車体状況
- 現在走行距離171,000km
- ミラジーノL700
- EF-DETターボ車です
- ブーストアップしてます
- 冷却系はノーマルのまま
- 今回の故障(異常)は高速道路の長い登り坂
いきさつ
前回のエンジンオイル交換は16万kmで2ヶ月前、特に問題なく調子良かったので距離は1万km走ったけどエンジンオイルの交換を忘れてたのでイエローハットへオイル交換に向かった。
財布の中身が寂しかったのでまるごと交換1880円という一番安いオイルを注入してもらった。
いつもは5W-40の100%化学合成油を使うのだけどこの日は部分合成でもない一番安いものにしてみた。しかも古いエンジンへの保険として粘度あげるために入れるシュアラスターループも今回は入れなかった。
店員さんは「やめといたほうがいいよ、、」と言ってくれたのですがとりあえず一時しのぎなんで入れといて!と半ば強引に安いオイルを入れてもらった。
軽自動車ターボ車に5W-30という粘度低いオイル入れるとオーバーヒート&故障する
名阪国道を天理から登り続けました。
ブーストアップしてるので調子乗って速度出しすぎてました。
針インターを過ぎてからの上りで異変に気づきました
水温が大変なことに。。
初めて見た純正メーターの水温警告ランプ、
そしてOBD2で接続しているユピテル81sdに表示された水温はなんと126度wwww
水温が125度を超えるということはエンジン内部は超高温でピストンヘッドが溶けるとか、バルブが変形するとか怖い話を聞いたことがある。
こいつ(ユピテルのOBD2レーダー探知機)が無かったら純正の警告ランプに気づかずオーバーヒートどころかエンジンを焼き付かせるところだった。
とりあえず緊急事態とわかる数値なのですぐさま近くのパーキングへ避難。
高速道路を高回転域で長時間運転した結果
警告ランプに気づいたのは早かった。でも3000回転〜4000回転オーバーで20分ほど高回転で巡航していたし上り坂が続く道だった。
冷却系や燃料計に手を付けず、ただただ簡単にブーストアップしてるだけの車両ということもあり上り坂ゆえ常時ブーストが高くかかっていたはずです。
エンジンにかなり無理をさせてた結果、オイルの粘度と高温耐性を完全に超越してしまってたようでラジエターから赤い液体が大量に漏れだしていた。
冷却水のリザーバータンクから大量に漏れた。
このあと水温が90度以下に下がるまでエンジン停止させて冷却させた。
外の気温は7度、真冬です、
真冬でもこうなので真夏だったらどうなってたことか、、。
※翌日冷却水を購入し継ぎ足したら1リットルも入った。。
ターボ車の適正なエンジンオイルは10W-40や5W-40
ターボ車やハイパワー車の場合、エンジンが高温になりやすいため粘度の高いエンジンオイルを推奨されている。これを無視して安い(粘度の低い)オイルを使うと高負荷をかけた際にオーバーヒートになりやすい、あるいはなりうるということを体験した。
帰りはエンジン回転を極力3000回転未満で流して帰ったので水温は100度までいかないで1時間ほどの高速道路走行を無事にこなした。
でも加速や登坂でブーストがかかると急激に水温があがる。OBD2経由のデータなので正確だと思う。
自戒を込めて備忘録
イエローハットで5W-30のオイルが1880円だったのでケチったのが痛かった。
- 10W-40が3880円
- シュアラスターループ2780円
同じ車体、同じ状態でも真夏のサーキットでオーバーヒートしなかったのはこの組み合わせがあってのこと。
以降、エンジンオイルは指定の粘度を使い、保護剤もケチらないこと。
あとがき
翌日どうもエンジンをかける時に異音がする。
バッテリーが弱ってるので再度イエローハットへ
エンジンオイルを適正なもの(5W-40)と交換して、ついでにバッテリー交換。
交換後もエンジン停止からエンジン始動でピストンあたりからガタゴトっ的な音がする。
これはもしかしてエンジン内部が溶けて変形してる恐れあり??
参りましたw
少し様子見て、エンジン交換も視野にいれなければいけないのかもしれない。。
PS)
結果エンジンブロックがゆがみ、シリンダー内へ冷却水が入り込む症状となり廃車になりました。
エンジンブローしたままミラジーノ売却 ミラジーノの買取価格は?