見たとおり、僕のジーノは軽自動車、しかもFF車でありながら前後でホイールが違う。
ドリフト車のようなFR車ならありえるセッティングかもしれないけど
FF軽自動車で普段乗りでずっとこのホイール組み合わせ異サイズで異なるタイヤの組み合わせ。
前後違うホイール&タイヤサイズで乗る理由
結論からいうと
なんとなく
安全さ、軽快さ、スポーツ走行という自分が求めるバランスを保ってる気がするから。
という感じです。
たまたまホイールセットが2つあって、ホイール交換してる最中に出かけて、そのままというのも大きな理由ですが(笑)
ひとつはハイグリップラジアルの太いもの
165/55/R14 オフセット+43 ATR-Kスポーツ(ハイグリップ)
スポーツ走行の際に使う予定のハイグリップタイヤと14インチホイール組み合わせ。
もういっぽうはエコタイヤで普通サイズ
155/65/R13 オフセット+38 ブリジストン ネクストリー(エコタイヤ)
普段乗りに乗り心地重視のふわふわタイヤと小径ホイールの組み合わせ。
という2セットのホイールとタイヤがあります。
現在は
幅165mmの14インチハイグリップをフロントにノーマル同等のオフセット(+43mm)
幅155mmの13インチ普通タイヤをリアにセット。ややオフセット(+38mm)
言葉で説明すると
フロントはノーマルタイヤよりやや太めでハイグリップ。
リアはノーマルタイヤ同等のグリップと太さだけどトレッド幅を広げた。
これによって得られるメリット
- フロントのタイヤグリップが強いため急制動(急ブレーキ)で制動距離がかなり短くなる。
- つまり安全性を獲得するためにはハイグリップはメリットが大きい。
- リアタイヤのトレッド幅が広くなったおかげで高速走行時の直進安定性が向上
(ハンドルセンターがしっかりした)
こんなところです。
フロント、リアともにハイグリップを履いている時よりリアに転がり抵抗の低い小径タイヤを履かせるほうが燃費が良くなり、かつ軽自動車なので少ないパワーをリアタイヤに食われすぎずに済む。
偏平65なのでやや空気圧を低くすることで剛性の低い車体でも乗り心地を良く出来る。
この組み合わせで感じるデメリット
- 決して見た目が良いとは言えない。
- フロントとリアのグリップが明らかに違うためスポーツ走行で自重が必要。
(コントロールに慣れれば問題ない) - リアのトレッド幅が広くなったことで街中などの小回り旋回性はやや低下してる。
(前後ネクストリーの場合と較べて感じる) - 速く走るためのスポーツ走行には向かない
ということで
見た目はイマイチですが見慣れると昭和のガキ車っぽくて気に入ってる部分もあります。
前後異サイズさらに異なるグリップ力につき、スポーツ走行でのコントロール性はピーキーでわかりにくい挙動も発生することがあります。
しかし慣れれば前後「ハイグリップよりも低い限界特性ゆえの奥ゆかしい愉しみ」というものも味わえます。
雨の日なんかは前後4輪いい感じでスライドするので4輪ドリフト気味な走行も安定してる。
偶然だと思うけど個人的にはいいバランスだなあと感じるシーンも時々有ります(笑)。
前後ホイールを違うサイズ、違うものにする理由は人それぞれ
バランスとは
ちょっと崩れたところに喜びや美しさが見え隠れする時がある。
こんな名言をどこかで聞いたのを思い出しながら
自分は2セットのホイールとタイヤを組み替えながら乗っているといったところです。
はい、
個人的な愉しみなのです。