ハンドルカバーはいらない?軽自動車に装着してメリットとデメリットを体験してみた

軽自動車やコンパクトカーはステアリングホイール(以下ハンドル)が細くて握ってると手が疲れるという人も少なくないようです。

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ハンドルカバーをはじめて装着

※せっかくの革巻きステアリングなのに、なんだか細いワゴンRスティングレー

個人的に、過去に所有したKeiワークスやミラジーノではハンドルは細いと感じなかったのですが、今回所有したワゴンRでは妙にハンドルが細いのか?運転中、無意識ですが必要以上に握力がかかってるようで手が疲れます。

そこで、本来ハンドルカバーは好きではないのですが、手の疲れをなんとかしたいので人生で初めてハンドルカバーを装着してみることにしました。

私のように、そもそもハンドルカバーつけるくらいならハンドルごと交換するわ!という人もいると思いますが、ハンドルカバーって意外とメリットもあるので、今回ハンドルカバーつけてみて思ったことなど参考になればと思います。

ハンドルカバーの選びかた

まずはじめに、ハンドルカバーを初めて装着する際、どれを選べばいいのかわかりません。

イエローハットやオートバックスなどカー用品店へ行けば、Sサイズ、Mサイズといったサイズを分けて商品が陳列されています。

商品パッケージにこのハンドルカバーがマッチする車種としてワゴンR、タント、ムーヴなどといった主要な車種名が書いてるので該当すればそれを選べば間違いないです。

車種名が該当しない場合、ハンドルのサイズ36.5cm~37.9cmなんてふうに汎用で取付可能なサイズも表記されているので、一度メジャーでは買ってみるといいです。

 

ハンドルサイズ図るのにメジャーなんて今手元にない~

今スグ買いたい

という方はスマホのアプリで「メジャー」とか「ものさし」なんて検索すればけっこう正確にサイズ図れるアプリあるので計測して購入してみるといいでしょう。

 

 

ハンドルカバー取り付け方

ハンドルカバーはかなりキツキツのサイズなのでハメ込む際、装着する際には力が必要です。

 

まずはじめに、購入したハンドルカバーのパッケージをバラします。

バラすと中からこんなスポンジかスチロールのようなものが出てきました。

ハンドルカバーの中になにか詰め物はないか?あれば取り除いて車のハンドルへかぶせます。

 

ハンドルへかぶせるとき、

とりあえず向きをあわせて、

真上から覆い被せる

つづいて

  • 真上がハンドルを包み込んだら
  • 右でも左でもいいので、
  • 横方向のカバーをハンドルにかぶせる
  • 横のカバーは完全にかぶってない状態だが、
  • 左(右)の横面をハンドルに半分かぶせた状態で
  • ハンドルした真下をパワフルに引っ張り
  • 強引にハンドルへかぶせる
  • ハンドル真下と真上がきっちりかぶってる状態なら
  • あとは、横っちょのほうなど、

ちゃんとハンドルカバーがかぶってないとこをかぶせて完了。

 

そんな感じ

けっこう力いるけど、慣れれば20秒ほどでできるようになります。

外す際は真上か真下から指先ツッコんでガバっと引き剥がせばいい。

 

ハンドルカバーをつけてみて感じたこと

太すぎます。

ハンドルカバーをつけることで持ち手がかなり太くなると想像はしてましたが、それの先を行くくらい太くなります。

市販のスポーツカーなどでは最初から太めのハンドルだったりしますが、最近自分で乗った車ではゴルフ6のステアリングホイールがかんり太く、BMWの525i(E64だったかな?)もかなりゴッツく太い印象でした。

 

ワゴンRの細いハンドルにハンドルカバーを装着すると、それらのごっついハンドルをさらに上回る太すぎるハンドルに仕上がります。

 

ハンドルを完全に包み込んでるわけではなく

こんな感じで内側は元のハンドルが見えてるんですね。。

ガバっとかぶせるだけで細いハンドルが太くなる。

ハンドルカバーはすべる?

