朝から気温が低いので鈴鹿ツインにでも走りに行くか、、
と向かったものの鈴鹿地方は雨
雨のサーキットかぁ、、
初代180sx(白ボディ)クラッシュで全損させたのもウェット路面だった。。
とトラウマなウェット路面。
でもまあ、せっかく来たのだから雨の日の安全運転のため走行練習を行うべくピットへ。
そしてフリー走行開始
雨の日の走行でわかったこと
タイヤの空気圧は先日このタイヤ(TOYO R1R)で走行した晴天時(ドライ路面)と同じ空気圧で走ってみた。
冷間時 2.0程度の空気圧で4輪とも揃えた。
そして走行後空気圧をみると
2.0から変わらず
なんと、いつもなら1週で空気圧が0.2~0.3上がるこのミニコースでクーリング走行含み6週ほどして空気圧は一定。
路面には多少の水たまりがあるものの、走行には問題ない程度
走行中ずっと雨水が路面に降り注いでたものの排水性の良い路面だった。
タイヤは常時濡れたままだといろんな違いがある。
走行時における速度はドライのときとの違い
- ブレーキングが少し早め
- 旋回速度はやや遅い
- 立ち上がりのアクセルオンはかなり遅め
こんな感じなのでタイムも遅くなる
鈴鹿ツインサーキットGコース ウェット 天候 雨
タイム 45.73
終始46秒程度のタイムだった。
あくまでもこの180sxと自分の運転技術からのタイムですが、最近は慣れてきたので安定したタイムが出ます。
ちなみにドライ(晴天)でのベストは 42.009
同じ205/55R16サイズのタイヤで晴天時と比較して3.6秒ほど違いが出てる。
これでいろんなことがわかりました。
雨の日は
- コーナー進入の減速時間が長い(数メートル前からブレーキング)
- コーナー進入速度が低い(数キロ)
- コーナリング旋回速度が遅い(数キロ)
- 直線への立ち上がりで踏めない(数秒)
- 直線で速度が乗り切らない(数キロ)
こんな感じで全体的に車速が遅くなるようです。
しかし一方でこういうメリットもあります。
- 常時ラジエーターに水がかかるため冷却がすごい(いつもは1週でクーリングするところ3週連続で全開走行が可能になった)
- インタークーラーにも水がかかるため直線加速の伸びが体感できた(いつもの晴天時より明らかに加速が伸びた)
- タイヤが熱を持たないため熱が入りやすい(空気圧があがりやすい)タイヤでもタレない
- コーナリングで多少無理してもタイヤが削れない
タイヤが削れないのは想像できましたが、雨が自然のインタークーラーウォータースプレーとなりラジエーターにもウォータースプレーを常時噴射してるような状態だった。
おかげでコーナリング速度などは落ちるもののエンジンは絶好調でかなりの加速を見せてくれた。
それらのメリットとデメリットの混合によるタイム差が3秒程度という感じ。(1周1km程度のコース)
それと、
R1Rのウェット性能はスゴイ
雨のサーキットでほとんど削れることもなく
冷えたままの状態でビシっとグリップする。
一般道でもこのタイヤほど雨のハイグリップを感じたタイヤは少ない(ATR-K Sportsくらいか)。
世の中のあらゆるラジアルタイヤの中でこのタイヤ以上のウェットグリップがあるタイヤは無いと言い切れるくらいだと思いますよ。
同日のフリー走行では他にもシビックやDC2インテ、FDなどが走行してましたがかなりのウェット路面だったのでみんな踏めてなかったみたい。いつもはこれらの車種にタイムで勝ることはないのですがこの日ばかりはタイヤの差で何度も追いついた。
R1Rのウェット性能はピカイチだということも今回わかりました。
いやはや
勉強になりました。
インタークーラーウォータースプレー欲しいなあと思う次第ですw。