アジアンタイヤと国産タイヤで迷っている方へ
タイヤはメーカー名ではなくタイヤの銘柄で選ぶと好みのタイヤを見つけやすくなります。
とりあえず、日本で目にするタイヤメーカーはたくさんあるので、それらを一覧にしていきます。
ここでは日本でよく目にするタイヤメーカーとタイヤ銘柄の一覧を記載しています。
それらにザッと目を通してみてください。
最後にタイヤ選びの参考になる考え方を最後にまとめています。
タイヤメーカーはどこがいい?
タイヤメーカーの売れ行き(世界的シェア)はどこがいい?
以下は世界でのタイヤメーカーの売上シェアの一覧表です。
メーカー名 | ブランド名 | 国籍 | 世界シェア(%) |
1位 ブリジストン | BRIDGESTONE | 日本 | 14.5 |
2位 ミシュラン | MICHELIN | フランス | 14.0 |
3位 グッドイヤー | GOOD YEAR | アメリカ | 8.5 |
4位 コンチネンタル | Continental | ドイツ | 6.7 |
5位 住友ゴム | DUNLOP | 日本 | 4.0 |
6位 ピレリ | PIRELLI | イタリア | 3.6 |
7位 ハンコック | Hancock | 韓国 | 3.3 |
8位 横浜ゴム | YOKOHAMA | 日本 | 2.9 |
9位 正新(チェンシン) | MAXXIS | 台湾 | 2.4 |
10位 中策ゴム(チャオヤン) | GOODRIDE | 中国 | 2.2 |
11位 GTラジアル | CHAMPIRO | インドネシア | 2.0 |
12位 東洋ゴム | TOYO | 日本 | 1.7 |
13位 Cooper Tire & Rubber Companyクーパー |
Cooper | アメリカ | 1.7 |
14位 クムホ | kumuho | 韓国 | 1.5 |
その他 | 31.0 |
タイヤメーカー別の世界シェアはこのようになっています。
世界シェアの23.1%以上を日本のタイヤメーカーが獲得しています。
売れているタイヤメーカーだから安心できるという目線で見るなら国産タイヤメーカーの製品は信頼のおけるタイヤと言えます。
日本の国産タイヤブランド
日本の有名なタイヤブランド各社の解説です。
ブリジストン BRIDGESTONE
日本を代表するタイヤメーカーで、MICHELINと1,2を争う世界のトップシェアタイヤメーカー。
2005年(平成17年)、フランスのミシュラン社を抜き世界シェアトップとなる。
生産拠点数は25か国178拠点(2012年(平成24年)現在)。
売上高のおよそ2割はタイヤ以外の多角化事業での売上。同ブランドのスポーツ(ゴルフやテニスなど)用品事業と自転車事業はグループ子会社。
エコタイヤからスポーツタイヤまでさまざまなグレードの製品を網羅するキングオブタイヤメーカー。
主なブランド
- REGNO(レグノ)
- POTENZA(ポテンザ)
- ECOPIA(エコピア)
- DUELER(デューラー)
- NEXTRY(ネクストリー)
- Playz(プレイズ)
- BLIZZAKシリーズ(ブリザック)
住友ゴム ダンロップ DUNLOP
BRIDGESTONEに次ぐ国産タイヤメーカー。
ダンロップ(Dunlop )はイギリスを発祥とするゴム、タイヤのブランドである。 2017年現在、タイヤ事業はグッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニーの100%子会社で、日本国内では住友ゴム工業のブランドの一つであり、同社はグッドイヤーから、アジア圏、ロシアにおけるすべてのタイヤ事業と、北米におけるタイヤ事業のうち、日系自動車メーカー向け製品とバイク用製品に対する商標使用権を認められている。
日常用のエコタイヤからハイグレードなスポーツタイヤまでさまざまなグレードの製品を網羅するタイヤメーカー。
主なブランド
- VEURO(ビューロ)
- LE MANS(ル・マン)
- ENASAVE(エナセーブ)
- GRANDTREK(グランドトレック)
- SP SPORT(エスピー スポーツ)
- DIREZZA(ディレッツァ)
- WINTER MAXX(ウインター マックス)
横浜ゴム YOKOHAMA
BRIDGESTONE、ダンロップに次ぐ国産タイヤメーカー。
