これからサーキット走行をやってみたい!
という方へサーキット走行用に選んでみたい車種を紹介します。(中古車です)
ここ3年間ほど自分でサーキット走行に行ってるのでコースでよく見かける車種から選んでいます。
関連)関西のサーキットまとめ
普段乗り慣れた車でサーキット走行したいというのが基本なので、本当はサーキット走行用に別途クルマを用意するというのは違うかもしれません。
しかし、
僕は自家用車でサーキット走行をすることはオススメはしません。
まえがき
サーキット走行は一般道でスポーツ走行をするよりは安全です。安全とはいえ、エンジンオイル、ギアオイル、タイヤ、ブレーキパッドなど、一度サーキットを走行するだけで普段メンテナンスしなくても済むような部位がことごとく劣化します。
ただの劣化で済めばいいのですが、エンジンオイルがへたり過ぎて冷却不良によるオーバーヒートはエンジンそのものに深刻なダメージを与えます。
ブレーキがサーキットのストップ・アンド・ゴーに耐えれる水準の品質ではない場合、一瞬にしてブレーキパッドが炭化して車ごと壁に激突全損なんことも普通によくあります。
(自分でやっちゃってます:一発全損)
なので、普段乗るマイカーでサーキットを走行するにも、オイル類や専用の別タイヤを用意したり、ブレーキの強化は必須です。
しかし、
普段乗る大事なクルマを「サーキットを少し走るがために」足回りのチューニングをしたりすると乗り心地の悪化や燃費の悪化など、本来そのマイカーを買った目的とは違う方向へクルマが向いちゃいそうです。
サーキット走行専用のクルマを用意する
ここではライセンスなしで走れるミニサーキットでスポーツ走行する方向でセレクトしています。(ミニサーキット 鈴鹿ツイン、MLSなど)
ミニサーキットの場合、サーキット走行をフルスロットルではなく軽く走行する程度でも意外なほどタイヤは削れ、オイルは劣化しブレーキも痛みます。
とにかくサーキットにおけるスポーツ走行はクルマに厳しいんです。
ならば、中古のボロいのでもいいからサーキットで全開スポーツ走行出来るクルマを用意したほうが都合がいい。全開でアクセルもブレーキも踏めるほうが一般道では決して味わうことの出来ない荷重移動を楽しめます。
車選びにはもちろん予算の都合があるので総予算100万円以内でクルマを選んでみるといいんではないかと思います。
遊びに100万円なんてとんでもない!と思われるかもしれませんが、
車体50万円~100万円としても
ガソリン代、オイル代、タイヤ代などは1年も走ればこれであっという間に100万円を超えてきます。
サーキットを走り出すと、ブレーキ、サスペンション、補機類、メーター類とクルマを守るために最低限装着したい、あるいは交換しておきたいパーツは必然的に出てきます。
これらも高価なパーツを使うと300万円程度では全く足りません。
正直100万円ではサーキット走行を続けるのは厳しいのですが、あえて100万円未満でそれなりに楽しめそうな車種を書き残してみます。
サーキット入門に向けて中古車を探す
スポーツカーの場合、
ネットで欲しい車がなかなか見つからないことが多いです。
ネットで走れる中古車を探しても
なかなか欲しい車種が思った価格で見つかりません。
なぜなら中古車情報の約70%はネット上では非公開車両だからです。
こちらのズバット車販売では「車選びのプロ」が非公開の車両を含む厳選在庫車の中から、希望に応じた車を無料で探して提案してくれます
とりあえず自分で探すのも楽しいものです。
ここでは予算を100万円くらいまでにして探します。
(お金持ちの方は別です)
予算100万円なら選択肢は中古車なので
車体、タイヤ、車高調、練習用のガソリン代、オイル代
これら全部含めて年間100万円で収まるクルマ
かつ
走り込んで楽しめるクルマ!
