ブレーキパッドの交換をしました。
僕の180sxはスカイライン用(GT-R用)のブレーキキャリパーになってるので、交換用に購入するパッドはGT-R用(スカイライン用R32)となります。(DIXCELの説明ではR32も33も34もシルビアもパッドは同じっぽいです)
前後ともスカイラインのキャリパーなので前後ともスカイライン用のパッドを買いました。
交換作業の動画
一連の作業を(素人作業です)を動画にまとめたので写真ではわかりにくい場合こちらも参考までに。
購入したパッド DIXCEL ES
買ったブレーキパッドはこれです。
もうサーキットへは行かないつもりなので普通のものにしました。
前後セットでこれが一番安く、耐熱性能も600度までと、公道を走行するには十分かと思います。
ブレーキパッド交換方法
繰り返しますが、ノーマルの180sxのキャリパーとは違うのでご注意ください。
まずはじめに
キャリパーの裏側にあるバネ棒を外します。(正式な名前は知りません)
うしろのハリガネみたいなバネ棒をはずしたら、パッドを止めているこの太い金属棒(ピン)を2本とも抜き取ります。
ちょっと固い場合もあるのでプライヤーなんかでこじれば抜けます。
刺さってるだけなので。
ピンを抜いたらパッドを抑え込むこの金属の板が外れます。
ワイヤー(バネ棒)
ピン(金属棒2本)
ストッパー(金属の板)
これらを外せばブレーキパッドを抜き取ることができます。
抜いたパッド
新品と比較するともとのパッド(MX72)は残り1mm~2mmと限界でした。
新しいパッドにグリスを塗ります。
このDIXCEL ESには鳴き止めグリスが付属してます。
パッドの裏側にはあらかじめシムも付属してるのでお得です。
そのまま付属のシムと鳴き止めグリスをつけてキャリパーへ装着します。
ここでキャリパーのピストンを押し戻します。
押し戻す際にブレーキマスターのシリンダーからブレーキオイルが溢れ出ないか?確認しておくほうがいいです。使い込んで継ぎ足ししてるとあふれることもあるようです。
キャリパーのピストン戻しは思ったより固い場合があります。
ウォーターポンププライヤーなんかで押し戻す人が多いですが、僕の場合手持ちのプライヤーではピストンまで届かなかったので、やむを得ず手持ちのコンビネーションレンチでテコの原理で押し戻しました。
ピストンを押し込んだら新しいパッドを取り付け
はずしたピンやバネ棒を戻しておしまい。
作業工程自体は少なく簡単なのですが、分解整備になるので工具不足など不安がある場合はプロに任せるほうがいいと思います。