おすすめエンジンオイル添加剤注入シュアラスターLoopエンジンリカバリーの評価と愛車の症状

10万km超えの中古車を乗り継いでるので軽自動車から普通車までいろんなエンジンオイル添加剤を使ってきました。

その中でも一番お気に入りなのがシュアラスターループのエンジンリカバリー(5万km以上の多走行車向け)です。

シュアラスターループERエンジンリカバリー添加剤

ここでは個人的なエンジントラブルの経験と、この添加剤を愛用してる理由を書いております。

コレ入れてダメならオーバーホール。

自分的にはそんな位置づけの添加剤で、最後の手段でもあります。

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多走行車や中古車にありがちなオイル上がり下がりなどに添加剤

自動車のエンジンって距離走れば走るほど、雑に扱えば扱うほどエンジン内部のピストンとシリンダーのクリアランス(隙間)が広がるわけです。あとエンジンを構成するパッキン類も劣化して隙間が出来たりとエンジンが疲れてくるわけですよ。

その疲れたエンジンの隙間(ピストンとシリンダーのクリアランスとかパッキン類の劣化)が広いといろんなトラブルが出やすくなります。

  1. エンジンオイルがピストンリングの隙間を抜けて燃焼室へ上がる(オイル上がり)
  2. エンジンオイルがバルブの隙間から燃焼室へ入り込んでしまう(オイル下がり)
  3. アイドリングなど始動時に燃焼しきれなかったガソリンがピストンリングの隙間を抜けてオイルパンまで落ちる(ブローバイ過多)

こういう不具合が出ます。

エンジンのオイル上がり、オイル下がりについての詳しい解説 yahoo!知恵袋

1,2のオイル上がりやオイル下がりではマフラーからアイドリング時に白煙出たり高回転で煙出たりと目で見てわかるトラブルが発生します。

これはエンジンオイルが減ったりするので古い中古車だと普通によくある現象です。

このような隙間を埋める役割を受け持つのがエンジンオイルです。

潤滑防腐冷却そして清浄、それがオイルの役割。

この潤滑の役割はピストンリングとシリンダーの密封度も高めるので

先に上げたトラブルは評価の高いエンジンオイル添加剤入れれば収まりやすい。

また、

これが個人的に悩まされてるトラブルなのですが、

3の燃焼しきれなかった混合気(ガソリン)の一部がピストンリングの隙間を抜けてエンジンオイルに混ざり込む現象。

ブローバイのことです。

ブローバイについての詳しい解説はこちらを参照 yahoo!知恵袋

自分のはこの症状かもしれない。

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エンジンオイルを確認したら、量がとても多くガソリンのにおいがしました。このまま乗っていても大丈夫ですか?GX110のマークⅡ(2000cc)火事になったりしませんか? おそらく、なんらかの理由で燃調がおかしくなってガソリンをたっぷり含んだブ...

この状態がひどくなるとエンジンオイルが増えてることがあります。

エンジンオイルが増えるという不思議な状態です。

これ添加剤でどうにかなるもんかな?

という症状です。

ガソリンかラジエーターの水が混ざるとエンジンオイルが増えるというトラブルに見舞われます。

自分の場合はアイドリングをあんまりしないので冷間時に起こるようです。

そしてうちのエンジンはすぐに(1時間もすれば)オイルが汚れます。

そのままオイルもヘタるはずです。

新品のエンジンオイルに交換してもすぐにエンジンオイルが真っ黒になります。

オイルが黒くなるのは洗浄ではなく清浄。こちらの解説も参考になります。

エンジンオイルの劣化は色や粘度では分からない ~規格・添加剤・劣化など~ - バイクの系譜
第十一回目はエンジンオイルについて。 エンジンオイルというのは 『潤滑・清浄・密封・冷却』 早い話がエンジンと

どんなエンジンもエンジン始動時にオイルが粘膜保護出来てない状態のときなどにブローバイという未燃焼ガス(混合気の余ったモノ)がエンジンの内部へ入り込むのですが、それが本来の想定量を遥かに超えて入り込むと自動車メーカーが標準で装備してるブローバイ処理装置では間に合わず吸気系のパイピングに入り込んだりするトラブルが発生することもあります。

