1年前の鈴鹿ツインでのクラッシュによる全損。
180sx購入後2ヶ月で1台潰したので、その後はブレーキトラブルのトラウマになり、しばらくは様子見してたものの、2016年春先から心の痛みも薄れサーキット走行を再開した。
鈴鹿ツインでは全損につぎ、クラッチブロー、などなど
サーキット走行再開後も自力では帰れない事態が続いた去年の今頃。
あれから1年ほど春や夏場に運転スキルをあげるべく同サーキットを走り込み、
なんとかクルマを壊さずに家まで帰れるようになった。
ここ数ヶ月で10回以上鈴鹿ツインやセントラルサーキットなどを走り続け、クルマを壊さずに家まで帰ることができた。
そして、タイムアタックも同じコースで繰り返すことで
タイムが頭打ちになってきた。
サーキット走行初心者でもそれなりに回数こなせるようになり、車体の仕様変更もそこそこ終了してるので、タイムも自分的には満足というかこのあたりでよしとする。
そして、
ついにドリフトにチャレンジする日が来た。
ドリフトでも気をつけてやれば壊れないだろうと。。
初めてのドリフト
一般的には初心者とか初めてのドリフトというと
定常円旋回とか8の字とか
パイロン並べた駐車場で経験するものらしいです。
がしかし、
なかなかそういうことが出来る場所や練習会って無いんですよね。
なので
いきなりサーキットでドリフトチャレンジ
いつも走り慣れた鈴鹿ツインのDコースで
Dコースがガラ空きにんるであろう平日を狙ってコースイン。
空いてたら多少は周囲への迷惑も減るだろうと。。
初めてのドリフトはまったくもってスピンしかできなかった
一応、いろんなyoutube見たり、ドリフトに詳しいお店の社長やスタッフの方からドリフトのイメージ講習は十分受けてます。
しかし、
実際にやるとなると難しい。。
走行中にハンドル操作とペダルワーク以外にサイドブレーキ引くとか。。
サイドブレーキなんてとてもじゃないけど使えないです。
それが初めてのドリフト挑戦での個人的な感想です。
見たらわかる下手すぎるドリフト初挑戦動画
これが初めてのドリフト
コースイン直後の動画です。
スピンしかしてませんが。。w
普段から走り慣れてるコースなのでストレートからのブレーキングでリアが流れることには慣れてるし、180sxの場合そういう走らせ方のほうがタイム伸びたのでブレーキングドリフト自体は雰囲気だけできる。
でも、サイドブレーキ使うのは難しい。
サイドブレーキが初心者にはいいとかよくビデオで見たけど
サイドブレーキほど難しいもの無いと思うのです。
慣れるまでは。。
今回のタイヤ仕様
最近ここ走る時はR1Rというハイグリップラジアルを履いてます。
しかし今回は
ドリフト初心者はリアに滑りやすいタイヤを履くとい
と聴くので、ヤフオクで落札したファイアストンワイドオーバルというローグリップなタイヤを履いてます。
サイズは前後とも205/55R16
フロントにはグリップいいタイヤがいいとのことで2枠目からはR1Rをフロントに履いた。
その結果、
やはりリアが滑りすぎでフロントが引っかかりすぎのスピン連続
これがR1Rをフロントに履いて、リアにワイドオーバル履いてる状態の動画。
サイドブレーキは一旦あきらめて、普段どおりブレーキングで荷重動かしてリアを滑らせて向きを変えるパターンに変えて練習してみた。
R1Rをリアに履いてるときでもストレートからのフルブレーキングではケツが出まくるのでローグリップなタイヤだとケツが出過ぎてコントロールが出来なかった。
いや、
これは言い訳です。
いつも思うのは
今ある仕様でうまく乗れるように乗れ!
と心の中では考えてます。
しかし、フロントがよく食いつくタイヤでリアが滑りすぎるタイヤだと、
グリップ慣れしてる自分には難しすぎるのです。
普段のスピードだとケツが出すぎて難しい。
なので遅い速度で滑らすしかない。。
しかしスピード乗らないと荷重移動難しいし。。
雨の日みたいにフロントも滑ってくれたらアンダー消しでFF時代に身についてるサイドブレーキも多少使えるのですが、減速するたびにアクセルオフするたびにケツが振り出してしまうようなセッティングではいわゆるドリフト走行なんて到底出来ない。
と思うばかりなのでした。。
前後同じタイヤのほうが絶対やりやすいのでは?
