今回、180sxのブレーキをフロント4ポッド化、リアを対抗2ポッドのサイドブレーキはインドラム式に交換した。(すべてお店で作業してもらってます)
今後のメンテナンスのために変更したパーツを備忘録として書いておきます。
フロントブレーキを対抗4ポッド化
フロントのキャリパーはR33スカイラインHCR33用対抗4ポッドキャリパーを使用。
R32でもR33でも同じタイプだが、R33R34はディスク系が少し大きくなってるためフロントはR33用以降の外品ディスクを使用したほうがいいらしい。
フロントはR33用ブレーキキャリパーを使用した。
リアブレーキ 対抗2ポッド化
リアはR34スカイライン用を使用。
リアブレーキのディスクサイズはR33,R34共通らしいのでその型番で探す。
※なお、リアブレーキの効き具合を強化したい場合は純正180sx型押しキャリパーのままディスク大径化のほうがいいそうです。ドリフトの人たちは大径化でコントロールしやすくしてる人が多いらしい。
その他必要パーツ
ブレーキキャリパーを前後交換するにあたって
- フロント4ポッド化
- リア 2ポッド化
- サイドブレーキ インドラム式
に同時変更するため
フロントはナックルごとR33用に変更(小加工あり)
リアもナックルごとR34用に変更
リアがインドラム式サイドブレーキになるためS13、180sx用の競技用サイドブレーキワイヤーキットを用意した。
ブレーキホースも180sx純正のままではR33R34用ブレーキシステムには長さが違うらしく専用(スカイライン用)のブレーキホースを用意した。ついでにステンメッシュ化した。
GT1 MOTORSPORTSという会社の製品
ブレーキパッド
ブレーキパッドは4穴時に使ってるものと同じ銘柄エンドレスのMX72を使用。
ただし、R32やS15など対抗ポッド用の型番となる。(R32,R33、R34,S15は同じらしい)
街乗りからサーキット(走行会程度)まで余裕でカバーする耐熱。
ブレーキフィーリングは踏み込んでから効くタイプなのでコントロール性がよくお気に入り。
ブレーキディスクやや大径化
ディスクは新品でディクセルのR33用(フロント、リア)を用意。
ちなみに
ナックルごと交換してるので今後パーツ買い替えする際は
ブレーキパッド R33 R34スカイライン用を選択する必要がある
ブレーキディスク フロントR33用ディスク(サイズ厚み) リアR34用ディスク(サイズ厚み)を選ぶ必要がある。
リアは33も34も同じ大きさ同じ厚さらしい。
リアブレーキのインドラム化
リアもナックルごとR34に変更。
ドラムのインナーシューは中古パーツについてたものをそのまま使った。
構造変更届け出による改造申請
リアブレーキが180sxノーマルはディスクによるリアブレーキ兼サイドブレーキだったのが今回の変更で
リアブレーキはディスク、サイドブレーキはインドラム式となったため構造変更の届け出と認可が必要。
そして車検を通した
E-RPS13改となりました。
ブレーキ交換後の様子メモ
フロント右側、新品ディスクの削れ具合チェック用写真
左フロントブレーキ 当たり具合は同じに見える
続いて
リアブレーキ右側ディスクの最内側がやや塗料残ってる。
あたりが悪いのか?
リアブレーキ左側
最内側のディスク塗装がしっかりと削れてる。あたりが出てるということか?
走行200kmなのでブレーキのアタリ自体は付いてるが、リアにやや偏りがある可能性もある。
今後チェック必要。
ホイール5穴
ホイールの選択はかなり悩みましたが、とりあえずR32スカイラインGT-R用純正ホイールを使用。タイヤは今まで履いてたATR SPORTS 2の205/55R16をそのまま履き替える。
GT-R用純正ホイールは
16インチ 8J オフセット+30
なのでリアは少し車高下げてれば余裕でフェンダーに治まり干渉もしない。
しかし、フロントがややハミ出し気味にもなる。
しかし車高下げてキャンバーつければ完全にフェンダー内に収まる。
現状はフロントがはみ出し気味のツライチ。リアは余裕
そんな感じの治まり具合です。
ただし205幅より太いタイヤだとはみ出すと思う。。
ブレーキキャリパー交換後のインプレッション
今回、ブレーキマスターシリンダーおよびマスターバック(ブースター)は交換していません。
この組み合わせで交換する場合はGTーR(R32)N1使用のABSなしを選択するのがベストだけど、パーツが全く出てこないのでとりあえず180sxノーマルのままセッティングしてもらった。
前後のブレーキバランスがフロント4ポッドとリア2ポッドのバランスが非常にいい。キャリパーのピストンサイズがR33フロントとR34リアでバランスとれてるのかな?
細かいことはわからないけど、はっきりとわかることがひとつ
ブレーキ踏んだ感覚はカッチリ
そして
おっそろしくサイドブレーキが効くようになった。
踏んだ感触のカッチリ感は恐らくステンメッシュホースの影響かと思われます。
踏み出しがドイツ車っぽい重く固い感じに近づいた。
カックンブレーキにはなってません。
MX72(パッド)の特徴がしっかりでてます。冷間50度から効き出す感じがありつつ
グオォッ!っとブレーキが効く。
めっちゃブレーキ効くのでいつものコースを試しに走ってみると、
コーナー進入時、かなり手前で速度落ちすぎてアクセル踏み直すシーンがやたらと出た。
走り慣れてるコースでこれなのでかなりブレーキの性能というか本来のブレーキパッドの性能に近い状態を出してる感じがする。
このブレーキパッドこんなに止まるのか!
ていうか、同じタイヤでなんでこんな手前で止まるの?
と疑問と驚きの連発です。
さて、
マスターバックとマスターシリンダーの交換も必要だと思ってましたが、マスターシリンダーからのフルードの出方をやや調整(ネジの閉め具合)でかなりいい感じのブレーキシステムに仕上がりました。
ほんとうにバランスのいいブレーキになった。
タイヤとパッドを全く同じもの使ってるに
ディスクの大径化とキャリパー大型化、ステンメッシュホース
これらの変更でフィーリングと制動距離に大きな変化があった。
もともと180sx純正でも不満なんかなかったのですが、
ドレスアップのつもりでキャリパー変更そしてブレーキディスクの大型化(若干サイズ)によりブレーキのフィーリングが劇的に変化。
たぶん、280mmから296mmだったかな?
サイズ大型化によるブレーキの強化がしっかりと出てるんだと感じます。
またこのブレーキに慣れるのに時間かかりそうですが、こんだけ手前で止まるならサーキットでもっと奥までブレーキガマンしても大丈夫そう。
けっこうタイムアップに繋がるパーツ変更なんだなと思いました。
スカイラインのブレーキ、けっこういいですね。