をここにピックアップします。入門用です。
正直クルマならなんでもいいのですが、アフターパーツが揃えやすいクルマのほうが修理やメンテの際、総合的なコストを抑えやすいんです。
なので、そこに着目したセレクトになっています。
オススメ車種軽自動車編
僕が最初に軽自動車からサーキット走行を初めたので初心者のオススメ車種は軽自動車です。
コペン
車両情報:グー.net
特徴
軽量かつオープンらしからぬ高いボディ剛性。ミニコースでは下手な普通車ではたどり着けないタイムを出せるクルマ。チューニングの伸びしろは高い。4気筒のJBエンジンは万が一ブローしても古いムーブなどダイハツ車からスワップも可能。チューニングメニューが多く、いじればとても速いマシンになります。
最低限の装備
オープン用のタワーバー、スポーツタイヤ
車体+初期パーツの費用目安 70万円
車体 50万円 + タイヤ代+タワーバー
アルトワークス
特徴
軽量な車体にパワフルなエンジン。チューニングしなくても速いがチューニングの伸びしろも高い。
最低限の装備
タイヤ、車高調
車体+初期パーツの費用目安 70万円
車体50万円 + 20万円
ラパンSS
特徴
パワフルなエンジンに軽量な車体。
最低限の装備
車高高めなのでロールホールド性を高めてタイムアップできるフルバケットシートは欲しい。
車体+初期パーツの費用目安 70万円
40万円 タイヤ、車高調、フルバケ
オススメ車種 普通車
軽自動車では鈴鹿サーキットなど走行できないコースもあるので最初から普通車を選ぶのもいい選択肢だと思います。
スイフト 前期ZC31S
特徴
予算が許せば後期ZC32Sが良いが、前期モデルでも十分速い。チューニングパーツが豊富でチューニングの伸びしろは高い。いじらなくてもそこそこ速いがいじればとても速い車にもなる。スイフトは本当に速い。
最低限の装備
タイヤ、車高調
車体+初期パーツの費用目安 80万円
車体50万円 + タイヤ代、車高調
ロードスター NA NB
特徴
軽量FRスポーツ、速いコーナリング。チューニングの伸びしろは高い。セントラルサーキットくらいまでの距離のコースならハイパワー車に負けないセッティングも可能。
最低限の装備
オープン用ロールゲージ、タイヤ、車高調
車体+初期パーツの費用目安 90万円
50万円 +タイヤ代、車高調、ロールバー40万円
デミオ 1.5スポルト
特徴
軽量化で高いボディ剛性。とにかく車体を安く入手し練習したい場合には選択肢に入れておきたい車。
最低限の装備
タイヤ、車高調
車体+初期パーツの費用目安 70万円
40万円 車高調、タイヤ代30万円
シルビア 180SX
特徴
FRでターボだが車体剛性が異様に低いためマシンコントロールの練習に最適。チューニングの伸びしろは高い。逆にチューニングなしではめちゃくちゃ遅い。
最低限の装備
タイヤ、車高調
車体+初期パーツの費用目安 100万円
車体70万円 タイヤ、車高調
インプレッサ STIⅤ GC8
特徴
そのまんまレースに出れるくらいスペックが高い車なので車体費用以外に大きなお金をかけずに練習できる。個人的にも以前乗ってましたがとても速い思い出の一台です。
最低限の装備
タイヤ
車体+初期パーツの費用目安 100万円
車体80万円 タイヤ代20万円
ランエボ 4
特徴
そのままでも異様に高い戦闘力とAYCによる安心コーナリング。そのままでもめちゃくちゃ速い。
最低限の装備
タイヤ
車体+初期パーツの費用目安 100万円
車体80万円 タイヤ
事故車でも安けりゃ選ぶ価値あり
サーキット走行用の車体は無事故車で値段が高いものよりも修復歴ありで安いものを選ぶほうがお得かなと思います。
ホント、サーキット走行って自分で修復歴作りに行くようなものなので無事故車にこだわらなくてもいいと思います、
年式が古いものや、過去にスポーツ走行で酷使された車体はいたんでいますが、どのみち数回サーキット走れば車体はヤれます。
ターボかNAか?FFかFRか?
他にも楽しめる車種はたくさんあります。
個人的には軽自動車ならダイハツエッセ、普通車では4AG搭載のカローラGTやスターレット、ミラージュサイボーグあたりも低予算で楽しめそうで好みです。もう少し予算を上げればS2000やインテグラなどホンダのスポーツモデルも視野に入りそうです。
- ターボかNAか?
- FFかFRか?
こういった迷いも出るかもしれませんが、ノーマルに近い状態ならミニサーキットでは軽量のFFが速いですよ。チューニングが進めば差は縮まるかもしれませんが、FFは何かと速いです。
また、ミニサーキットのようにコーナー多いコースはNAのほうが断然速く走らせやすいですよ。
サーキット車両の維持費について
サーキット行くと、オイル代、ガソリン代、タイヤ代などけっこうお金使います。
けっこう維持費が膨らみがちです^^;
これから車買うなら、購入予定の車両価格は50万円程度に押さえて、あとはタイヤ代とか足回りの交換費用とかでお金残しておくとけっこう長くサーキット走行を楽しめそうです。
そのためにも、乗り換えで売却できる車両なんかがあればできるだけ高く買い取ってもらうなどして、次の車両の購入資金やメンテナンス資金として1万円でも多く用意しておきたいですね^^
誰でもできる車売却時の高く売る方法をまとめてますので、よろしければこちらも御覧ください。
今の車、意外と高く買い取ってもらえますよ。
誰でもできる一括査定で普通より少し車を高く売る方法