ピストンリングの摩耗かシリンダーの壁面にキズがついたりして隙間が広がってるために起こる症状で、自分の車の場合はピストンリングの隙間からの混合気抜けが激しくなってるのかブローバイの影響でエンジンオイルの汚れ劣化が異様に早くなってると思います。

添加剤を多く含む高価なオイルほど黒くなりやすいのは確かなのですが、新品で入れたオイルがすぐに黒く劣化する状態をなんとかしたいです。

エンジンオイルが本来持つ粘度なら高温になるエンジン内部の各パーツを粘膜保護が働くのですが、そこにガソリンなんか混ざっちゃうとエンジンオイルの性能ガタ落ちになるわけです。

そんな性能ガタ落ちのエンジンオイルでサーキット走行(高回転運転の連続)なんかしてしまうと、さらにエンジンの油膜が切れた状態での高負荷が続きエンジンが疲れちゃいます。

たぶん、相当なお疲れエンジンにしてしまったのかもしれません。

そこまで逝くとエンジンオーバーホールが適正

エンジンからオイル漏れたり、オイル減ったり増えたり、、

そういうトラブルを自動車整備工場やディーラーに相談すると

エンジンオーバーホールせなあかんな!

と言われることがあるはずです。

オーバーホール。。

金かかるなあ、、w

できればそういう処置をとって元気いっぱいのエンジンにしてあげたいのですが、、。

けっこうな工賃(費用)がかかりますよね。

エンジンオーバーホールの費用は

エンジンオーバーホールの費用は軽自動車で20万円~60万円。

NAやターボ、車種によって変動しますが、ザクッと4~50万円かかると見ていい場合が多いです。

買い替えたほうが安いですよね。

自分は軽自動車のときはオーバーホールするの諦めて買い替えました。

普通車の場合、オーバーホール費用は30万円~100万円。

これは車の仕様やら車種によってかなりばらつきがありますが、たいていの車種ではエンジンオーバーホールするなら40万円~50万円はかかると見るしかないです。

ちなみにうちの180sxはエンジンオーバーホールの見積もりしてもらうとすれば60万円~80万円ほどです。

中古のエンジンも良いものがあれば必要なパーツも少くて済みますが、リビルトエンジンも市場からなくなって技術料だけでもけっこうな金額になるわけです。

時間かかりますからね。

あとチューニングカーなのでいろんなパーツを入れ替えたり、再セッティングとかするので高額になりがちです。

なので、

今スグそんなお金ねーよw

というのがエンジン不調(オイル漏れやオイル上がりなどのトラブル)で多くのユーザーが思うところの本音じゃないでしょうか。自分もその一人です。

自分の場合、

軽自動車でエンジン不調のときは

  • エンジン不調、、、
  • 修理はお金かかりすぎる、、
  • じゃあ安い中古車に買い換える

という感じで安い中古車で乗り換えてました。

しかし、

思い入れのある大事な愛車だとそうはいきません。

借金してでも治したい。

でもやっぱ金額すげーなあ、、。。

と悩むばかりの毎日です。

せめて、お金用意できるまでこの不具合が進行しないようにできれば。。

そう、

この不具合の進行を遅らせることが出来れば

車の不具合は人間と違って自然治癒はしませんからね。

そのまま乗ってるとキズは進行していくんです。

でも普通に走ることはできる。

なら不具合の進行を遅らせる&症状を和らげることでしばらくは普通に愛車に乗れるわけです。

そういう気持ちのドライバーを助けるためにエンジンオイル添加剤は生まれたわけです。

前置きが長くなりましたがエンジンオイル添加剤は使えば効果を感じ取れますよ。

エンジンオイル添加剤は効果ある

たとえば、

10万km超えの中古車買った場合に最初に普通のエンジンオイル0W-30とか安くて柔らかいのをいれてみれば添加剤の効果がわかります。

長年乗り続けた自家用車がゴロゴロ、カリカリ、シャリシャリ変な音したりエンジン振動が目立つ場合にも変化を体感できます。

いろんな添加剤ありますけど、