古河グループのタイヤ・ゴムメーカー。2016年度のタイヤ販売額シェアで、日本国内ではブリヂストン、住友ゴムに次いで第三位。世界では第八位である。
ヨコハマタイヤのブランド名で知られる。ドイツのコンチネンタルタイヤの販売元のひとつ(かつては総輸入元でもあったが同社の日本法人設立に伴い、販売代理店となる)。
日常用のエコタイヤからハイグレードなスポーツタイヤまでさまざまなグレードの製品を網羅するタイヤメーカー。
主なブランド
- ADVAN(アドバン)
- DNA(ディーエヌエー)
- BluEarth(ブルーアース)
- GEOLANDAR(ジオランダー)
- iceGUARD(アイスガード)
トーヨータイヤ TOYO
世界シェア12位(2017年)の日本のタイヤメーカー。
TOYO TIRES(トーヨータイヤ)のブランド名で、「専用タイヤ発想」をコンセプトに、それぞれの車種に合う自動車タイヤを製造しており、特に海外での評判は高い。また対米向けにはNITTO(ニットー)ブランドもあり、これまでは日本では逆輸入でしか入手できなかったが、2006年以降、NITTOブランドのタイヤも日本で販売。タイヤのシェアは国内第4位に位置する。
主なブランド
- PROXES(プロクセス)
- TRANPATH(トランパス)
- TRAMPIO(トランピオ)
- DRB(ディーアールビー)
- ECO WALKER(エコウォーカー)
- NANOENERGY(ナノエナジー)
- GARIT(ガリット)
ファルケン FALKEN(おまけ)
オーツタイヤ株式会社(英称:THE OHTSU TIRE & RUBBER CO.,LTD.)は、かつて存在した日本のゴム製品メーカー。FALKEN(ファルケン)ブランドで知られる。2003年(平成15年)7月、住友ゴム工業に吸収合併され法人としては消滅した。FALKEN(ファルケン)は、住友ゴム工業のグローバルブランドとして現在も販売されている
昔気に入って買ってたブランド。
現在は住友ゴム傘下のブランドとなっています。
欧米のタイヤメーカー
ヨーロッパの高級車やスポーツカーの標準で装着されるタイヤメーカー
コンチネンタル Continental
2017年度、世界でのタイヤ生産シェアは1位ブリヂストン、2位ミシュラン、3位グッドイヤー4位グッドイヤーについで第5位である一方、欧州でのメーカー純正装着シェアは第1位。
純正タイヤでは最高級との呼び名の高いメーカーです。
タイヤの特徴
トレッドは固めで耐久性や信頼性を重視したオーソドックスなタイヤ。
トレッドパターンはブロックパターンよりリブを基調としたデザイン。
3Dグループと呼ばれる放射状の横溝。
タイヤコンパウンドにシリカを多く使用。シリカを多く使うことでウエットグリップと低温グリップの両立に成功。欧州自動車メーカーの純正装着用のタイヤとして小型車・大型車・ハイパフォーマンスカーなどの用途にそれぞれ適応したタイヤを製造している。
主なブランド
- ContiSportContact 5P
- ContiPremiumContact 2
- ContiEcoContact 5
- ExtremeContact DW
- ContiCrossContact UHP
- ContiVikingContact 5
- ContiVikingContact 3
ミシュラン MICHELIN
フランスに本拠地を持つ世界規模のタイヤメーカー、世界企業である。世界で初めてラジアルタイヤを製品化した実績を持ち、長年にわたり世界最大のタイヤメーカーであった歴史を持ち、2005年にブリヂストンに抜かれた後も世界第2位の売上を保っており、グッドイヤー社よりも上位である。
主なブランド
スポーツ タイプ (パイロット・シリーズ)
Pilot Sport Cup 2
Pilot Super Sport
Pilot Sport 3
Pilot sport 4
Pilot sport 4 S
ラグジュアリー タイプ (プライマシー・シリーズ)
Primacy 4
Primacy 3
Primacy HP
Primacy LC
スタンダード タイプ (エナジー・シリーズ)
ENERGY SAVER +
ENERGY SAVER
ENERGY XM1
SUV用 (ラティチュード・シリーズ)
LATITUDE Sport 3
LATITUDE Tour HP
