チューニングに関していろいろアドバイスいただきながら車作りを進めてきて、やっとひとつの目的を達成。
その目的はというと
レース形式の走行会に出ること。
レースってぶつかりそうだし、
何より連続周回なので冷却が苦しい
あとタイヤが厳しいだろう、、
とずっと敬遠しておりました。
サーキット走行初心者の頃はドラテクに不安がありました。
なので、サーキット走行をサルのように繰り返しけっこう練習してきました。
サーキット走行歴1年半で30回程度
鈴鹿ツイン、セントラルサーキット、MLSで自分で決めた低い目標タイムもクリアした。
一応目標タイムはセントラルサーキットで1'35秒台、鈴鹿ツインのフルコースで1'10秒切ること。
MLSも40秒切る目標は達成した。
どれも本気組から見れば低いレベルだけど、なんとかクリアした。
しかし、何度もサーキットを一人で走行してると単独で走るだけのフリー走行に飽きてきた。
あと、初心者走行会とかは他の参加者とのタイムに差が出すぎて危なくなってきた。
それと初心者だらけの走行会は周囲を見てないマナー悪い人が多いので嫌になってきた。
いっぱい練習しても技術はまだまだだけど、もっと上級者の中で走らないといけない。
上級者向けの走行会は必ずレースがある。
そもそも目標はレースに参加することなのでそろそろ行けるかな?と思った。
競争でいろんなシーンを想定してフリー走行であらゆる練習を重ねてきた。
なので、
今年こそレース走行会にも出てみたいなと。。。
レースで複数の車両と揉み合っても大丈夫なくらいマシンコントロールが出来るようにと、ドリフト練習会やフリーでのドリフト&グリップ練習も重ねてきた。ずっとタイムアタック用の全く同じアライメントで鍛えてきたので今の状態なら車のどの方向に力がかかろうと、車体周辺に何が起ころうとも全部避けきるくらいの準備は出来た。
もうスピンもコースアウトもしない。
絶対にリカバリーできる。
そんな自信もついた。
出来るかどうかは知らないけど、とりあえずそういう気持ちが大事。
どうしても車壊したくないのでその手の危ないシーンの練習はいっぱいやった。
何度も何度も練習中に壊したけど。。
そしてついに
この日が来た。
いざ、レース参戦
レースといっても楽しく走ろう走行会での催しなのでガチンコでぶつけ合うようなそういうたぐいのものではありません。
なのでちょうどいいかなと参加させてもらいました。
模擬レースです。
参加クラスはCターボクラス
セントラルサーキットで行われたこの走行会はクラス分けで年間4戦のシリーズ戦だそうで、
- Aクラス 1'27秒以内
- Bクラス 1’32秒以内
- Cクラス(ターボ)1'36秒以内
という予選タイムアタックでのタイムか自己申告によるセントラルサーキットでのベストタイムからクラス分けがされる形式。
上位の人達はけっこうガチンコ勝負な人もいるそうです。
自分は過去ベストが1分35秒台だったのでCターボクラス。
この日の予選で1'33'818とベスト更新したものの、さすがに31秒台には届かず。
セントラルサーキット走行4回目にして初のレース形式走行を迎えました。
タイヤは前後ともナンカンAR-1 225/45R17の同サイズ。
ミニサーキット4回ほど走ってすでに角がなくなった使い古し状態での参戦。
他車と比べるとめっぽうか細いタイヤでの参戦ですw。
他車は太いA050やらDIREZZA Z2☆やZ3が多かった。
やっぱレースとなると265とか普通サイズなんですかね。
上位は295とか履いてた。
走行枠はA、B、CTクラス混走
上位クラスと混走なので1分23秒台で走るレーシングカー気味な車両と1分34~5秒台の遅い車が混走します。
全周回は7周、なのでギリギリ周回遅れにはならないかなという感じです。
まあ、当然追いつくことも無いので速い車は気にすること無いのですが、Bクラスは微妙にタイムが近い。
なのでBクラスに割り込まないようCTクラスで入賞できたらいいかな的な雰囲気で走ってみた。
Bクラスでも2秒違うので前に出ちゃうと迷惑だろうなと思って出来るだけ前に出ないよう走りました。
