ブーストアップの際、ECU現車合わせでセッティングしてもらうのでついでにカム交換もしたらどうですか?と薦められてカム交換を依頼した。
選択したカムは
東名パワード PONCAM R
ポンカム SR20DET用 Type-R
IN、EXとも256度
なのでノーマルに近いトルクバンドでフィーリングもアップする
らしい。。
カム交換作業を観察
まずはヘッドカバー(タペットカバー)をはずす。
EAIに繋がるパイプ類も邪魔なので撤去。
インテーク側のパイプも一部撤去
で、
タペットカバーを外したところ。
きれいなエンジンの写真
ノーマルのカムシャフトが錆びてたw
四季で気温の変化なんかでサビも出るらしいが。。
長期保管されてる時期があったんだろうね。
続いて
ポチのあるところに来たチェーンのコマにペンで印つける。
IN側もEX側も同様。
ポチ穴がこの辺にくるように最初から組んでたのかな?
ポチ穴のところに印。
続いてチェーンテンショナーを撤去する
恐ろしく狭いところなので難しそうだった。
テンショナーが外れたらチェーンがたるむ。
カムシャフトをとり外すためストッパー類を取り外す。
丸裸のカムシャフト
外したストッパー類
チェーンからプーリーを外してカムプーリーごと取り外す。
この際、チェーンを落とさないようにこんな感じで吊り下げておく。
外したノーマルカム240度IN側EX側共通
と
新しく取り付ける東名ポンカム256度
見ただけでは角度の違いはわからない。
この刻印で何度なのかわかるみたい。
プーリーをポンカムの装着し、(結構な力作業)
元の位置にカムを取り付ける。
カムとプーリーは差し込み角度がノーマルと同じなのでチェーンの目印に合わせてプーリーのスプロケットを合わせれば元通り。
ポンカムの説明書どおり、これでIN側は左からスプロケットの山5つくらいになってた。
IN側装着完了
続いてEX側も同様に
ノーマル外してポンカムつけて
チェーンの目印にプーリーの山合わせて装着。
チェーンテンショナーを戻してテンションかける。
ヘッドカバーパッキン(これは先日新品にしたばかりなのでそのまま使う)をキチンと合わせてタペットカバーを戻し
パイプ類ももとに戻したら取り付け作業完了。
ポンカム装着だけでは絶不調にw
さてさて、うちの180sxと制御するパワーFCで
- ここからエンジンかかるのか?
- アイドリングは大丈夫か?
と心配してましたが、、。
とりあえずエンジンはかかりました。
しかしアイドリングは超不安定。
ハンチングしまくりなのでパワーFCのコマンダーでエアフロ設定Z32エアフロ枠の1~8まである1と2をかなり濃い目145%くらいにしてアイドリング回転数を高め(1200回転くらい)にしてなんとか家まで自走して帰った。
近々パワーFCをキチンとセッティングしてもらわないとまともに走れる状態ではなくなった。
ポンカムとはいえ
ポン付けでそのまま動くのはエアフロとかインジェクターとかレギュレーターとかのバランスがそれぞれ違うのでポン付けでそのままフルスロットルに出来るようなものではないようです。
エクセルショップのソフト使わないと動かせない感じ。
まあ、ウチの180sxは
先日エアフロとインジェクター交換してパワーFCもテキトーに自分で合わせただけだったのでプラグがこんな状態。。w
とりあえず燃料めちゃ濃い目で設定してたから
低速はかなりカブり気味の状態。
まあ、エンジン始動はこの寒い気温4度くらいでも普通にできてアイドリングはハンチング(400回転~1200回転で行ったり来たり)で交差点待ちでエンストしまくりの走行中シフトチェンジでエンストしまくり。
そんな状態です。
専門家にちゃんとECUセッティングしてもらわないとポンカムつけただけでビシバシ走れる車体ではなかったという感じでしょう。
近いうちにセッティングしに行きます。
たぶんスロットルに合わせたトルク感はアップしそうな雰囲気だけは感じております。