タイヤを買い換える際に販売サイトやみんカラなど、ネットでのレビューを参考にします。
最近はタイヤのドライグリップやウェットグリップ性能だけでなく乗り心地の評価もよく見ています。ここではネットのレビューを見る際に気をつけたいポイントをいくつか書き残しておきます。
目次
タイヤ買い替え時に気をつけたい評価の違い
他人の評価でも十分参考になります。
個人的には人様のレビューや評価はとても参考になるのでありがたい限りです。
実際に、私は人一倍タイヤをしょっちゅう買い換えるタイヤマニアですので、新しい銘柄を買う際は以下のポイントに注意して、自分の好み、使用目的、自分の車に合うかどうか?という目線でレビューを見ています。
気をつけてみる項目3つ
- レビュー書いてる人は十人十色
- レビューしてる人の車種はそれぞれ違う
- レビューしてるタイヤサイズと偏平率が違う
レビューを書いてる人は十人十色
まずはじめに、レビューや評価してる人がどんな人か?ってさすがにわかりませんよね。
ブログやみんカラで、なんとなくその人の車への経験値や精通度合い、表現方法の雰囲気がイメージできればそのイメージから参考にする。
逆に
「いいタイヤでした!」
「クソタイヤでした」
みたいは一言レビューなんかは基本的に無視するようにします。
ただのステマかも知れませんしね(笑)
基本的に同じタイヤ、同じサイズでも感じ方は人が違えば表現も違うものです。
5段階評価でドライ、ウェット、乗り心地とかが書かれていても、あくまでも参考程度です。
レビューしてる人の車種がわからないものは無視
タイヤのレビューでけっこう大事なのが乗ってる車とタイヤの相性。
個人的には軽自動車時代からミニバン、スポーツカーと乗り換える中で同じ銘柄のタイヤを何度もリピートしています。そこで気づいたのですが、
装着する車種が違うとタイヤの印象が結構変わる
という事実。
例えば、ナンカンAS-1というお気に入りのタイヤがあるのですが、このタイヤをミラジーノで履いた時は「えらいハイグリップなタイヤだな、、」と感じたのがSUVのCR-Vで履いた際には「なんか頼りないグリップ感だし思ったほど静かでないなあ」と感じたり。走りに振り切って強化した180sxで履いた時は「なんて静かで乗り心地がいいタイヤなんだ」と車種が変われば同じ人間が乗ってるにもかかわらず評価が変わりまくります。
自分自身の評価でありながら「あれ?オレ毎回言うこと変わり過ぎじゃない?」と疑いたくなるほどです。
結局の所、このタイヤ気になるなあ、、と格安のアジアンタイヤなんかを探しているときに、オートウェイなんかだと、かなりの数のレビューがあるので、可能な限りレビュワーの車種とサイズはしっかり見て判断したいところ。
自分の車と似たタイプ(SUV、ミニバン、軽量な軽自動車)かどうか?を見定めてレビューが自分の求める性能にマッチしてたらそのレビューを参考にしていくと失敗が少ないのではないか・と経験上感じております。
そして
最も重要なポイントはこれ
レビューしてるタイヤのサイズ扁平率が違うと参考にすらならん
これは、みんカラなんかで、タイヤのレビューを探しまくってるときに気がついたのですが、例えば個人的にお気に入りのタイヤ、ATR-SPORTS2なんかの場合
個人的には実際に履いてみて
- 乗り心地普通にいい、
- グリップもいい、
- ウェットはまあまあ、
- コスパは最高
こんな印象だったとして、
ネットで見つかるレビューは
- クズタイヤだ、
- 乗り心地悪すぎ、
- バーストした
とか、ウソつけ!と言いたくなるようなレビューが本当に多いです。
たしかに、購入された人の本音なのかもしれませんが、悪いレビューもステマの可能性がありますし、みんカラのように装着した車がわかるサイトでのレビューを見ると、実はその悪評、タイヤのせいじゃなくてホイールとかサス交換、タイヤの偏平率の問題じゃないの?と思えるものが大多数だったりします。
例えば、
車高調限界まで落としてツライチでホイール交換、合わせて引っぱりでこのタイヤを装着。
乗り心地最悪、もう二度と履かん。
ホイール 10.5J 18インチ タイヤ 235/35R18
みたいな例があります。
履き替え前がタイヤの偏平215/45R17とかだったら、単純にホイール換えたせいでタイヤが薄くなりそれが乗り心地悪化に大きく原因となってることがわかります。
また、ツライチでオフセットして鬼キャンつけないとフェンダーに収まらないような仕様になってるため接地面積が減ってグリップは激落ちしてるはずです。
そりゃ良い評価などできる状態ではないのでこのタイミングでタイヤ評価されても、、というレビューが結構多いです。
つまり、タイヤの性能評価として参考にするにはあまりにも条件が悪いため、こういう場合もあまり参考にできないということです。
逆に、フルノーマルの車両や普段からドリフトなどタイヤを酷使してる人の場合、タイヤに対する表現がかなり適切な例も多いので参考になりやすかったりします。ドリフト車両とノーマル車両、真逆の存在なのですがとても参考になります。
スポーツ走行向けタイヤの場合
ハイグリップラジアルなどサーキット走行向けのタイヤの場合は単純に同サイズで同じ気温同じ空気圧でタイムがどうなったのか?というデータを探すのがベストです。空気圧が2.5khp超えるようなものや夏の走行データなどは個人的にはあまり参考にしてません。
スポーツ走行はどのタイヤも空気圧は冷感1.6~2.0k前後でアタック周で2.1~2.3Kに合わせるのが一番速いものです。
乗り心地にに関しては上記同様、偏平率やサスの仕様なども参考にしたいところです。
まとめ
2018年、今の時代、アジアンタイヤのような格安タイヤでも国産タイヤに性能的に劣ることはありません。ただ価格が安いだけです。(国産がブランド料高いだけ)
格安ゆえネットでもレビュー見て買いやすいです。
ネットの普及で商品を購入する際の他人のレビューは非常にありがたいデータでもあります。
ただし、その表現を鵜呑みにしてしまうと、間違った選択につながりやすい時代にもなっています。
- 自分と同じ方向性でのタイヤ選択してる人か?
- 車種は同程度の車重なのか?似たようなセグメント車両なのか?
- タイヤサイズと偏平率は同じくらいなのか?
といったところを重視して、レビューを参考にするとタイヤ交換か買い替え時に失敗しにくいのではないかと感じます。
日本人は国産というブランドに踊らされすぎです。
安くてもいいタイヤはいくらでもあります。