一番効果あるのは

見た目がドロっとしたやつ。

コレが一番効きます。

ミッションオイルやデフオイルを見たことある人ならわかると思いますが、高温になる部位ほど金属パーツの保護で粘度の高いオイルが使われています。

エンジンオイルは駆動系に比べると粘度はずいぶん低いです。

硬すぎるオイルは超高速で駆動するピストンやクランク部分への負荷になるので燃費や出力向上の邪魔になるからです。

しかし、その邪魔になるという粘度が、長年使い込んだ隙間だらけのエンジン内部では素晴らしい抜け防止効果を発揮します。

おすすめのエンジンオイル添加剤

そんなエンジンオイル添加剤ですが、

一番ドロっとしたやつは個人的な経験ではシュアラスターループのエンジンリカバリー(ERって書いたやつ)です。

KUREの安いのもいいですが、

あんまり粘度が無い添加剤いれるくらいな少々高価でもいいエンジンオイル(粘度高いやつ)いれるほうがいい。

あと、ワコーズの出してるエンジンオイルと混ぜて混合油を作成してから入れるようなタイプも車の仕様によっては不安が残る。ちゃんと混ざりきらずにタービンのオイルラインにあるオリフィス(めちゃ小さい穴)やオイルクーラーの細い通路に詰まったらどうしよう。。そういう不安が残ります。

柔らかすぎず、詰まるほど固くないもの。

そういう雰囲気で添加剤探すとシュアラスターループのERに行き着きます。

粘度はデフオイルの80w-140よりちょっと固いくらいの雰囲気です。

なのでエンジンにいれるには相当固い部類のものになります。

でも、エンジンオイル交換時にいれると

すーーーっとエンジン内部に吸い込まれるように入っていきます。

油温30度くらいでもずいぶんすいーーーっと入っていくので詰まることはまず無いと感じてます。

そんなトロトロでスイーッと入っていくとなると高温時の粘度に不安を覚えますがどうなんでしょう。

シュアラスターループエンジンリカバリーで油圧が高まり安定

さて、

ここで具体的な実例のお話です。

180sx下回り写真集

うちの180sxは1ヶ月ほど前にタービンのオイルリターンパイプが割れちゃってエンジンオイルを大量に垂れ流してしまうという大惨事に見舞われました。

その際、すぐに車停めて、JAFか保険屋でにでも迎えに来てもらえばよかったのですが、

ちょっとくらい走らせても大丈夫やろ♪

と10kmほど先にあるオートバックスまでオイルダダ漏れ状態で持ち込みました。

まだ完全に抜けきってなかったのでエンジン内部には多少オイルは残ってましたが、AB到着時には半分くらいオイル漏らしてたと思われます。

なんとか量販店に到着し、4リットル缶のエンジンオイルを買って、オイルフィラーからどぼどぼ入れてあげました。

まだ内部にエンジンオイル残ってたようでオイルレベルゲージでは下限の目盛りくらいの状態でした。

そこからエンジンチェックランプとにらめっこしつつ、整備工場まで約50kmの距離を高速道路使って移動。

チェックランプ点灯でオイル1リットル足して、またチェックランプ付いたら1リットル足して、、という具合で走りました。

エンジン回転は3000回転以下に収まるようゆっくり移動しました。

4リットル缶を使い切りながら50km移動。

ショップさんに到着するまであとわずか5分ほどという距離でエンジンオイルのチェックランプが点灯しつつも継ぎ足すオイルがもう無い!という状態になりました。

エンジンオイル無くなって走ってきたということを伝えると、

そりゃマズイな。

ということで

そこからお店でオイル足して、少し走らせてオイルを全部抜き出す。

すると抜き出したエンジンオイルに鉄粉が混ざるという悲しい状況。

エンジンオイルに鉄粉が混ざってラメってるわけです。

こりゃエンジンオーバーホールするしかないですね。

そう言われたものの、

乗り慣れた本人が乗ってる限りではエンジンの振動も出力も今まで通り元気だし。。

今すぐオーバーホールしなくてもいいんじゃないの?