LATITUDE cross
スタッドレスタイヤ
X-ICE XI3
X-ICE 3+
Latitude X-ICE XI2(SUV用)
AGILIS X-ICE
GOOD YEAR
日・ブリヂストン、仏・ミシュランと並び、世界で最大のタイヤ会社3社の1つであり、世界最大のゴム会社の1つ。
グッドイヤーは1999年に住友ゴム工業と包括的資本提携。
日本ではダンロップとの提携関係がとってもややこしい米国のブランドです。
タイヤは品質が高い銘柄が多いメーカーです。
主なブランド
- Vector 4Seasons Hybrid
- EAGLE F1 ASYMMETRIC 3
- EfficientGrip Performance
- EfficientGrip Comfort
- EAGLE RV-F
- EAGLE LS Premium
- EAGLE RS SPORT S-SPEC
- EAGLE REVSPEC RS-02
ピレリ PIRELLI
ピレリ(Pirelli & C. )は中国化工集団傘下のイタリア ミラノに本社を置くタイヤ、フィルターなどを製造する企業。
タイヤ業界で住友ゴム工業に次いで世界6位。
主なブランド
- P Zero
- P Zero Silver
- P Zero NERO
- DRAGON
- P7000
- WINTER ICECONTROL
アジアンタイヤ
オートウェイや楽天、あるいはアップガレージ、イエローハット、オートバックスで買えるアジアンタイヤの一覧です。
Hancock ハンコック
1941年設立の大韓民国のタイヤメーカーである。韓国で1位、アジアで3位、そして世界で7位のタイヤメーカーに発展してきた。
日本国内では日産(OEM含む)や三菱自工(OEM含む)、ダイハツ(OEM含む)、トヨタ・プロボックスなどに新車装着タイヤとして採用され、世界ではメルセデス・ベンツ、BMW、ミニ、 フォルクスワーゲン・アウディグループ、フォード、ゼネラルモーターズ(GM)など多くの自動車メーカーに採用されている。
また、日本のカー用品チェーンであるイエローハットにも「ZETRO(ゼトロ)」ブランドとしてOEM供給している。
主なブランド
- Ventus
- Dynapro
クムホ
大韓民国のタイヤメーカー。2018年より、中国のタイヤメーカー青島双星の親会社であるDouble Star Groupの傘下に入った。1960年に韓国で設立され、韓国内ではハンコックタイヤとネクセンタイヤとシェア争いを繰り広げるタイヤメーカーであったが、錦湖アシアナグループの業績悪化の影響を受け2009年にワークアウト(事業再生法)を申請。その後、中国の青島のタイヤメーカーである青島双星の傘下に入る事となった。
2017年の世界シェアは14位という世界的ブランドです。
主なブランド
- Ecsta
- SOLUS
- ecowing SENSE
- CRUGEN
- WinterCRAFT
ナンカン
韓国のタイヤメーカー。スポーツタイヤからスタッドレスタイヤに至るまで様々なタイヤを製造している。タイヤは日本にも「ナンカン」(Nankang )ブランドで輸入・販売されており、低価格・コストパフォーマンスの高さに加え、日本製よりも18インチ以上のインチアップサイズが非常に豊富なこともあり、VIPカーやカスタムワゴンのユーザーが多く愛用する人もいる。軽自動車用の18インチなど極端なインチアップサイズのタイヤも製造している事で有名である。
他にもアメリカやヨーロッパ、オセアニア、アフリカ等世界中の各国にタイヤを輸出している。
主なブランド
- AS-1
- NS-2
- NS-2R
- NS-20
- NS-25
- AR-1
- ESSEN-2
ネクセン
韓国の大手自動車タイヤメーカー。乗用車用のタイヤの製造販売に特化しており、全世界150か国以上の販売ネットワークで、年間約5,000万本を販売している。
市販用タイヤではNEXENブランドに加えて、欧米向けブランドとしてROADSTONEブランドのタイヤも製造、販売している。2016年にはトヨタグループの総合商社である豊田通商株式会社と日本総代理店である株式会社ネクセンタイヤジャパンを設立している。韓国のタイヤメーカーとしてはハンコックタイヤ、クムホタイヤに次いで同国内でシェア3位。