ただし、後ろ(同クラス)からは一切抜かせない方向で調整してます。
一応、レースだから。
多くのチューニングカーと競争してわかったこと
フリー走行と違ってレースではみな全力で走ってます。
そこで気づいたことも多かった。
まず、
やっぱりレースに事故はつきものっぽい
スタート直後の1コーナー
前方に砂煙やらタイヤの煙やら
何やら激しそうなのが見えました。
でも、みんな安全第一で気遣いながら走ってる走行会なので誰も事故らずに済んだっぽい。
自分はたまたま隙間に割り込んでしまったので、やむを得ずそこから加速したら、2コーナー立ち上がりでコースアウトしてた車(GTR)からの飛び石攻撃を雨あられのように受けフロントガラス損傷(パチンパチン!と数カ所が割れました)。
まあ、大きな事故がなくてよかったです。
次に気づいたこと
GTウイングついた車両はラインが違う
タイムは同じくらいなのに、コーナリング速い車がたくさんいました。
それらに共通してるのは
太いタイヤ(当然ハイグリップ)とGTウイング装着車だったこと。
あと、めちゃ軽量化された車両も。。
セントラルサーキットのインフィールド区間での走行ラインが違いすぎて面白かった。
自分の車であそこまでの旋回速度は出せないけどウイング車両は大きなラインも小さなラインもかなりの速度で曲げていってた。自由自在に見えた。特にS2000はスゴイ。もとからトラクションいいからね。
1コーナーの旋回からの加速もめちゃ離される。
やっぱウイングって効果あるんでしょうね100km超えた当たりで。
勉強になった。
でも、そんなコーナリング速い車と競り合ってみてタイムが同じくらいだった。
そこで気づいたこと。
ターボ車のノーマルルックはストレート速い
うちの180sx
意外とストレート速いんですよね。
タイヤ細いんでコーナリングは遅いですが、ストレートは同クラスでは速い方だったようです。
コーナーで負けてストレートで抜く。
うしろの車両はどんどん離れていく。
まさに
直線番長~
的な走りに終始していました。
GTウイング車両は一部のコーナリングは速いのですがヘアピン気味のところはそんな差は無いしストレートで急に追いつくポイントがある。3速超えた当たりから差が出る。
まあ、並走車両のパワーの差もあると思うけど、タイム近いんでパワー差よりも空力の差なのかな?と思った。
180sxはノーマル形状ならCD値が0.3前後とかなりの低抵抗。
さらに今回はフロント車高をかなり高めて行ってたのも手伝ってストレートの伸びが際立った。
本当はコーナリングマシンに仕上げたつもりなんだけど、どうしてもリアのトラクションが改善できなかったので車高で間に合わせた感じ。その結果ストレートバカッ速になったのかも。
同クラスの車両ならどこで抜かれてもストレートで抜けるなあという感じでした。
まあ、ブレーキングが下手なので進入時に抜かれてますけどね(笑)。
レースの結果
肝心のレースの結果ですが、
気温24度ほどでのレース。
初めての連続周回
3週でリタイヤです。
水温が95度となって自分でセットした警告音がピー!と鳴り、速攻でアクセルオフ。
終了しました。
油温は120度少し超えたくらい。
せっかくクラス2位で走れてたので頑張ろうかなと思ったけど、エンジン壊れたら嫌なのでやめました。
そんな感じで楽しくレース体験できていい走行会でした。
走行会の動画
A,B、Cクラスの混走です。
予選タイムアタックとレース中の直線を外から
最後のブレーキングがレースでリタイヤする直前。
水温上がり過ぎで警告音なってる時ってアフターファイアが出るんだなとわかった。
車載動画タイムアタック
今回、初めてGPSしてロガー使ってみたんだけど、動画編集が難しかった。。
ストレートは他の周回ではGPS読み192kmまで出てるし、ブレーキングばらばらだし全くのクリアラップが一度もなかったので、もっとクリアでかつ、うまく走れたらあと0.5秒ほど早く走れるとロガーで出てた。すごいですねデータロガー。
そして
レース中の車載動画
記念に残しておきます。
リタイヤしたけど、
楽しかった。