【オーナー目線】中古車ワゴンRスティングレー4代目MH23Sと5代目MH34S買うならオススメはどっち?

ワゴンRスティングレーの中古車の購入を検討している場合、4代目と5代目ワゴンRスティングレーの外観が非常に似ているため、どっちがいいのか?悩みませんか?

私はもともと3代目ワゴンRスティングレーを買うつもりでいたのですが、長く乗るつもらいだったので、最終的に少しでも新しい、かつ車両価格が安い4代目ワゴンRスティングレーTSを購入しました。4代目は5代目より中古車価格が安く、ナビ、地デジ、ETCまでついてコミコミ39.8万円で購入できました。とても満足しています。

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とても満足しているのですが、。、

4代目ワゴンRスティングレーを買った私は今、

「あ、やっぱり無理してでも5代目にしとけばよかったかな」

と思う点と

「うん、自分の使いみちなら4代目でよかった」

と感じる点があるので、

MH23SとMH34Sの大きな違いについてまとめます。

 

これから中古のワゴンRを買う予定の方に参考になればと思います。

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4代目ワゴンRスティングレーの特徴

外観や荷室については大きな差が無いので、(細かな差はあります)4代目と5代目の大きな違いとなる動力性能についてまとめます。

4代目MH23Sの最大の特徴は熟成されたK06Aエンジンを搭載することと極限まで高めた静粛性を持つボディです。また中古価格が手頃なところがおすすめです。

諸元

  • 販売期間 2008年9月 – 2012年11月
  • 乗車定員 4人
  • ボディタイプ 5ドア軽トールワゴン
  • エンジン K6A型 直3 DOHC 12V
    K6A型 直3 DOHC 12V ターボ
  • 駆動方式 FF / 4WD
    変速機 CVT / 4速AT / 5速MT
  • サスペンション 前:マクファーソンストラットコイル
    後:アイソレーテッドトレーリングリンクコイル
  • 全長 3,395mm
    全幅 1,475mm
    全高 1,660mm(標準)
    1,675mm(スティングレー)
  • ホイールベース 2,400mm
  • 車両重量 800 – 930kg
  • 生産台数 74万台

ウィキペディアより

エンジン

4代目ワゴンRスティングレーはエンジンがK06Aという長年スズキの軽自動車に使われていたエンジンが採用されています。

K06Aは車好きの間では名機と言われるエンジンでもあり、この4代目ワゴンRに搭載されるエンジンは熟成に熟成を重ねたK06A最終モデルです。

過去のどのK06Aエンジンよりも高められた燃費性能と、長年積み上げられた不具合対策から生まれた熟成したエンジンは故障がなく非常に長寿命であるという日記も見かけるほどです。

 

燃費(JC08モード) 19km/L
最高出力 64ps
最大トルク/回転数
95(9.7)/3000n・m(kg・m)/rpm

トランスミッション

トランスミッションはCVTが採用されています。3代目のスティングレーとの大きな違いがこのCVT採用による燃費の向上と言ってもいいでしょう。同じエンジンを持つ3代目ワゴンRスティングレーよりもリッターあたり4km向上した燃費性能によりK06Aエンジン搭載の最終完成形となる4代目ワゴンRです。

 

車重

車両重量 880kg

静粛性を軽自動車水準とは思えないレベルまで高めたワゴンRスティングレー。その結果車重が重たくなっています。4代目ワゴンRは歴代ワゴンRの中でも最も車重が重たい世代となっています。

5代目ワゴンRスティングレーの特徴

外観や荷室については大きな差が無いので、(細かな差はあります)4代目と5代目の大きな違いとなる動力性能についてまとめます。

5代目ワゴンRスティングレーMH34S最大の特徴はエネチャージ搭載による低燃費化と軽量化による低燃費と動力性能への影響です。

諸元

  • 販売期間 2012年9月 – 2017年1月
  • 乗車定員 4人
  • ボディタイプ 5ドア軽トールワゴン
  • エンジン R06A型 直3 DOHC 12バルブ 吸排気VVT
    R06A型 直3 DOHC 12バルブ VVT ターボ
  • 駆動方式 FF / 4WD
  • モーター WA04A型 直流同期発電機
    (FZ・後期型スティングレーXのみ)
  • 変速機 CVT(副変速機構付)/ 5MT
  • サスペンション 前:マクファーソンストラットコイル
    後:アイソレーテッドトレーリングリンクコイル
  • 全長 3,395mm
    全幅 1,475mm
    全高 1,640mm(標準)
    1,660mm(スティングレー)
  • ホイールベース 2,425mm
  • 車両重量 780 – 870kg
  • 生産台数 45万6000台

ウィキペディアより

エンジン

エンジンは新開発のR06Aエンジンと搭載。新型エンジンは低速から高回転までスムーズな出力特性を持ち、SRのエネチャージによるハイブリッドシステムのような「電力」を使った動力性能が魅力です。5代目ワゴンRが搭載するSエネチャージは信号待ちなどの停止時にアイドリングストップし、その間のエアコン動作などをバッテリーによって動作させるもの。この電力サポートによって大幅な燃費向上を達成し4代目ワゴンRよりも全体的に燃費向上。リッターあたり5km~の燃費向上を達成しています。

 

 

