180sxパワーFC設定メモR35エアフロと東名ポンカム装着後のAACバルブ調整応急処置

先日のR35エアフロと東名740ccインジェクター(OEMでニスモと同じらしい)に換装後、FCコマンダーのエアフロメニューとインジェクターの吐出量補正を行うだけで安定したアイドリングと走行状態が出来ていた。

しかし、その後ついでにポンカム装着したところ、アイドリングが不安定になりました。

パワーFCで何を変更しようとアイドリングが安定せず、FCコマンダーでアイドリングを高め1100rpm程度にしてごまかしていた。

しかし、

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AACバルブのネジ回したら一発でアイドリング安定

SR20DETの赤ヘッドなのでAACバルブはインマニの奥にある。

取り外して洗浄とか大変です。

しかしながら、今回はAACバルブのネジを1回転左へ回す(緩める)ことでアイドリングがビシっと安定しました。

右いっぱいに締め込んだ状態から3回転ちょいという位置です。

通常はAACバルブのネジは右締め込みから2回転半ほどが基準値だそうで、今回はそれを約1回転ほど緩めた(アイドリング高める方向)にしました。

その状態で安定しているパワーFCの設定

今回はパワーFCエクセルショップへ持ち込む前の応急処置なので一旦パワーFCをリセットしました。

応急処置の作業手順は

リセット後、センサー類の確認

コレ見てもよくわからないですが、とりあえずAAFL(エアフロセンサー)やTHRO(スロットルセンサー)とか電圧見て動いてたら問題ないかな~程度で見てます。

続いて

ブーストコントロールKITオフ

パワーFCをリセットした後は、まずファンクションメニューでここを設定。

パワーFC専用のブーストコントロールKITは装着してません(HKSのEVC-S使ってる)のでここはNOを選択。

あと、ついでなのでエアフロの警告、インジェクター警告をオフにしてます。

サーキットメインで使うので普段はノッキングセンサーのみチェックランプが機能するようにしてます。

あと、O2センサーもオフ(NO)設定にしてます。

ここをYESにしてると低回転低負荷時のインジェクションマップが勝手に書き換えられてしまうのでカットしておくほうが設定しやすいです。

インジェクションデータの書き換え

東名740ccのインジェクターなので

ノーマルの370ccの2倍だから単純に50%でオッケー。

無効噴射時間は説明書にあるとおり差し引きで0.08ms

これを4気筒分設定。

そして、

R35エアフロに変更してZ32互換サイズの80φアダプターにエアフロセンサーを取り付けてるのでエアフローセレクト画面で

4番の80φVG30 Air-Fを選択しその中身も変更する。

エンジン始動する前にここ設定しないとエンジンかからなかったり不安定になるので必ず個々を先に設定する。

ネットでググって見つけたS14用SR20DETだったじゃな?のエアフロ負荷設定がこんな感じだったので雰囲気みながら調整した。

1の0.64Vを下げるとアイドリング時エンストしそうになる。もうちょい薄くも出来るがアイドリングやアクセルあおらずクラッチのみで発進する際はこれくらい数値上げておくと安定する。

2の1.28Vはアイドリングにかぶってくる電圧なので高め設定。145.5%にしたり125%程度にしたりお、もいきって90%にしたりといろいろ試した。下げるほうが低速からの加速でパワフルになることもあるけど1と同程度の数値かうちの赤ヘッドの場合120%前後に合わせるほうが低速時やコーナー進入時のアクセルオフ&バカっとアクセル踏んだ時安定してた。ここの数字下げるとバカっと踏んだ時エンストしてたのでこのあたりが無難だった。

ここ、AACバルブ緩めたら数値関係なくアイドリング安定してたので、アイドリングが安定しない場合は1の0.63V重視でAACバルブを調整するといいっぽい。

3の1.92Vは80%以下に設定しておいたほうがパワフルな加速が出やすい。3000rpm付近でブーストが正圧でスピーディーに上がる最中の電圧なので薄くすればパワフルだったけど、とりあえず高速巡航時の5速80kmくらいでガバッと踏み込める状態を重視して濃いめ設定にしておいた。

4以降はよくわからないので薄めに設定してる。

加速増量やIJマップをリセット後デフォルトにしてるのでもともと燃料濃い状態だからエアフロ設定のほうで薄め設定にしてる。

応急処置なので。

空燃比系などつけず感覚で調整してますので全体的にこの設定で燃料はかなり濃いです。

つづいて

ローテンプサーモ対応の設定

純正サーモスタットだと水温が85度程度でアイドリング安定だったはず。うちのはニスモのローテンプサーモなので普段は65度までしか上がらない。

パワーFC設定も本当は80度まで水温あげてからアイドリング学習させるのが正しいんだけど、冬の寒い時期、うちの車はそこまで水温上がらない。なので65度でアイドリング学習させてます。

なので水温補正の設定で50度から上を1.00の基準値に設定しております。これは以前からずっと行ってる設定。

サーキットでも安定してます。

こんだけ設定して初めてエンジン始動します。

あとはアイドリング学習させながら調整します。

アイドリング&レブリミット設定

リセット後なのでいじらなくてもいいかなと思いますが、

一応、アイドリングは

エアコンオフで860rpm

エアコンONで910rpmあたりにしてます。

アイドリング不調でエンストしてたのでAACバルブ調整後もやや不安があるためアイドリングは高め設定。

アイドリングをデフォルトの800rpmにすると燃料どんだけいじっても低回転からガバッとアクセル煽った際のレスポンスが落ちる。

なもんで、とりあえずアイドリングとアクセルオフ時の帰還回転数も高めに設定してます。

エンジン始動時のクランキング

ここは全く触らず。

 

気温0度でも問題なくエンジン始動してます。

 

今回は以上のような状態なので理由とともにメモしておきます。

 

IJマップや点火時期は今回はリセット後触らず放置。

 

自分でセッティング出すならマップトレースしてよく使う領域は全体で3%~7%程度は薄めたほうがパワフルになるはず。

このへんはエクセルショップでセッティングしてもらってからチェックしようと思います。

 

東名ポンカム256度とAACバルブの調整でブースト0.9kにしてますが、上記セッティングからテストモードで燃料薄くしていくとどんどんパワフルで暴力的な加速をする。

 

キチンと設定したらもはや180sxノーマルとは別世界の車になるんだろうな、、と期待が膨らみます。

直線3速100km付近でもホイールスピンしまくってた。

225サイズのタイヤじゃ受け止められないっぽいなあ。。

 

これでさらにブースト1.1とかまで上げたら、、

加速力ありすぎて

足回りやボディが負けて

サーキットでタイム落ちるかも、、w

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