先日の無謀な単独ドリフト初チャレンジによりタービン周りの排気系が損傷し、予定外の修理出費がかさみました。
実はその際、
排気系のみならずフロントバンパーも小キズを負ってしまい、目立たない場所だからいいかな?と思ってたけど、明るい時間帯に見るとけっこう目立つ。
フロントバンパーは車の顔。
ここに目立つ傷があるのはやっぱかっこ悪い。
運転下手な人と思われますよね。
板金屋に出すと3万円ほど出費が嵩む。
3万円もあればドリケツ用タイヤ1セット買える。
ここはDIYで少しでも出費を抑えたいので缶スプレーでこの純正バンパーの傷を修復してみた。
樹脂バンパー修理に必要な材料
必要な材料は大きく分けて4つ
その1 純正カラーの缶スプレー
カー用品店には必ず置いてる缶スプレー。
日産の純正カラーとはいえ180sxのシルバーメタリックは何番?
これがわからなかったけど、適当にN-277 KY0 ダイヤモンドシルバーを選んでみた。
正しいカラーコードはボンネットを開けて、運転席側のバルクヘッドにあるカラートリムで調べるといいです。日産車の純正カラーコードはそこに書いております。
次に、必要なもの
バンパー用パテ
塗装が禿げただけなのですが、その塗装がかなりぶ厚いです。
なのでパテ埋めで整形するほうがいいみたいなので一応パテも買った。
必要なものその3
樹脂製バンパー用バンパープライマー
ドアなど金属部分の塗装の下地はサーフェイサーを使いますが、樹脂製バンパーなどの塗装前の下地処理はバンパープライマーというものがあるのでそれを使う。
必要なものその4
サンドペーパー
250番~1000番までセットになったものが量販店で打ってるのでこの程度の大きさの傷修復にはこのセットで十分足りました。
クリアスプレー
缶スプレーの純正塗装の上から塗る仕上げようのスプレー缶。
これがあるのと無いのとでは仕上がりがかなり違います。
純正塗装にも厚塗りのクリアが塗られていますのでキズ補修後の周囲とのバランスとるにも必須のアイテムです。
素人によるバンパー傷塗装修理
まずは傷部分を削ったり埋めたりの処理
塗装が厚く凹み部分をパテ埋めしようと思ったけど、削れ方が複雑なので削ることにした。
サンドペーパーの番号が小さいほうで元の塗装の剥がれをガリガリ削る
大きなキズ部分が削れたらサンドペーパーの番号を少しずつ多い方へ変えながら表面を段差の無いように整えていく。
まだ、段差はあるけど、
とりあえず初めてなのでこれ以上削るのに抵抗感があり、
一旦ガサガサの部分だけ削り取って塗装開始してみた。
バンパープライマーで下地処理
これが何の意味があるのかよくわからないのですが、
樹脂の表面は黒いので下地で白くするためのものっぽい。
スプレーをプシュ~とすると樹脂むき出し部分が白くなる。
あと、この後塗りつける塗料がツキやすくなる高価があるらしい。
続いて
純正カラーの缶スプレーを吹き付ける
削って表面を整えて
バンパープライマーで表面処理をして
塗料を吹き付ける。
この手順ですが、可能な限り関係ない部分への塗装へ悪影響が出ないよう養生しておく必要があります。今回はマスキングテームもナシでマスキング無しで作業しましたが、キチンと修復したい場合はマスキングしておくほうがいいですね。
とりあえず1回目
スプレー吹付け完了。
バンパープライマー吹付けで20分
塗料吹き付けで20分
と合計40分待ち時間あり。
乾いたのでクリアー吹付けしてさらに20分待った。
待ち時間の合計は60分。
しかしながら、
最初のサンドペーパーでの表面処理
削りがダメダメすぎて塗装後にボコボコ感が残りまくり。。
やむを得ず、
もう一回、
乾いた塗料をサンドペーパーで削り倒す
けっこう気合い入れて削った。
サンドペーパーの荒い目のものから順に細かいものへと変更しながらツルツル感、サラサラ感が出るまで丁寧に削ってみた。
その後、
- 削り粉をキレイに拭き取り(キレイキレイ除菌クリーナーで拭き取り)
- バンパープライマーを均一に吹き付け
- 塗料をスプレー(×3回)
- 最後に乾いた塗料の上にクリア吹付け(×2回)
完璧には削れてない部分もあるのでじっと見れば傷跡がわかるかもですが。。
言われなきゃ気づかないレベルまで修復できたと思う。
うん、きれいな顔に戻った(笑)
缶スプレーによる自家塗装。
やり方覚えて一度経験したら今後何回でも修復出来る気がする。
今回かかった費用
- 缶スプレー
- クリアスプレー
- バンパープライマー
- サンドペーパーセット
- パテ大きな傷用
これらの合計で5000円でした。
かなり出費を抑えた修復作業でした。
浮いたお金でタイヤ5000円のやつ4本、4000円のやつ2本
そして普段履き6000円のやつ4本と
タイヤ10本も買っちゃったw
うん、余計な出費はこっちのほうかもな。。
注意)缶スプレーによる自家塗装はクルマの本来の塗装法とは異なるため、一度缶スプレーを塗りつけてしまったらサイド純正の本来の塗装を行う場合、そのスプレー塗料も含め周囲の塗装全部剥がし作業をしないと塗れないという問題があるそうです。(板金屋にもよりますが。。)
なので、
いずれ板金屋で塗装する予定なら余計な工賃生み出す恐れもありますので缶スプレーでの修復はバンパーなどのパーツ交換しやすい部位におさめておくべきかもしれませんね。