ワゴンR中古車購入時に注意するポイント(随時更新)ステアリングギアボックス、ドラシャブーツ他

中古のワゴンRを買いました。非常に状態の良い車両です。

しかし、走行距離は10万km、初年度登録から10年経過の車両です。

【オーナー目線】中古車ワゴンRスティングレー4代目MH23Sと5代目MH34S買うならオススメはどっち?
ワゴンRスティングレーの中古車の購入を検討している場合、4代目と5代目ワゴンRスティングレーの外観が非常に似ているため、どっちがいいのか?悩みませんか? 私はもともと3代目ワゴンRスティングレーを買うつもりでいたのですが、長く乗るつもらいだ

 

フル装備でコミコミ価格は相場より安め。

となると、購入時には見えない不具合や故障箇所が見つかることもあります。

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ワゴンRの中古車で見つかった不具合

関連)ワゴンR購入後に故障した箇所やパーツ交換整備のまとめ

https://car.i6i6.biz/archives/6632

 

私が購入したMH23Sでの事例をいくつか書き足していきます。

MH22sやその後のMH34でも同様の不具合というか劣化、故障があるようなので参考になればと思います。

 

まず、大きいものがこれ

ステアリングギアボックスのガタ、異音

MH23S、MH21Sなど3代目、4代目ワゴンRではステアリングギアボックスのガタや異音の報告が多くネットで見つかります。

特段ワゴンRだからステアリングギアボックスが弱いとかそういうことではないと思います。

私も過去にミラジーノ10万km超で買った車体は同様にステアリングチューブがガタガタ異音してたので交換しました。

 

軽自動車の中古車では過去の使用者の運転具合でステアリングラックの劣化、ガタは出て当然と考えるべきなのかもしれません。

安全に関わる重要な部位なので異音やガタは気になりますが、そのままでも乗れないことはないので気になる方は交換したほうがいいでしょう。

 

修理代

ディーラーで修理見積もりをすると、部品代4万円強、工賃3万円強で合計8万円ほどになるようです(ネット調べ)

リビルト品で交換すると

部品代2万円と工賃8000円~16,000円程度なので3万円~4万円の工賃となります。

※リビルトのステアリングギアボックスはヤフオクで売ってます。

 

ワゴンRのリコールについて

ステアリングギアとは違う部位になりますが、車両によってはステアリングの構成部品がリコール対象にもなっている場合があるので中古車購入後のリコールは要チェックです。

 

スズキのリコール確認ページ

リコール等情報|スズキ
ご愛用のスズキ株式会社製品のリコール・改善対策、サービスキャンペーンなどの情報のご案内です。車体番号から対象車両の作業未実施該当車の検索もできます。

車台番号を入力したらリコール出てきます。

 

※私のワゴンRはステアリングコラムと触媒部分にリコールが出てました。

ただし、サービスリコールというものになるので、実際に不具合が出た場合には無償で部品交換作業を提供してくれるようです。

※このリコール部位とステアリングのガタ異音は無関係です。

 

※リコール部位はこちら

発生する症状はハンドルロック時にエンジン始動しないなどの症状

 

スズキ株式会社 リコール情報 2012年4月12日 ワゴンR、アルトラパン、パレット、アルトのサービスキャンペーンについて
スズキ株式会社 オフィシャルwebサイト

 

 

触媒接合部の亀裂

リコール情報にもあるのですが

ターボチャージャー付車両において、特定の高負荷運転を繰り返して長期間使用すると、触媒ケース入口のパイプ溶接部に亀裂が入り、排気音が大きくなるおそれがあります。

スズキ株式会社 リコール情報 2012年4月12日 ワゴンR、アルトラパン、パレット、アルトのサービスキャンペーンについて
スズキ株式会社 オフィシャルwebサイト

とのことです。

こちらもサービスリコールなので、実際に排気漏れなどが発生した場合は無償で修理交換してくれるようです。

 

※私の車両は非常に静かで調子がいい車体ですが、ごく低速時にわずかにエキマニ周辺から低音の排気音が聞こえました。調べるとリコールが出てましたが、特に排気漏れもなく問題無い様子でした(笑)

ドライブシャフトブーツ

ワゴンRの中古車を買う際、販売店が現状渡しでの販売などで激安車両として売っている場合はこのドライブシャフトブーツも要チェックです。

 

 

私のMH23Sは販売店が仕入れた際にブーツが破れていたとのことで、新品へ交換済みでした。

整備ありの販売店や車検通して納車する車両ならブーツ破れは心配ありません。(ドライブシャフトブーツの破損破れは車検通りません)

しかし、個人売買や現状渡しの販売店での車体購入はこのシャフトブーツのチェックは大事なポイントとなります。

 

ショックアブソーバーの抜け

今回購入した車両は走行距離がちょうど10万km

ショックアブソーバーの抜けが気になりチェックしてみると、新品のカヤバショックよりやや抜けてるかな?程度だったので、10万km程度では交換しなくても良いかもしれないと思いました。

カヤバKYB NEW SRショックアブソーバーのレビュー

 

スタビライザーリンクの劣化

先に上げたステアリングギアボックス(ステアリングラック)の劣化による異音発生と区別がつきにくいかもしれませんが、スタビライザーリンクの劣化でも異音が出ます。

足回りからの異音のほとんどがスタビリンクの緩み、劣化による事例が多いようです。

スタビリンク交換

今回、スタビリンクを交換してみましたが小さな異音はステアリングギアボックス、大きなガタゴト音はスタビリンクという感じで聞き分けることができそうです。

ワゴンRはとっても長持ちする車

ワゴンRは走行距離30万km超えても元気な車両がたくさん存在しています。

新車から20年以上経過した初代ワゴンRもまだまだ元気な車体が存在しています。

MH21SやMH23Sならまだまだ整備次第であと10年10万kmは持つはずなので、故障箇所、劣化部位は所有者が許容しつつ整備を心がけたいところですね。

 

その他、不具合出たら追記していきます。

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ワゴンRスティングレーMH23Sはとてもいい車ですが、あまりにも修理代が重なるようなら、(修理代が10万円超えてくるなら)不具合箇所はいったん我慢して見て見ぬ振りします(笑)。

そのお金を頭金にしてMH34Sのエネチャージ付きワゴンRに乗り換えてもいいかなと思ってます。

修理代10万円を残して、一括査定で強引に買取価格を競い合ってもらって10万円~20万円、さらにこちらの中古車無料お探しサービス非公開の車両を含む厳選在庫車の中から、希望に応じた車を無料で探して提案してもらえば購入価格を抑えて良い車体と巡り会えるので、そのタイミングでNAのエネチャージ付きワゴンRを狙えるのかな、、と思ってます^^。

どの世代のワゴンRも、ほんといい車ですよね。