と思うわけです。

でも

機械(エンジン)は人間と違って自然治癒はしない。

という周知の事実。

そのまま乗ると傷口(ピストンとシリンダーの隙間)が広がってブローバイが、出力が、エンジンオイルが、、と不安事項がどんどん出てくる。

結果、壊れますよ。

という状態です。

でも、乗ってる感じはオイルをまた入れて普通に乗れば問題なさそうに感じる。

とりあえず、今すぐオーバーホールとか大それた整備をしてもらうには金銭的に痛すぎる

あと、エンジンオーバーホールで預けると3ヶ月とか半年とか愛車とお別れすることになる。

お金もその時間も辛い。

とりあえず、今は

車に無理させずに乗り続けられるならそうしたい。

と悩みに悩んで

久しぶりにエンジンオイル添加剤をいれることにしました。

サーキット走行するので普段から15W-50のわりと高価なエンジンオイルを入れ続けてました(MOTUL V300というリッター3000円くらいするやつとかいろいろ)。

でも、高価なオイルもいいけど、

安めのオイルとオイル添加剤のコンビネーションのほうが普段の街乗りや普通走行では効果的。

コスパもいいしね。

との思いです。

多走行車向けエンジンオイル添加剤といえばERエンジンリカバリー

10万kmオーバーの中古車ばかり乗る自分にとって、シュアラスターループのERは一番助かる添加剤です。

かつてミラジーノでオーバーヒートしてエンジンブロック歪ませてしまいラジエーターの冷却水をエンジンが吸い続ける状態の時もシュアラスターループでしのいでいた。一時しのぎで最終的に手放しましたが、そんな状態でも中古車買い取り業者は買い取ってくれたわけで。。17万km走行で冷却水がどんどん減る車両を5万で買い取ってもらった。。すんません。

あの経験があるのでERがいかに密封性の高い添加剤かということは経験済み。

ならば、

今回のピストンリングとシリンダーの隙間に何らかのトラブルがあるという想定でもしっかりと穴埋め効果(オイルの密封性という役割を高める高価)は見込めるはず。

そう思って今回も

藁にもすがる思いで

シュアラスターループをいれてみた。

すると

油圧が1.4から2.0付近へ上昇エンジンすこぶる快調

SR20DETというエンジンはネットでググると油圧が低いようで、1.5を下回るという情報が多い。

そりゃ、20年以上経ってる無理されたエンジンばかりだからなのかもしれない。

うちのも同じように普段は油圧1.4~1.6いけばいいほう。

シリンダー削れたからかな?

と思ってたけど、SRターボでは一般的らしい。

じゃあ

添加剤のいいやつ入れたらどうだろう?

とERを入れてみたところ、

なんと、油圧2.0付近で安定。

しかも、なんだかアイドリング静かで振動少なくなるし、アクセル踏み込んだときもシュォォォーンとフケがいい。

あくまでも街乗りでの油圧なのでサーキット走行したあとはさすがに落ちますけど、自然治癒できないエンジンを少しでもいたわりつつ、普通に乗り続けるぐらいなら添加剤で十分調子は回復すると感じた。

ちなみに、この状態でセントラルサーキットや鈴鹿ツインで自己ベスト更新するという荒業をしてしまいました。

傷んだはずのSR20DETよ、

無理させてゴメンm(_ _)m。。

Mobile1の15W-50とシュアラスターループを入れて

一応ブーストアップした高負荷エンジンなのでエンジンオイルは常に10W-50か15W-50を入れるようにしてる。

もともと粘度高いオイルにエンジンリカバリーみたいな高粘度の添加剤いれても大丈夫かな?

と思いましたが、

結果はオーライ♪

油圧は1.7~2.2程度で安定(街乗り)

サーキット走行しても今まで通り、というか過去ベスト更新するくらい調子良かった。

まあ、不安を抱えたエンジンなのでこれ以上高負荷な使い方は控えようと思いますが、こんだけ調子いいと無茶したくなるのも走り屋の性。

そんなこんなで、シュアラスターループのエンジンリカバリーがまた愛車の寿命、いや酷使したエンジンのオーバーホールまでの時間稼ぎをしてくれてる。

そんな状況です。

ふむふむ、

こりゃ中古車販売店でエンジン調子良さそうに見える車も使ってるな?

そう思う次第です。

中古車買ってしばらくしてオイル交換して不調になったとか。

そういう場合にシュアラスターループのERいれたら復活する確率高いかも。

そんなこと思ったりする次第です。

高価ですが、いい添加剤だと思いますよ。

古い車に乗る自分にとっては、コレが麻酔薬みたいなものです。

Loopの添加剤って何種類かあってわかりにくいですが、この緑のERという文字が書いてるやつです。