と、思いつつも
これに慣れれば運転上手くなるはず。。
と思ったりもするので、
このリア滑りまくり仕様で猛特訓します。
これも伸び悩むタイムアタックの伸びしろを見つけ出すため。。
鈴鹿ツインのDでコースを初走行3枠消化
ズブの素人で初めてのドリフト。
周囲に迷惑をかけないよう走行台数の少ない枠で3枠走りました。
その結果、
タイヤのブロック剥離
タイヤのリム落ち、
と
ドリフト走行におけるタイヤへのハードな洗礼を受けました。
予想以上にタイヤへのダメージは大きいんですねドリフトって。。
調子に乗って3速全開からのフルブレーキング&カウンターでコースアウトすること数十回
1コーナーの外側エスケープゾーンに飛び出すこと数回でリム落ちする左リアタイヤ。
なんで左カーブのコーナリングで車体右側じゃなくて左側のタイヤがリム落ちるかって?
ドリフトしようとしてスピンしたままコースアウトするから反対側が縁石とその奥の溝とか土手にひっかかってしまうからなんでしょうね。。
サイドブレーキ使うの諦めてからは普段フルコース走るイメージで1コーナー突っ込んでいく練習してたので食わないリアタイヤに慣れるまで連続でコースアウトしました。
カウンターが遅くアクセル量も間違ってる
さきほどの恥ずかしい動画、初めてのドリフト走行をお世話になってるお店の社長に見ていただくと
「カウンターが遅い、切り返しのアクセルも遅い」
とダメ出しをいただきました。
なるほど、、と思い何度も自分の反省動画を見ています。
アライメントもドリフト向きがある
今回はグリップ走行がしやすいアライメントでそのまま走りましたが、ドリフトするには
フロント キャンバー ネガティブ強め トー アウト気味
リア キャンバー 縦気味 トー0付近
というのが良いそうです。
今度はアライメントというか、キャンバーとトーくらいは自分で調整して再チャレンジしようと思います。
それにしてもこのファイアストンのタイヤはあっという間にトレッドが剥離してすぐに空気抜けてしまった。
剥離したトレッドがホイールハウス内にダメージを与えるので
右リアのタイヤハウス内のカバーがボロボロに損傷しました。。
今回、3枠走行してタイヤは2本が昇天
1時間枠3本、途中PITインしたりしたので実質の走行時間は90分ほどでした。
この走行でリアタイヤ2本が終了。
残りの2本で3枠目を走行しました。
のこたタイヤもまだ使えそうですが、ブロックは剥離してるのでなんともかんとも。。
ドリフトもタイヤ代がかなりかかりそうです。
グリップ走行は高価なタイヤ履けばいいタイムが出る。それゆえタイヤ代が高く付きそう。。と思ってドリフト遊びをしようと思いましたが、安いタイヤでも1回サーキット行くだけで終わるようだとグリップ走行でのタイヤ代とそう大差ない出費になりそう。
やっぱりサーキット走行はお金がかかりますね。。
その他の損傷
ドリフトでの車体へのダメージはグリップ走行の際のダメージとは違うところにも出やすい。
いや、
ダメージを受ける確率が高いみたいです。
今回、数十回コースアウトしたことで車体下部をHITしました。
それにより
- マフラーが凹み垂れ下がる
- のむの箱舟がひしゃげてしまう
- タービンガスケット抜け
- フロントバンパー下部激しく損傷
- リアタイヤハウス損傷
- レカロシートのリクライニング損傷
というふうに、
グリップ走行10数回を、無傷でこなしていた我が愛車180sxがあちこち傷つきました。
何より車体下部の強打がきつかったようで、これによるマフラーの曲がりとタービンガスケットの抜けは修復にけっこうなコストがかかりそうです。
のぶの箱舟というボディ強化用パーツが曲がるくらいのHITでしたが、これがあるおかげで他の部分が助かったようにも見受けられます。いいパーツですね(笑)
あと、走行中にレカロシートSR6のリクライニングがだんだん寝ていくようになった。
ドリフトするならフルバケのほうが安定していいかもですね。
タービンガスケット修理に際して
お世話になってるお店で相談し、手持ちのIHI斜流タービン(S14オーテック)に換装し、ついでにエキマニも交換してもらうことにした。(エキマニはTOMEI不等長を使うことにした)
来週、ちょっとしたドリフトの初心者向け練習会に参加予定なのでタイヤもATR-SPORTS2をリピート4本買いした。
使い慣れたタイヤだしサーキットではR1Rの1~2秒落ちのタイヤなのでバランスいいはず。ドリケツタイヤにも大人気ですしね。
一旦これで、スポーツ走行の激しいのはやめておこうかな。。
パワーアップするとまた走りたいけど。。
とにかく
サーキット走行はグリップ走行もドリフトも楽しです。
以上、
初めてのドリフト日記でした。