標準装着用タイヤとしてはポルシェやアウディ、フォルクスワーゲン、フィアット、ルノーなど、ヨーロッパの高級自動車用メーカーに採用され、またアジアでは現代自動車、起亜自動車に加えて三菱自動車やスズキ自動車にも純正タイヤとして採用されている。
主なブランド
- NEXEN (ネクセン)
- N'FERA (エヌフィーラ)
- N blue (エヌブルー)
- N prize (エヌプライズ)
- WINGUARD ice (ウィンガード アイス)
オートウェイでおなじみの銘柄
- ROADSTONE (ロードストーン)
- EUROVIS Sport04 (ユーロビス スポーツ04)
- N blue eco
- N 8000
- N 5000 plus
- CP672
アキレスタイヤ ATR
インドネシアのタイヤメーカー。
主なブランド
- ATR-K Economist
- CORSA
- CORSA2233
- ATR SPORT
- ATR SPORT2
- ATR-K SPORT
- DESERT HAWK UHP
KENDA
KENDAタイヤは世界150か国以上に愛用されるワールドブランドタイヤ。自動車メーカーの純正パーツとしても多く利用されています。
主なブランド
- KR26
- KR20A
- KR20 KAISER
- KR32
- KR30
- KR23A KOMET PLUS
- KR23 KOMET PLUS
- KR28 A/T
- KR201
- KR36 ICETEC NEO
タイヤはメーカー名よりもブランド銘柄が大事
タイヤ購入時のレビューを見る際、
国産が、、という表現が入っているものは基本的に無視するほうが正しいタイヤ選びができます。
- 国産のどのメーカーのどのブランド(銘柄)のタイヤとの比較なのか?
- 装着する車両の車種は?車重は?、主な車の用途は?
- アライメント、およびサスペンションのバネは純正のまま?
こういった部分の仕様がタイヤの乗り心地やグリップ性能に影響が出ます。
タイヤの通販サイトや自動車SNSでタイヤのレビューを見ていると
某アジアンタイヤのレビューで
「国産ほどグリップしないので。。」
「国産より性能いいと思う。。」
など
「国産より、、」といった非常に抽象的な表現が目に付きますが実際は国産タイヤよりアジアンタイヤが劣るなんてこともありません。
タイヤはメーカーではなくタイヤの銘柄で性能が決まります。
国産、アジアンという比較ではなく銘柄で比較すればよりわかりやすくなります。
もう一度繰り返します。
タイヤの性能は
ブランド国ではなく
メーカー名でもなく
タイヤの銘柄で決まります。
国産タイヤメーカーとアジアンタイヤメーカー、あるいは欧州の輸入タイヤメーカー各社ありますが、購入したいタイヤ銘柄がある場合、どのタイヤメーカーがいいのか?という疑問と切り離して考えるべきです。
「タイヤメーカー名」とそれぞれの「タイヤ銘柄の性能」は比較できるものではありません。
タイヤの価格を決める広告費
低価格が魅力のアジアンタイヤを好む当サイト管理人。
金銭的に余裕があれば、国産タイヤを買うはずです。国産タイヤはアジアンタイヤよりCMや各種広告に出稿してるため、莫大な広告費がかかっています。管理人自身もテレビCMによって国産タイヤは素晴らしいものと思い込んでいます。たくさんのCM放映される国産タイヤはそのぶん、アジアンタイヤの数倍の価格で販売せざるを得ないわけです。ビールやタバコのように「購入時に消費者が負担する金額の実態は税金がほとんど」という商品があるように、タイヤの世界では購入時にかかる金額の大半が広告費なんだな、、とわかり始めた今日このごろ。アジアンタイヤも国産タイヤも性能に差は無いのですが、広告費の差が私達消費者のお財布に大きなダメージを与えてくれます。
タイヤ評価ページより
アジアンタイヤはネット販売だけなので国産タイヤみたいにテレビCM代もその他の広告費もまったくかかってない。そのためネットで評判の良いアジアンタイヤの銘柄が多数あるにも関わらす、値段が安いだけで「安物ゆえ悪者」と思われがちです。
国産タイヤと比較して同じ性能かそれ以上の性能があるアジアンタイヤの銘柄が多数あるにも関わらずアジアンタイヤは性能が低いと思われがちです。
アジアンタイヤは莫大な費用のかかるテレビCMをしてないせいで、莫大な費用のかかるメジャーな広告費をかけてないがゆえに安いのです。過剰とも言える広告費、その広告費を商品代に上乗せしてない結果、アジアンタイヤは低価格で販売できています。低価格ゆえに悪く思われがちなのが日本の消費者心理です。
