4月初旬だったのでこの間サーキット走行3回。

ダブルクラッチでも引っかかるときが出てきたので交換。

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選んだミッションオイルはTAKUMIオイル

以前から気になってた低価格が魅力のタクミオイル。

粘度は75W-90というMTオイルなら定番の粘度。

一応LSD対応と書いてあるので今回同時交換のデフオイルが万が一不足した場合には継ぎ足しも可能。

さて、

初めてのDIYミッションオイル交換を開始

ミッションケース下にあるのがドレンボルト。

ケース横にあるフィラーボルトを先に外す。

フィラーボルトは四角いボルトになってる。

専用のソケットを使用します。

 

ドレンソケットです

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スペースが狭いのでメガネレンチを使用してソケットを回します。

ここもボディとの隙間が非常に狭いので苦労した。

 

普通のラチェット類では頭が入らないので専用のドレンソケットをフィラーボルトに差し込み、こいつを24mmのKTCストレート超ロングメガネレンチでギリギリ掴める。

そして緩める。

緩んだらテキトーに指で緩めてはずす。

はずれたMTケースのフィラーボルト。

続いてはミッションオイルの排出へ。

R200のデフケースと同じ専用のドレンソケットを使用。

こいつをドレンボルトに差し込んで

ガツンと長いレンチで緩めて外す。

ミッションオイルの排出

外れたドレンボルトの鉄粉の冨着具合を確認

イソギンチャクみたい。

こいつをキレイに拭き拭きして、

液体ガスケットの残りカスもそぎ取り

液体ガスケットを塗りつけておく。

液体ガスケットは赤いのと灰色のがあるけど、赤いのが早く固着するらしい。

とりあえず灰色でも全く問題なし。

排出したミッションオイルの色はこんな感じ。

やや灰色っぽい。

鉄粉もけっこう混ざってる。

オイルポイパックにいれて燃えるゴミで処分した。

新しいギアオイルの注入は電動ドリルポンプを使う

Amazonで売ってる(1400円くらい)ドリルポンプ。

前回のデフオイル注入時に使ったもの。

デフオイルの粘度でも一瞬で1リットル吸い上げる能力があるので75W-90のギアオイルなら水のごとく吸い上げることが出来る。

ミッションオイルはTAKUMI75W-9-0

ドリルポンプの吐き出し側には水道用のコックを取り付けてある。

こいつをフィラーボルトの穴に差し込み

ドリルポンプの吸い込み側ホースをオイル缶に差し込む。

そして電動ドリルのトリガーを引くだけ。

ギュイーーン!

と5秒~10秒くらい?

一瞬でフィラーボルト穴からオイルが溢れ出す。

ミッションオイルは溢れ出すまで入れたらフィラーボルトを締め込んで注入終了。

わりとキレイに出来た。

MTケースのフィラーボルトは締め込むのもデフケースほど手こずらなかった。

さて、続いてデフオイル交換

鬼門のフィラーボルト締め込みを上手く処理すれば作業時間を短縮できるはず。

3度目のデフオイルDIYチャレンジ

オイル交換用の工具類を一式車体後部へ移動させる。

今回注入するNEWオイルは前回同様CUSCOの80W-140

まずはデフケースのフィラーボルトを緩める。

がしかし、

前回出来たはずのフィラーボルト外しがうまくいかない。

右手は使えない、車体左側から潜り込んでるので右手だと手の甲がアーム類に干渉して回せない。

左手を使わないとうまくいかない。

とりあえず専用のソケットを左手で差し込んでレンチで緩めた。

そして左手で緩めてはずす。

フィラーボルトが外れたらドレンボルトもゆるめて外す。

ドレンボルトがはずれて

デフオイルが出てきた、

と同時に

ドレンボルト落としちゃったw

落とさないようにかなり注意してたけど、MTオイル交換作業のあとで手袋が滑りやすかったみたい。。

マグネット棒でドレンボルト救出。

はずれたドレンボルト

あんまり鉄粉とかついてない。

まだ1ヶ月なんでこんなもんかな?

さて、

デフオイルの注入もドリルポンプで

デフオイルの缶って1リットルの細い缶。

なので、

ホースを突っ込んだ際、倒さないように細心の注意が必要。

今回も気をつけながらポンプの吐出口をデフケースのフィラーに差し込み、

吸い出しホースをデフオイルの缶に差し込んで、

さて、ドリル回すか、、

と思った時、

足がオイル缶にあたってデフオイルを地面にばら撒いてしまった。

500CCくらいこぼれた。

つまり、

1リットル缶の半分をこぼしてしまった。

ここからは拭き取り作業とかけっこう大変で

写真取れなかった。

なんとかドリルポンプでデフオイルも残りを注入。

しかしながら、まったく規定量の1.5リットルには足らず、

やむを得ず、TAKUMIオイルの75W-90を継ぎ足して満タンにした。

 

なんだかんだで今回もデフオイル交換に際して地面をオイルまみれにしてしまった。

でも、

TAKUMIオイルの4リットル缶のおかげで不足オイルを原チャリで買い出しに行かずに済んだ。

工具類もオイルまみれでつかめないくらいになったのでパーツクリーナーで拭き拭き。

 

MTオイル交換&デフオイル交換作業、

時間は合わせて2時間ほど、

途中でオイルこぼしてなかったら30分は短縮できそうだった。

まだまだDIY整備の修行は続きます。

 

 

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