車を売却するとき忘れてはいけないのが任意保険の等級を継続する手続きです。
自動車の任意保険には等級を継続する中断証明書を発行することで、次に車を買ったとき、また今の等級から任意保険の割引率が適用されるメリットがあります。
アクサダイレクトやソニー損保などネット専用の保険会社を利用中であっても、この継続証明「中断証明書」は発行可能です。
等級の継続「中断証明書」を申請する方法
任意保険はどこで加入していても「中断証明書」の発行は郵送になります。
ネットだけで済ませたいものですが、保険に関しては郵送は必須。
また、ネット専業の保険会社であっても、ネットで中断証明書の発行をできる会社は無いので基本的に電話で中断証明書の申請を行う必要があります。
手順
- 加入している保険会社へ電話する
- 車を手放す理由を伝える(売却やリース終了など)
- 中断証明書の申請書が自宅へ郵送される
- 中断証明書の申請書を記入し、売却の事実が分かる書類を同封の上返送
- 後日、中断証明書が発行され自宅へ届きます。
発行された中断証明書は10年間有効。
次に車を所有したりリースしたり、車両に任意保険をかける際にノンフリート等級が適用され、等級に応じた大幅な割引率が適用されます。
非常にお得です。
ゼロから任意保険に加入すると損
任意保険は6等級スタートです。
1年以上加入した任意保険があるのであれば、等級継続による割引率適用を受けれるようにしないと損です。
私はかつて16等級の任意保険を継続し忘れ中断証明書を申請せず大変損をしました。
6等級と10等級でも割引率は非常に大きいものです。
以下の表はアクサダイレクトのノンフリート等級ごとの割引率です。
アクサの割引率
等級 | 1等級 | 2等級 | 3等級 | 4等級 | 5等級 | 6等級 | 7等級 | 8等級 | 9等級 | 10等級 | 11等級 | 12等級 | 13等級 | 14等級 | 15等級 | 16等級 | 17等級 | 18等級 | 19等級 | 20等級 | |
割引率 | 無事故係数(割増引率) | 64 | 28 | 12 | -2 | -13 | -19 | -27 | -40 | -40 | -42 | -45 | -46 | -47 | -50 | -50 | -55 | -55 | -58 | -59 | -63 |
事故有係数(割増引率) | 64 | 28 | 12 | -2 | -13 | -19 | -20 | -21 | -22 | -23 | -25 | -27 | -29 | -31 | -33 | -36 | -38 | -40 | -42 | -44 |
無事故係数の割引率を見ると、
6等級では-19%
10等級では-42%
となっています。
年間保険料7万円相当の事例で見ると
6等級では13,300円割引で56,700円
10等級では29,400円割引で40,600円
となります。
その差は年間16,100円
このように4年クラスのノンフリート等級でも年間の差額は大きくなります。
仮に20等級で同じクラスの保険に加入すると
20等級では44,100円割引で25,900円となります。
お子さんをお持ちのご家庭で18歳になる息子さんや娘さんがいるなら、子供が乗る車両に親のノンフリート等級を割り当てて使用することも可能です。
なので、ぜひともこういった等級は繋いで残しておきたいものです。
自動車保険を安くする
ネットで手続きが完了する保険は年間保険料が安い。
かれこれ10年以上、それが常識と思ってました。
もちろん、ネットで手続きできないところは論外で保険料は高いです。
ただ、
ネットで手続き完了できる保険会社が増えてきた結果、今は従来の安いと思われている保険会社でも実はそんなに安くない場合があります。
私もずっとネット保険では最も有名な保険会社を使ってましたが、最近一括見積をしたところ、
- 同じノンフリート等級
- 同じ車両
- 同じ補償内容
という全く同じ条件で15%以上保険料がやすくなりました。
事故経験の無い私の場合、保険は「お守り」です。
可能であれば本当に安い保険料の保険に加入したいものです。
最も安く保険に加入していない人がほとんどだということが一括査定をすればわかります。
あなたも、保険料をもっと安く収めたいなら一括査定は使ってみるといいですよ。
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申込は5分ほどで終わります。
自動車保険の一括見積りは使わないと損ですよ。