燃費(JC08モード)25.2km/L

最高出力 64ps

最大トルク/回転数95(9.7)/3000n・m(kg・m)/rpm

トランスミッション

新型エンジンに合わせて開発されたCVTは先代モデルよりもさらに低燃費に影響を与えています。ノンターボ車でも4代目ターボ車より発進加速に力強さを感じるほどです。中間加速や高回転域こそターボ車にはかないませんが、NA車でも力強さを感じる新型エンジンとCVTの組み合わせはスティングレーのターボ車なら軽自動車とは思えない高いレベルの走行性能をサポートしています。

 

車重

車両重量 870kg

先代モデルと同様の外観でありながらモデルによって20kg~60kg軽量となり驚異的な軽量化を達成。

 

比較して見える大きな違い

4代目MH23SのワゴンRスティングレーと5代目MH34SのワゴンRスティングレー

そのポイントとなるのはここ

5代目の良さ

  • MH34Sのエネチャージは燃費が良い
  • MH34Sは軽量化されてるので加速も良い

 

4代目の良さ

  • MH23Sは中古車両価格が安い
  • MH23Sには劣るがそれなりに加速が良い
  • どっしり感がある

 

どちらも捨てがたい魅力を持っています。

ワゴンRスティングレー中古車購入時のポイント

4代目、5代目とも、どちらの世代のスティングレーでも非常に大事に乗られていた車両が多い印象です。内装外装ともキレイな個体はけっこう多いです。

そのため、発売時期の違いによる劣化具合にはあまり気を使わなくてもよさそうです。もちろん走行距離やそれぞれの車体で劣化してる箇所はバラバラですが、中古車販売相場の価格帯で相応の車両状態になってるはずなので、汚い車両ではなくきれいめな車両を選べば大きな当たり外れは少ないかもしれません。

ちなみに、私が買った10年落ちのMH23Sも驚くような綺麗さです。(修復歴ありですが^^;)

購入後、ショックアブソーバー交換しました。(買う前から交換するつもりで車体を選んでます)

 

MH23S 中古車価格相場

30万円~110万円

 

MH23SのワゴンRスティングレーなら10万km超過を探せばコミコミ30万円台から選べます。

10万km超で探す際はショックアブソーバーの交換など足回りの部品交換代(5万円~8万円程度)は別途用意しておくほうが良いかもしれません。

MH34S 中古車価格相場

60万円~130万円

MH34Sの中古車相場はまだまだ値段です。上質な後期車両では100万円前後の車両価格が目立ちます。10万km超過の車両では50万円台から見つけることもできそうですが、そこを狙うなら4代目の上質な車両を購入するほうが購入後の余計な出費は少なくて済みそうです。

 

こんな人にはおすすめ

MH23Sは5代目に比べると燃費の面でデメリットを感じますが、中古車市場には低価格の良質車両が多い。

MH23S4代目ワゴンRスティングレーがオススメな人は

  • ストップアンドゴーの少ない地方での運転が多い方
  • 燃費よりも購入時の車両価格重視の方
  • 車両価格は控えめでもグレードが高い車に乗りたい方
  • 車内装備の充実度を低価格で求めている方

となります。

 

一方、MH34Sがオススメな方は

  • ストップアンドゴーの多い市街地でも燃費性能を求める方
  • とにかく燃費性能が良いほうがいいという方
  • 車両価格よりも燃費性能が優先だという方

となります。

 

私も金銭的に余裕があればMH34Sがかなり良いなと思いますが、予算40万円までで探してたので(笑)、最終的にMH23Sを買うことになりました。

10万km超えてますがめちゃくちゃ調子いいワゴンRスティングレー。

本当にいい車ですよ。

お得に状態の良いワゴンRを見つける方法

とりあえずカーセンサーやGoo-netで中古車情報を要チェックです。

地域によって価格が違いますが、(関西、関東、特に大阪は車両価格が高め)関西以外なら、同じグレード、同程度の品質でも価格が安い車両が多いです。

 

その他の地域なら価格はお得な在庫が見つかることもありますが、都心部ほど選べないのも現実です。

今は買取店が毎日たくさんの在庫を仕入れてるけどカーセンサーなどのネット上で公開できてない車両がどんどん増えています。そういった車両の中に「非常に良い状態かつ低価格」な車両があったりします。

こちらの車両検索サービスはガリバーが運営しているものですが、買取ナンバーワンのガリバーがまだネット上へ公開していない車両、つまりオークションなどの中抜を通していない車両も含めて全国のワゴンRスティングレーの非公開車両の在庫を見せてくるサービスです。

無料で使えるので、より良いワゴンRスティングレーを探したい方は必見です。

 

私なら、もし今乗ってるワゴンRに不具合なんかがあって、仮に修理代が10万円とかかかる状態なら修理代10万円を残して、一括査定で強引に買取価格を競い合ってもらって10万円~20万円の現金を獲得。

さらにこの中古車無料お探しサービス非公開の車両を含む厳選在庫車の中から、希望に応じた車を無料で探して提案してもらえば購入価格を抑えて良い車体と巡り会えるので、そのタイミングで上質なエネチャージ付きワゴンRを狙えるのかな(もちろん格安で良質なMH23Sも)、、と思ってます^^。

どの世代のワゴンRも、ほんといい車ですよね。