新しい愛車スズキKeiワークス HN22S 6型
スズキKeiワークス HN22S 6型インプレッション
納車後7日間で3000kmほど走行してみてインプレッション
中古で81400kmからの乗り出し、ほぼノーマル状態で足回りのみスズキのローダウンサスが入ってる様子。ダンパーは無交換ゆえ少し経たりがあるもののロールしながらもタイヤグリップの限界を伸ばすような働きが残ってる感じ。
車高落としていた同等の車重であるミラジーノ(ブーストアップ仕様)と比べるとカーブでのロール(車体の傾き)が非常に大きく速い。
そのためいつも走ってる山道や高速道路で最初のうちはビクビクしながら曲がっていた。しかし、このロールも慣れてくると
あれ??
なんでタイムこっちのほうが速いんだろ??
という現実にぶち当たる。
ミラジーノのタイヤサイズは165/55/R14 keiワークスのタイヤサイズは165/60R15と、幅だけ見てみれば同じタイヤ幅。
タイヤサイズが大きいぶん接地面積でkeiのほうが有利なのはわかるけど、そんなに大差は無いと思う。
走り慣れたコースで同じように走っても何故かパワーアップして足回りを固めたミラジーノよりスムーズに曲がりスムーズに加速する。
ギア比やタイヤサイズがたまたまkeiのほうがここに合ってるだけなのかもしれないけど乗り慣れていないこの車で走るほうが短時間でゴールまで走り抜けることが出来る。
keiワークス純正のヘリカルLSDの効果
タイヤは購入直後に新品を導入
タイヤサイズが少ないこの165/60R15というサイズにたまたまマッチしていたグッドイヤーRV-Fというミニバン向けタイヤ。
極端にグリップする性格のタイヤではないみたいだけど、ジーノでハイグリップタイヤを履いて走ればキュルキュル泣き出すコースでほとんど鳴き出すこともなく走り抜けることが出来る。
タイトなカーブや高速カーブでFFならではの立ち上がりでアクセル踏み込めない状態もなくLSDの作動をまとに受け止めてカーブのツッコミから脱出までLSDなしのジーノでは想像も出来ない旋回スピードを発揮する。
タイヤの性能というより
純正ヘリカルLSDと純正サス&ダンパーそしてボディ
これらが生み出す大きなロールによってコーナリング速度がうまい具合に高くなる。
その結果、同じコースを走ってもパワーが大きいミラジーノよりもこのノーマルのkeiワークスのほうが速くゴールできるという結果につながっているようだ。
直線ダッシュでは明らかに速いクルマ(GINO)よりも速いタイムで走り抜けることが出来るこのグッドイヤーRVFとkeiワークスの組み合わせ。
なかなかいい感じだ。
高速道路ではギャップをタンタン!と超えることもあれば、波打つようにボヨンボヨンと跳ねそうで跳ねない状態になることもある。これはダンパーのヘタリも考えられるけど、高速カーブでの強烈なロールでもイン側のタイヤグリップを維持して曲がる。
柔らかいサスとやや腰高な車高、そしてLSDとおとなしめのグリップタイヤがいい感じのバランスになってる結果、街乗りや高速巡航で心地よく、ワインディングではビシバシ攻め込める仕様になっている。
さすがワークスという冠名がつくだけのことはある
低回転での加速はだるい感じでトルクも弱めのエンジン特性だけど、5000回展超えるとキッチリ7500回展まで伸びる。走らせれば場所に応じてかなりのスポーツ走行も可能になる。ノーマルでこんだけワインディング速いってすごいと思う。
まあ、あくまでも個人的な感想です。素人のね
昔、車の雑誌でフランス車の猫足って言葉聞いたことあるけど、このkeiって車の長い脚も猫足って呼べるんじゃないかなと思う。
びよーんと外側の脚が伸びて接地し続ける感じ
高速でもワインディングでも脚が伸びながら段差でバンプして離れない。
びよーんとロールするのになれるまで少し時間かかったけど、こういう伸びる脚ってのは意外と速く走るのには効果的なセッティングなのかもですね。特に路面が予測不能な一般道では猫足最強ってなシーンもあるかもです。
さすがに8万km超えてるんでショックアブソーバーは交換すべきかも。
でもなかなかいい伸びするし、縮側のスピードもそこそこ保ってる。
今足回りの交換に悩み中。
高回転維持すると98度超えるときがある。オーバーヒートはなし。エンジンはいい状態です。
最大ブーストは0.7~0.8くらい。オーバーシュートで0.8超えるときがあるけど、高速の長い登り坂で4000回転超えてるとアクセルでブースト圧を自由にコントロールできる。純正ECUがなかなか賢い。
しばらく走りの面ではノーマルでいいと思えるし、ワインディングから高速巡航までめちゃ楽ちんで速いkeiワークス。
ええ車やと思います。
Keiワークスは速い?それとも、、