TEIN車高調の車高の上げ方調整方法【メモ】STREET FLEX全長調整式伸ばし過ぎ注意!

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TEINのSTREET FLEXダンパーを装着してるのですが、ショップへ直送してつけてもらったので車高調整はしておらず、車体購入時と同じ車高(かなり低い状態)でした。

フロントもリアも指1ポン入るかどうか?くらいの高さ。

これはこれでリニアな感触でコントローラブルな感じでしたが、

街乗りはダンパーの減衰をいくら調整しても低速でのガツガツが消えません。

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ならばと重い腰を上げ

久々の車高調整に挑む。

TEINのストリートベイシスも以前使っててあれはバネのスプリングシートを回して車高調整するタイプだったけど、今回のSTREET Flexは全長調整式なのでスプリングシートとロックシートのほかにダンパー下部のロックシートがあります。

FLEXはダンパーの回転を止めるロックシートを回して車高を調整する仕組み。

説明書がわかりにくすぎて字が小さいので読めないためここに調整方法を記録しておきます。

まず、現在の車高を車高調の全長ベースで計測

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リアは下のロックシートからスプリングのロックシートまでの距離が17cmだった。

これでタイヤハウジング(フェンダー)とタイヤの間には指1本分くらいの車高でかなり低い。

輪留めでマフラーこすりまくりで困ってました。

長さを調べたら

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ダンパーの回転ロックシートを反時計回りにまわしてゆるめます。

緩んだらダンパーの緑のボディから少しだけ離して(くっつけると一緒に回るので)

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ダンパーの黒い部分持って回します。

反時計回りで車高アップ(高くする)、時計回りで車高下げる方向です。

この時注意したいのがバネまで回ると、同時にスプリングシートとスプリングロックシートのセットもダンパーのネジピッチに対して回転してしまう場合があります。

バネの部分とバネのロック部分が回るとプリロードが変わっちゃうのでもし動いたら一旦プリロードゼロとかに戻してやり直すなどの対策が必要です。

さきほどのリア17cm、フロント7cmはプリロード0付近のスプリングシートと回転ロックシートの距離で測ってます。

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黒い部分を反時計回りにぐるぐる回すと、回転ロックシートもツラレて上がってきます。

この上がった長さを見ていつも調整しておりまます。

ある程度上がったな(下がったな)と思ったら実際にシート間の長さを計測します。

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ダンパー下部の回転ロックシートを一旦締め込んでから長さを図る。

今回はもとの状態より1cm上げてみた。

レバー比が車種ごとにあるので車高調1cm上げ下げすると実際の車高(地面からホイールアーチまでの高さ)は1.4cmくらい上がったりするのでこれは車種ごとに調べてやったほうがいいです。

自分はテキトーなんで

だいたい1.2倍から1.5倍

みたいな感覚で上げたり下げたりしてます。

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フロントは車高調のダンパー自体がリアよりだいぶ短い。

ロックシート間の長さは7cmだった。

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左右とも同じ7cm

これを8cmまで伸ばしてみた。

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こんな感じ。

 

で、一旦仕上げとした。

ロックシートを締めタイヤを元に戻す。

フロントのプリロード0付近状態でのスプリングロックシートとダンパー回転ロックシートの間の長さをフロント8cm、リア18cmとした。

180sに乗り込んで町中を10kmほど走ってみたが、かなりノロ心地がソフト&マイルドになった。

STREET FLEXは車高下げすぎずにダンパー減衰を15/16(一番弱い方)くらいにすれば純正プラスアルファくらいの乗り心地も狙える車高調なのかもしれない。

ならばと、さらに車高を上げてみる。

外観でリアが下がりすぎで町中の路面ギャップもほとんどがリアでバタついたりゴツついたりしてる。

さらに上げるとどうか?

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リアをシート間19cmまで上げてみた。

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写真ではわかりにくいのですが

リア、指2本入らないくらい

フロント 指3ボン入るくらい

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そんな感じでかなりフロントが高くなった。

リアがあまり上がらない車種なのかな?180SXは。。

と迷いつつ最終

リアのダンパーはシート間21cmまで上げてみたところ、、、。

なんと、

ダンパーの回転部分と緑の取り付け部分が外れてしまうハメに。、。

ダンパー伸ばし過ぎると外れるんですね。。

知らんかったw。

元に戻そうにも戻らないので今度いきつけのショップで直してもらおうと思う。

一旦リアのシート間20cmまで自力で戻し、セットアップ。

街ナカを低速で走ると、かなりマイルドかつスムーズでいい感じのロールと

バネ硬いのにわずかながらノーズダイブを味わえる。

普通のセダンほどではないけどスポーツセダンの純正足くらいの乗り心地になったと思う。

うちのRB1オデッセイアブソルートの純正足より少し硬いくらいの印象。

車体は全くきしまない。

(前後左右いろいろ負荷かけると多少はゆがんでるのわかるけど)

ロールも車高低すぎのときよりわかりやすいのでこっちのほうが個人的にマシンコントロールのタイミングを計りやすいから好きだ。

乗り心地もよくこっちのほうが速く走れる。

特に峠とかミニサーキットの場合このほうが個人的にはいいタイム出せると思う。

あと、

作業中に気づいたんだけど。。

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リアの片輪だけジャッキアップした時にフロントタイヤが浮き上がってた。

クロカン並のボディ剛性?

今まで何台も片側ジャッキアップしてたけど、リアに前がついてきたクルマは初めて見た。

180SXってボディ剛性低いとかいわれてるけど、ねじれ剛性が低いだけで曲げ剛性はけっこう強いんでないかな?と思った。

個人的にはたしかにやわいリアの雰囲気やフロントのコーナリングアライメントの変化は気になるものの、軽自動車慣れしてるせいか全くもってやわいと思わない180SXのボディ。

タワーバーすら全く不要と感じてるので何もつけてないけど、

うちの30cmしか上がらないジャッキで

後輪ジャッキアップで前輪タイヤ浮くのは初めて見た。

クロカンか!?

と突っ込んでしまった。

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24年前の車体なのに、

なかなかスポーティな高剛性ボディの180SXということですね。

やっぱアタリ玉だったと感じた。

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