こういうはめ込みタイプでも滑ることは有りません。

丸いハンドルに丸いカバーを装着するので滑ることはありません。。

サイズさえ大幅に間違えてない限りカバーの内部も滑りにくい素材なので、ウレタンハンドルや革巻きハンドルではまず滑らないでしょう。ウッドハンドルに装着する人はいないと思いますがよほどのことでは滑りません。

さらに本格的なハンドルカバーではステアリングに革を当てて糸で縫い上げるタイプのハンドルカバーもあるようですが、そこまで面倒なものではなくも滑ることはありません。

 

サイズはキツキツではなくてもずれたりすることは無いです。

ハンドルカバーつけて感じるメリット

 

ハンドルカバーつけて感じたメリットは

ほんの数ミリだが運転手にハンドル表面が近づく

このことにより今までハンドルが遠かったのにテレスコピックがついてない車両でもハンドル表面が肩へ数ミリ近づく。

これにより

なんとなく疲れにくくなる。

太くなって疲れにくくなる

ハンドルが太くなることで、握る力は少なくてもハンドルを操作する力が少なくて済む。

しかし、力が少なくて済むのは10時10分の掴みどころあたりのみで、ステアリングスポークがつながってるところなどは、逆に細いときのほうが楽にハンドルを回せる印象です。

車種にもよると思いますが、スポーク周辺もつとハンドルカバーつけてないときのほうが楽ちんです。

見た目が変えれるオシャレ感

ハンドルカバーのメリットといえば、好きな見た目に変えれることでしょう。

ポップな印象のものからスポーティーなもの、クラシカルな見た目のものまでさまざまなハンドルカバーがあります。

これらは好みの問題ですが、好きな色合いや生地のハンドルカバーを装着したりすることでより「私だけの部屋」感覚が生まれるので、ハンドルカバー選びはとっても楽しめて良いと思います。

ハンドルカバーのデメリット

今回、ワゴンRのハンドルが細くてどうしても我慢できず、ハンドルカバーを装着しました。

しかし、最終的に1日運転してハンドルカバーははずしました。

ハンドルカバーをつけて感じるデメリットは以下

ハンドルが太すぎる

さきほども少し触れましたが、ハンドルカバーを装着すると、最もうすそうな商品を使っても、ハンドルが太くなりすぎます。

さらにハンドルカバーはハンドル部分を完全に巻き込んでないため、内側にすき間が生まれます。

そのため、人によってはこれが持ちにくい、つかみにくいと感じることもあるはずです。

私はハンドルカバーで太くなりすぎて、内側に隙間ができた状態では持ちにくいと感じました。

恐竜持ち(二本指持ち)がしにくい

ハンドルが持ちにくいと感じる原因でもある恐竜持ち。わたしはよく人差し指と中指の二本指でハンドルを軽く挟んで掴むときがあります。

ステアリングのスポーク部分あたりへ指を引っ掛ける感じです。

これがハンドルカバーつけるとできなくなります。

なので、二本指でリラックススタイルとるひとにはハンドルカバーは邪魔な存在になるかもしれません。

自分の運転スタイルだと逆に疲れる

ステアリングは10時10分持ち、

ラリードライバースタイルで普段からしっかりとハンドル握ってます。

そんな人にはハンドルカバーは疲れる原因となるようです。

私はかなりラリードライバーよりなハンドルに近いシートポジションで、ストレートアームになることを嫌うタイプのドライバーです。なので太くなりすぎたステアリングホイールだと、駐車場の切り返しとか狭い場所で大きくハンドル操作する際にはハンドルがつかみにくくて苦労します。

逆に普段からストレートアームで手のひらでくるくるハンドル回すひとにはハンドルカバーは表面を押しやすいので使い勝手がいいかもしれません。

おしゃれなハンドルカバー

女子向けでおしゃれなのがいっぱい

個人的にはハンドルカバーつけてる女の子はなんだか高感度高いです。

まとめ

ハンドルカバーがマッチする人、そうでない人がいると思います。

私ももともとはハンドルカバーとかヤンキーっぽくて苦手でしたが、いざつけてみると、

かわいい♪

お、手のひら当てる感じは気持ちいいな、

とか、

車内の雰囲気変わって楽しめるな!

なんていうメリットも感じました。

 

ただ、個人的には運転時の操作に違和感を感じたため取り外しました。

安いものなら1000円程度からあるハンドルカバーです。車内の雰囲気を変えたり、私だけの車として愛着を増すきっかけにもなるアイテムなので気軽に楽しめるのがいいと思います。

 

どうしても合わなければ誰かにあげてもいいですし、ハンドルカバー自体、決して否定的にみるアイテムではないんだなと、初めて装着して感じた次第です。