ナンカンAR-1レビュー225/45R17街乗りでの乗り心地とサーキットでのタイム

以前から気になっていたアジアンハイグリップタイヤ最強との名高いナンカンの新製品AR-1。

今までのハイグリップラジアルではNS-2Rがトレッドウェア120というかなり柔らかいコンパウンドでしたがAR-1ではさらにトレッドウェア80という柔らかさ。

さぞかし減りも早いのだろうと思われがちです。

今のところ街乗りメインでまだサーキットへ持ち込んでないのですが、意外なことに街乗りの乗り心地は非常にソフトな印象です。

タイヤの表面グリップが非常に高いのでワダチや細かな凸凹は拾いやすいですが、サイドウォールがかなり固いのかタイヤのたわみではなくサスペンションがよく動くようになるので車高調のダンパー減衰を柔らかめにすれば思いの外乗り心地はよくなります。

逆に車高調の減衰を硬めに設定すれば街乗りはゴツゴツしすぎてボディに悪そう。そんな感じの剛性を感じるタイヤです。

45扁平なので平均的なゴツゴツ感かなといえばそんな感じでもありますが、とにかく冷えてる時でも街乗りではかなり路面の凸凹拾います。

静粛性は求めてませんが、高速道路でのウォーンと低く唸るノイズは辛い。このへんはSタイヤっぽく普段乗りにはしんどい音が出ます。

まだサーキットに持ち込んでませんが、街乗りでもなんだか満足できてしまってるのでこれでよし。。

でもやっぱうるさいタイヤだなと思います。

以前履いてたNS-2Rは冷間からグリップはよいもののサーキットで2週もアタックすれば速攻タレていた。

このAR-1はどうだろうか?

街乗りの感触では似たような雰囲気を感じる。

おそらく複数周回をアタックするには熱による空気圧の変化と内圧上昇によるグリップの低下が発生することは想像しやすい。装着する車の車重にもよるのだろうけど。。

近々サーキットのグリップ走行でタイム計測してレビュー追加します。




サーキット走行評価

このタイヤはサーキット走行を目的とした製品であると商品ページにも書かれています。

by カエレバ

実際にいつものミニサーキットでタイムアタックしてきたら、

鈴鹿ツイン(右回り)、モーターランド鈴鹿(左回り)ともに過去ベストを1秒以上短縮するタイムが出た。

今回の鈴鹿ツイン走行では車高調のバネレートが不足してるような挙動が目立った。1コーナーへの進入でやたらとリアが浮き上がり進入時に流れてしまう。

ブレーキングはいつもよりやや奥まで突っ込めるが突っ込むとフロントに荷重が乗りすぎる上にいつもより最低速度が落ちる。

つまり単純にグリップ力が劇的にアップしてるわけです。

過去ベストは205/55R16のTOYO R1Rによる40.4秒ほどだったものがこのタイヤAR-1 225/45R17では39.545秒と1秒近くタイムアップしている。

太さの違いがあるので単純比較になはならないものの、距離1km程度のミニコースで1秒タイム縮まるのであればセントラルなどではもっと縮まるのではないか?などと思った。

実際、ツインよりやや時間のかかるMLSでは1秒以上余裕でタイム短縮できた。

ちなみにこの走行は鈴鹿ツインGコース2回、Dコースでフロント酷使1回を経て4回目の走行がMLS。トレッド溝が内側半分なくなりかけでのアタックです。

MLSはかなり久々の走行で、過去ベストは同R1Rによる49秒8程度だったのが47.955と2秒近くタイムアップしている。

ただし、この走行はブーストを過去最高の0.6から1.1kへパワーアップしてる分もあるので完全な比較とはいえない。

言えないものの、AR-1のグリップ力は間違いなく今まで履いたタイヤの中ではトップだと感じた。

MLS外周での横グリップではあまり感じないがインフィールドで特にグリップ力を感じた。

後半はタイヤがタレてスピンモード入りまくりだが、それだけフロントタイヤはずっと食いつくほどのグリップ力を持ち続けた印象。

熱により空気圧は2.0スタートから2.4程度まであがる

2.3スタートの時は2.7程度まであがった。

ベストは2.0前後スタードで走行時2.3狙いくらいがいいのではないかと感じた。

タレはNS-2Rよりは半周長持ちするかな?くらいの印象。この辺は国産ラジアルやSタイヤに優位性を感じる。周回の多いレースなどでは3週目くらいから苦しくなるんではなかろうか?と思った。

なのでこのタイヤ、

サーキットでの1発タイムアタックにはベストな安いタイヤだと感じます。

ただし、トレッドパターンからしても叩き出すタイムからしてもサーキットや走行会によってはラジアル扱いにしてもらえなくなる日が来るかもしれません。

Sタイヤ扱いでこのタイムだとちょっと残念ですが、ラジアル扱いならもはや反則タイヤと呼ぶドライバーも出てくるかもです。

今までの足回りに履かせるとフルブレーキングでフロント沈みすぎたりコーナリングでロールスピード速くなったり、、

これってSタイヤ履いた時に出る症状ですよね。

となると、このタイヤ

やっぱラジアル扱いはビミョーな気もします。

しかしながらサイズは少く使ってる人も少ないので今のうちなら黙ってこのタイヤ履いて走ればいい結果出しやすかったりします。

AR-1を履いてからサーキット走行6回目のブログ記事はコチラ

買ったタイヤはこれNANKANG AR-1 225/45R17.Z 94W XL(TREAD80)