多くの消費者はテレビCMで好印象を受け取った国産ブランドのタイヤにいつの間にか潜在意識をコントロールされています。結果、「テレビCMしてないアジアンタイヤなんて性能低いに決まってる」という印象を与えているのかもしれません。
そうです
国産タイヤとアジアンタイヤの最も大きな差は莫大な広告費を商品価格に含ませて消費者へ届けているかどうか?だけなのです。
テレビCMのほか、自動車評論家が紹介する商品やレース業界で有名所が推奨する商品、そういった車業界のプロがチラつくメーカーやブランドは裏では驚くような高額な広告費が動いている製品だったりするのです。
某広告ライターより
国産タイヤがトレッドウェアの表記をしないのもこれと同様です。
広告内容によって「ありもしない性能まで消費者へ想像させる」
高級ブランド品の広告と国産タイヤの広告は「想像」を生み出す出来のいい広告なんです。
そこに数値で表す真実の性能ど一切不要といったところでしょう。
タイヤ性能は銘柄(ブランド)で決まる 特性を選びましょう
世界ナンバーワンブランドのBRIDGESTONE ネクストリーやエコピアよりもアジアンタイヤのナンカンAS-1やATR SPORT2のほうが同等かそれ以上のドライグリップとウェットグリップ性能があります。
日本ブランドのタイヤよりも静かで高性能なタイヤはアジアンタイヤメーカーのブランドでも複数存在します。もちろんタイヤ購入に際して金銭的余裕があるなら、世界最高峰のコンチネンタルやBRIDGESTONEのプレミアムクラスのタイヤをえらぶのも最高に安心できてステータスを感じれることでしょう。
しかし、グリップ力などの安全性と乗り心地を含めた静粛性を意識した場合、価格が10分の1のアジアンタイヤでも高級タイヤと遜色ない性能の銘柄はあります。
装着する車両によって感じ方は変わるのでタイヤ選びは難しいのかもしれません。
アジアンタイヤでもスポーツタイヤとカテゴリー分けされてる製品はおおむね国産のストリート向けスポーツタイヤ(ヨコハマやポテンザS001など)よりもグリップ力があります。
国産ハイグリップタイヤでもストリート向けからサーキットユースまで視野に入れた製品はアジアンタイヤのハイグリップタイヤ(ナンカンNS-2Rなど)よりもグリップ力が高い製品が多いです。(TOYO R1Rなど)
そんな国産ハイグリップラジアルタイヤよりもナンカンAR-1やATR-K Sportのほうがグリップ力があり、さらにクムホECSTATICV710のようなサーキット専用タイヤも存在します。
アジアンタイヤだからグリップ力が無いという表現はそもそも間違っています。
これに勝てる国産タイヤは市販品で手軽に入手できるものはあるのでしょうか?
静粛性にしても同様に、国産だから、アジアンタイヤだからという比較ではタイヤそのものが持つ性能を理解することはできません。
アジアンタイヤでも安くて静かで乗り心地が良くて、グリップ力もそこそこあって、雨にめちゃくちゃ強いナンカンAS-1のような銘柄もあります。
まとめ
タイヤを選ぶ際は、ブランドの国籍やメーカー名よりも、タイヤの銘柄の特性を判断するとより良い買い物がしやすいように感じます。
個人的にサーキットで遊ぶ際に一般道でいろんなタイヤをテストました。その際、そこそこの種類のタイヤを実際に履き替えて感触を書き残しているので、それぞれのレビューなどタイヤ選びをしてる方の参考になれば幸いです。
現状、市販で手に入りやすいタイヤを比較していくと、
ざっくりですが、
- アジアンタイヤは全体的にコスパがいい
- 国産タイヤはコスパ悪いがかなり性能良い銘柄もある
- 欧州タイヤ(コンチネンタルやMICHELINのハイグレード)は高価だがトータル性能バランス最高峰
個人的にはそんな印象です。
もうひとつ深堀りすると
- アジアンタイヤは広告費が少ない分安くて高性能
- 国産タイヤは商品代に広告費がたくさん含まれる
どちらにも本当に良い製品はあります。
ただし、お金に余裕があれば広告費かかってる(ステータスのある)商品を買いたいものです。
それはみんな同じじゃないでしょうか。
個人的に選んだタイヤ銘柄おすすめタイヤランキング
それが広告の世界なんですよね。。だから有名人も使うよ。